7月30日「ゲーム内でもローン地獄」

ゲームをしている時などにふと、

自分の心はいったい、何があれば満たされるのか？

と我に返ることがあります。

畑をつぶして大きな住宅を建てているはずなのに何か、満たされない気分がしていました。

このファーミングシミュレーターというゲームは農業機械の再現に開発パワーのほとんどが注がれているため、住宅は眠るための場所でしかありません。

いや、扉を開けて中に入ることすらできず、ベッドすら存在しないこのゲームにあっては、眠るための場所どころか、扉の前の「！」マークの場所で季節や時間をスキップする機能のポイントでしかありません。

そのあたりでしょうか、わたしの満たされない気持ちは。

家でつぶされてしまった農地は、腰の高さまでのびた雑草に覆い隠されています。

家の前には苦楽をともにした作業機械、どれも泥にまみれています。たくさんのアタッチメントは置く場所がなく、近所の斜面に野ざらしになっています。

そうか……。ようやく自分の心がわかったような気がしました。

わたしが欲しいのは家じゃなくって車庫だったようです。

ガレージがほしい！　マイ車両をちゃんと格納してあげたい！
洗車設備も据え付けて洗ってあげたい！
あとこんなマップのはじっこは嫌だ！　ショップの近くがいい！

やっぱりそうですね、新天地に移動しましょう！
いままでも「いつかはそうしよう」と思ってちょろちょろとお金を貯めてはいたんですけれど、なんやかんやで遣ってしまうし、いい加減この状況に飽き飽きしてきました。

データを新規作成してやり直してもいいくらいですけれど、せっかくゲームなんだからもっとあそびましょう！　借金して土地を買います！

オラーッ！ 15万ドルの借金ができました。

場所はここ。ショップの向かいです。おりゃ！　購入！

トラクターを飛ばして、実際に来てみました。なかなかの広さの農地。次は農地以外の部分に建物を建てたいのですが……

土地の境界が入り組んだカタチをしており、ゲーム的に実際に使える土地なのかどうかもわからないため、「塗装」機能で境界線をひいてみます。

トラクターがこの大きさになるくらいですからまあまあの広さはありますが、やはり木が生えてる部分にも建物を建てたいですね。

というわけで向かいのショップでチェーンソーを買ってきました！

楽しい！　木を切って、枝もどんどん落としていきます。

でかい木材を撤去したり、トラックに積み込んで売りに行くときこそ重機の出番なのでしょうが、材木を運ぶのに何が必要なのかもわかりませんし、借金だらけなので別の機会にしたいです。

200kgまでなら手で持って運べるので、切り刻んで近所の池の横まで持ってって放置しています。200kgってすごいですね……

うおー、ものすごい大変な作業です！　しかも作業がぜんぜんお金にならない！　すでに15万ドルの借金があるのに！　でも超面白いです！

あれだけあった木をあらかた倒して、低木も「塗装」で消滅させたのでかなりスッキリしてきました。さて、そろそろガレージを建てましょうか。

もちろん所持金が足りませんのでローンおかわり。15万ドル追加融資をうけて借金総額が30万ドルになりました。

おおおお！　テンションあがってきました。

一応母屋も買っておきますね。ああトレーラーハウス。これでいいですね。

元の場所にもどり、32か月暮らした住宅を売り払いました。

家を建ててボコボコに穴が空いてしまった農地。このまま売り飛ばしてもゲーム上は問題ないのですが、平坦な農地に戻してから売却します。

地形を平坦化して、プラウという器具を使って畑を開墾していきます。

土地売却による収入でローンを返します！　残り債務10万5千ドルか……一時期30万ドルまでいってたので大したことないように思えてきました（危険）

さてはたして新天地で借金を返済することができるのか……？

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました！