ガールスカウトの良いところー自立心を養えるし、今どきお電話でのやりとりの練習ができる
ガールスカウトを褒めてばかりだが、実際よい習い事だと思うのである。
小学生になり、お客様から少しだけお仕事を任せてもらうようになった。
とはいえ、次の集まりはなんですか?というお電話をガールスカウトのリーダー(大人の責任者)にかけるだけだけど。
この予定確認のため電話をかけるという習慣は絶えて久しい。
メール、そしてチャットアプリが現れてから本当に消え去った。
なのでよく会社員になったばかりの新卒が電話でトラブルという話はよく聞く。
それを1年生から練習するのだからありがたい。
日時時間の聞き取り方やメモの仕方、電話の話し方切り方を親が教える機会をくれる。
こういうことを、距離のある他人とやれるのが中間集団の良いところである。
トクヴィルのいう多元的な中間集団こそが民主主義の要点であるという話も踏まえても、ガールスカウトやボーイスカウトのようなものに、入る人が増えてほしいものである。
会費も安いし、服もお下がりがあってお金もそれほどかからず、様々な手作りイベントに参加して行くこともできる。子どもの成長にはもってこいだと思う。