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Cosense(Scrapbox)に学びをまとめる

こんばんは。shiroです。
まだ7月なのに暑い日が続きますね。本格的な夏が来たことを感じます。

私はストックしておきたい情報や学んだこと、読書記録などをCosense(Scrapbox)にまとめるようにしています。
Cosenseは一言でいえばメモツールです。今年の5月にScrapboxから「Helpfeel Cosense」(ヘルプフィール コセンス)に名称が変わったそうです。名前が変わって2か月ほどですがまだなかなか慣れません。

Cosense(Scrapbox)の使い方については過去の記事でも何度か紹介してきました。読書記録をCosenseに書いていることや、RSSツールで集めた情報のうち特に気になった情報をまとめていることについて書いていますので、良かったら読んでみてください。

現在は読書記録や情報のストックのみならず、自分の関心のある分野について学んだことをすべてCosenseに集約するようにしています。NotionやObsidianなどで同じように勉強ノートを作成している方もいるのではないでしょうか。Cosenseをいつから使い始めたのかはよく覚えていませんが、今では私にとって勉強するうえで最も重要なツールになっています。
ということで、今回はCosenseを使う上で工夫していることについてご紹介します。


Cosenseを使う上で工夫していること

Cosenseを使う上で工夫していることは以下の通りです。

①原則として、1つのページに書く情報は1つに絞ること
②タグを使ってページ同士につながりを持たせること
③継続して学んでいる分野はまとめのページを作成すること

工夫していること

①と②はCosenseの通常の使い方ではないでしょうか。Cosenseはカード形式のメモツールなので、1つのカード(ページ)には1つの情報を書くようにすると、後から振り返るときにどこに何が書いてあったかを迷わずに済みます。また、「#」を使ってカード(ページ)にタグをつけておくことで、同じタグが付いたページに簡単に遷移できるようになるのです。

③について以下でもう少し詳しく紹介していきます。

まとめのページを作成する

まとめのページを作成するようになったきっかけは、効果的な目標設定の方法について学びたくて本を読んだりWeb上の記事を読んでCosenseに得られた情報をまとめていったことです。
当時も新しく学んだことは出典をつけながらCosenseにまとめていて、タグをたどればページを一覧できるようにはしていました。しかし、調べるうちに一口に目標設定の方法を学ぶといっても、「目標設定の方法」、「GROWモデル」、「SMARTの法則」、「立てた目標を再考する」、果てには「目標を設定しない」などたくさんのページができてきて、タグだけではなくて1つのページにまとめられると良いなと思いました。それで「☆目標設定のページ」というページを1つ作ってその中に各ページのリンクを張り付けてみました。Cosenseでは常に先頭に表示したいページがある場合は、ピン止めすることで並び替えてもいつでも先頭に表示できるのでそれも活用しています。

☆目標設定のページ ←ページタイトル

#目標 #アウトライン ←タグ

## 目標を設定する ←項目
・[目標を設定する] ←各ページのリンク
・[目標設定の方法]

## 目標設定に役立つモデル
・[GROWモデル]
・[目標設定の「SMART」]
・[SMARTの法則]

## 目標設定の例
・[目標設定の4ステップの例]

## ちょっと立ち止まって
・[その目標は本当に自分が望む目標なのか?]

## 目標を設定しない
・[より良い結果を得たいなら、目標を設定するのは忘れよう。かわりに仕組みに集中しよう。]

まとめページの例

まとめのページのメリット

まとめのページを作成するメリットとして、ページが散逸しないことが挙げられます。各ページに重みづけや階層がなくて、リンクをたどることで他のページにつながることがCosenseの強みだと思いますが、それでも親となるページが欲しいこともあると思います。そういう時にまとめのページを作成すると良いと思います。

またまとめページを作成することでは、特定の分野を学ぶためのベースとなるノートのようなページを作成しているとも言えます。
Cosenseでは複数のプロジェクトを作成することができるので、分野ごとにプロジェクトを作成してノートのように分ける方法もありますが、私はプロジェクトを分けずに1つのプロジェクトに何でも入れるようにしています。まとめページを作っておき、ピン止めで先頭に来るようにしておくことで、どれだけページを作成しても自分が学んでいること、興味があることが何であったかを常に意識できるようになりました。

Cosenseの活用

新しく知ったこと、学んだことはすべてCosenseにまとめるのを徹底しているおかげでCosenseを開けばこれまでに学んだことや読んだ本をすぐに確認できるようになりました。また、複数の本で同じ理論について言及していることはよくあることですが、本を読んでこれは前にも見たことがあるぞと思ったら、Cosenseを見ればどの本でどんな風に言及されていたかを確認することができます。
出典を併せて記録しておくことが前提ですが、気になったことはすべて書いておくことで、何で読んだんだっけ?ということがなくなる上に、この本ではこういう風に書いてあったけれど、こちらでは少し視点が異なるようだというような気づきも得られます。

終わりに

Cosenseの良さは情報を簡単に一覧できることにあるのではないかと思います。ページをリンクさせやすいことに加えて、他の似たようなツールとは違ってカード型であるところが私の一番気に入っている点です。ページが増えてきた今、その使い心地の良さを再認識しています。Cosenseに教務のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

今日はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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