風花雪月　２種の魚のバター焼きの再現

　先日釣りに行ってきた(1つ前の記事のことである)。やまめが嘘みたいにたくさん釣れて、その場でも食べたのだが半分はクーラーボックスで持ち帰った。
　やまめを食べるなら塩焼きである。基本的には川魚は塩振って焼いたら美味しくなる。だが、せっかくだから違う食べ方もしてみたい。塩焼きは釣り場で食べたしね。

　というわけで、「ファイアーエムブレム風花雪月」よりガルグ=マクの食堂で食べられる2種の魚のバター焼きを再現してみようと思いたった。1種しか魚はいないけど。
　川魚は水分が多いので、持ち帰ったら薄く塩を振ってキッチンペーパーにくるんで冷蔵庫に入れた。エラと内臓は釣り場で処理済みである。
　作る工程の写真は撮り忘れたが(なんせ夕食作りは時間との戦いである)作り方はある程度覚えている。

　キッチンペーパーを剥がしたやまめを水で丁寧に洗い、キッチンバサミで頭とヒレを落とす。包丁を使ってもいいのだが、やまめの表面がぬるぬるしていたのでこれは危険だとハサミを使用した。鱗は無いから皮も剥がさずに食べます。
　まな板の上にやまめを並べ、胡椒とクレイジーソルトを擦り込む。普通の塩でもいい。クレイジーソルトの方が風味が良い気がするからそうしただけだ。塩胡椒を擦り込んだら、少し馴染ませる。その間にタルタルソース作り。

　タルタルソースは電子レンジで簡単にできる。玉ねぎのみじん切りと溶き卵を耐熱のお椀に入れて、1分半くらいレンジでチンしたら荒熱を取って塩胡椒とマヨネーズで和えるだけ。茹で卵は作らなくてもこれでタルタルソースの出来上がり。好みの漬物をみじん切りにしたものを混ぜても美味しい。

　塩胡椒が馴染んだやまめに小麦粉を薄くまぶして、バターをたっぷり入れて熱したフライパンにイン！　この時点でめちゃくちゃいい匂いがするからぜひ作ってみてほしい。片面がこんがり焼けたらひっくり返して蓋をして火を弱める。あとは副菜を皿に盛り付けて焼き上がったバター焼きを乗せると……。

　2種の魚のバター焼き、完成〜〜〜！！！

　今回は小さいやまめをぶつ切りにしてヒヨコマメと一緒に魚と豆のスープ、あとブルゼン(甘いくるみパン)も焼きました。うまい、うまい……。

　やまめは塩焼き！　のイメージが強かったけど、ムニエルにするのもめちゃくちゃ美味しかったしいくらでも白ワインが進みましたね。ガルグ=マクのご飯は全部お酒に合いそう。
　魚と豆のスープも思いつきで作ったにしてはとても美味しかった！　タルタルソースの残りの玉ねぎのみじん切りとヒヨコマメをオリーブ油で炒めて、そこにぶつ切りの魚を入れて水とコンソメで煮るだけ。簡単すぎるのに臭みも無く美味しい……。

　今回は2種の……と言いつつ1種の魚になってしまったけど、ガルグ=マクなら食堂の前に釣り池があって何種類か魚が釣れるからいいなぁと思ったりなどした。そりゃ魚料理も多くなるわ。
　「風花雪月」のご飯は再現のしがいがあるしまた作ります。なにより美味しい。ガルグ=マクの食堂のおばちゃんになって生徒たちにごちそうさまでした！　を言われたい人生だった！