2023-8-12「一日溶けました」
あいかわらずこのゲーム楽しんでます。
このあいだバージョンアップがありまして、
「アンチロック・ブレーキ・システム」が搭載されました!
とアナウンスがありました。アンチロック・ブレーキ・システムというのは現実の車にもついている、ブレーキをかけたときにタイヤがロックしてしまってスリップしてしまい、車のスピードが下がらないうえコントロールもきかなくなる、という危険な現象をふせぐ機構のことですね。
なるほど、それはいいなあ、とも思ったんですが、
このゲーム、ずっとプレイしてきていままで何度もブレーキを踏んだことがあるけれど、ロックして困ったことがなかったけどなあ? 本当に必要なのかなあ? とも思ったんですね。
じっさいにバージョンアップされてみると、
なるほど!
ブレーキをかけた時の挙動がリアルになっている! タイヤがロックして金切り音をあげ、後輪がすべりはじめて姿勢が曲がってしまう!
これは要りますね、アンチロックブレーキ……!
なんとなく、マッチポンプな気がしないでもないですが、こっちの挙動の方がリアルなのでいいと思います。
そして、ホンモノの車のダッシュボードとは別物になるので、リアルとはいいがたいダッシュボードの製作も、良い感じになってきました。
右側の丸内のバランス調整に時間をかけました。大きく白色で現在時刻表示、上に緑色でETA(予想到着時刻)、下に青でTIME TO REST(休憩までの時間)を表示しました。
いい感じになってきたのでサムネイルも描きなおしました。
いまのところ未公開なのでひとりで使ってるだけですけどね。
modマネージャのなかに並んでいるとテンションあがります。
目玉機能はこの「グリッド表示モード」です。
ダッシュボードをウインドウ上でグラフィカルに編集できるようなソフトは、私の知る限りまだありません。どうやるのかというと、
ui::text_common : .clock.eta {
value: "12:34"
look_template: aot.s2016.eta
text: ""
coords_l: 236
coords_r: 670
coords_t: 340
coords_b: 204
id: 1530
layer: 1
my_parent: .share.display
}
ui::text_common : .clock.rest {
value: "12:34"
look_template: aot.s2016.rest
text: ""
coords_l: 236
coords_r: 670
coords_t: 88
coords_b: 0
id: 1540
layer: 1
my_parent: .share.display
}
このような感じで座標値を入力していかなければなりません。
座標を少し変えては、ゲームを再起動して確認し、また座標を変えてはゲームを再起動して…というのを延々繰り返さなければならないのです。
さきほどのグリッド表示によってある程度の座標値を測定しながら目視確認できるので、自画自賛ながら非常に助けになりました。
とはいえ、少し修正してはソフトを起動して確認する、という作業じたいがなくなるわけでもありません。地道な作業ではあります。
vs codeエディターで少し修正しては、zipで圧縮してmodフォルダにコピーします。
ゲームを起動。ゲームの起動時間もそれなりにかかります。
休み前に買ったマンガや、おもしろい本をかたわらに置いて読み返して起動を待ちます。起動したら目視で確認したり、グリッド表示をオンにしてスクリーンショットを撮って、拡大して確認します。
バランスが悪いなあ、と思ったらグリッドを参考にしたり、GIMPでじぶんで仮合わせをしたりして座標を調整するところからやり直します。
ときには記述を間違えていたり、使えない組み合わせだったりするのでゲームが立ち上がらないときもあります。そういう時は修正をもとに戻したりしながらどこが悪いのかをひとつひとつ探す必要があります。
実際のゲームで確かめたいなあ、と思ってトラックの仕事をしてみたり…
そういうことをずっとやるのはとても楽しかったです。
楽しかったのですが、
休みが一日溶けてなくなってしまいました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!