アラフォー女性の婚活の根本的な困難の原因。それは女性の加齢による結婚対象としての価値が急降下するがゆえの葛藤

既に私自身も主に去年からのアラフォーでの、婚活の様々な困難を再確認していることもあり。
何で日本では未婚女性達の年齢が高くなってからの婚活がこんなにも困難であるのか?について、再度の考察を私は試みた。

既に下記のようなことについては各所で言われている通り。

容姿や学歴・収入などの条件の良い、あるいはそこまでいかなくとも平均レベルの男性であり、結婚に向いている未婚男性達の場合。
少なくとも35歳くらいまでにはその多くは結婚をしてしまい。

アラフォー女性達の結婚対象となる条件を備えた未婚男性達を探すのが難しくなってきてしまうからだろう。

結婚に適した未婚男性は35歳までにはほぼ結婚済み説は私の見た所、もはや定説化をしているように見える。

最近の以下の婚活関連記事で私が見かけた、 人材コンサルティング会社社長・川崎貴子氏の名言も改めてそれを私に再認識をさせる。
心が安定していて、誠実で覚悟がある人は、35歳くらいまでに結婚してしまうから。特にあなたのようなハイスぺ男性は、女性からモテて、チヤホヤされているうちにあっという間に40歳になってしまう。」
(ちなみにこちらの言葉も名言。「結婚は投資と胆力と研鑽が必要な、人生の難事業のひとつ。」長期間に渡り、良い結婚生活を維持するのにはお互いの継続的な努力が必要ということだろう。)

「真剣に付き合っていた彼女が、別の男とエーゲ海で突然挙式」37歳の高身長イケメンが「永遠にセカンド体質な理由」

3/28(火) 21:01配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/ccdd53091553cac84083313e176bae9397082771

つまり、35歳を過ぎても未婚の男性達の場合。
低収入・清潔感なし・容姿が良くないなどの異性としての魅力に欠ける。
他には容姿や学歴・収入などの表面的な条件はそれなりに良くても。
本人が結婚に向かないと思われる要素を備えている場合。
極度に神経質・孤独が好き・浮気症・浪費家・吝嗇家など。
あるいはバツイチ子持ちなどの、事情があり率が高くなってきてしまう。

他にもアラフォー未婚女性の婚活が根本的に困難であることの理由としては。
日本では男性に比べ、女性の方が加齢による、結婚対象としての価値が急降下傾向だからである。

一般に女性の方が男性のような様々な積極的な行動や能力が異性にモテるために求められることも少なく。
外見・会話能力・積極性・学歴・年収など。

基本的に若いというだけで、女性は多くの男性からモテやすい。
若さゆえの、女性のボーナスステージである。
だがその年齢だけで時には実際のその女性の魅力以上にモテたり、一時的・一過性と言えども。
それでも時には自分よりも格上の異性と交際ができたりなどの、女性特有の恩恵を受けられる代わりに。

30歳くらいになった途端、多くの女性達はモテなくなる。
(多少の女性達の個人差はあるだろうが。だが明らかに「ペアーズ」などのマッチングアプリで、多くの女性達がモテなくなってくるのはその年齢からである。)
実際に若い女性達よりはその容姿が衰えてきたりなどの、理由もあるだろうが。
他にも大きいのは女性達は年齢が上がれば妊娠や出産も難しくなってくるからだろう。

一方、男性の場合、若いというだけで、女性達のように特別に異性からモテるようなこともなく。

そのようにその男性自身の先天的な魅力や後天的な努力によって、身に付けた異性としての魅力や地位などの向上により。
女性の場合よりも比較的、緩やかにそのモテ度を高めていく傾向である、男性達の場合は。

女性達のような特定の一時期の間のみの爆発的なモテとは無縁ではあるものの。
代わりに加齢により、異性からモテなくなる、結婚対象としての魅力低下は女性達よりも緩やかである。

昔からモテていない男性は一層モテなくなるだけだし、昔からモテていた男性もそれなりの範囲まではモテ度の維持はできるだろうが。
それでも明らかに同年代や少し年下の女性だけなど。
明らかにそのモテる対象の異性の幅も若い頃よりも確実に狭まっていく。

男性達は婚活市場においては加齢により、徐々にその存在が崖下に追いやられていくのに対し。
女性達の場合は加齢により、ある日、自分でも気づかない内に一気に崖下に突き落とされるということである。

(ある意味では男性達の異性からのモテというのは。彼らの、それまでの恋愛においての、数々の経験や女性にモテるための、様々な努力に裏打ちされた、中身のあるモテであることが多く。一方、女性達のモテの場合。
その女性自身が若いということ、女性であるということそのものがモテる理由になっていることも多く。つまり、ほぼ表面的な理由だけで、男性達からモテてきたものの、実際には中身がそんなに伴わない、上辺だけのモテであることが多いのかもしれない。年齢が上がってきた途端、多くの男性達からモテなくなり、悩む女性が多くなってくるのも。こうした男女のモテの性質の違いもあるのかもしれない。)

つまり、婚活において、未婚女性の方が未婚男性の場合よりも加齢による結婚対象としての価値が低下することの不利が如実に現われやすく。

それゆえにこそ、多くの未婚女性達の方は。
自分の若い頃とは異なり、明らかに自分よりも容姿などの異性としての魅力や知性や教養などの自分のレベルよりも数段下の格下の相手・条件が悪いと思われる相手。
それらの相手でも許容せざるを得なくなりやすいからである。

相当に年上・容姿や学歴などが自分よりも下など。あるいはバツイチや子持ちなど。

その原因としては。
その女性達よりも格上、あるいは同格の男性は男性で。
彼らの多くは自分よりも年下の女性の方に視線が向きやすくなってくるからということもあり。もちろん、そうした男性達が全員ではないものの。

また、男性は加齢による結婚対象としての価値の低下についても。
自分の学歴や年収などで、それなりにカバーをすることもできることもあるのに対し。
女性の方はそうしたものにより、加齢による結婚対象としての、価値の低下のカバーをすることが難しいからである。
女性の方が男性の場合よりも容姿や若さを求められやすいということも関係し。

アラフォーにもなってくると女性は自分と同等のレベルの異性を求めるだけでも。
それだけでも結果として、彼女達のそうした要求でも高望みとなってしまうということである。

それでもこの点についてはけして、多くの婚活業者・恋愛・結婚コンサルタントなども言及しようとはせず。
婚活女性達の高望みが主な原因であるかのように主張をしているが。
おそらくはそうした事実の指摘をして、顧客の女性達が減少するのを恐れてのことだろうが。

確かに婚活においてはよく言われているように。
婚活をしている未婚女性達が現実に高望みをしている場合もあるのだろうが。

しかし、必ずしも婚活市場での自分のことや自分自身の価値について、客観視をすることができていない女性ばかりでもないだろう。
だから本当に客観的に自分と同等の相手を探していても。
それでも婚活市場などで出会うのは自分よりも格下の男性ばかりというケースもあると想像される。

だから婚活においては女性の方が男性よりも。
いろいろと相手に対しての、自分の求める要求をあきらめたり、折り合いをつけなければならない部分が多くなってくる。

ところが現実問題として。
多くのアラフォーの未婚女性達は自分よりも格上の相手どころか。
自分と同格の男性とですら結婚が困難になりやすく。
そして、そんな現実に遭遇し、最終的に彼女達の多くが至る結論として。
それならばもう自分は結婚はあきらめようとなるということだろう。

よく、婚活女性達の主張の例として。
婚活パーティーでは女性達はレベルが高い女性ばかりなのに男性達の方は数段レベルの劣る男性達ばかり。
婚活パーティーに参加をする男女の、異性としてのレベルが釣り合ってはいない。

これも同性に甘い女性達の勘違いだとして、片付けられやすいが。
しかし、この男性の婚活系ユーチューバー がんばるキリギリス婚活CHの動画で、既にこうして自分自身も何回も婚活パーティーに参加をしている、こうした男性の動画での体験によれば。

アラフォー男性 婚活パーティーあるあるについて語る 意外な事実

https://www.youtube.com/watch?v=CVpSTte-xfA

この婚活パーティーの意外な真実と噂を検証するという内容では。
そしてその中の「5 . 婚活パーティーで、イケメン・美人がいないは○○」についての検証であるが。
よく、婚活パーティーにはイケメン・美人はいないと思われているが。

だが自分の体験では。
さすがに芸能人レベルの容姿の男女は見かけはしないものの。
それでも中にはイケメン・美人が参加をしていることもある。

同時にこのユーチューバーは自分の数多く参加をしてきた婚活パーティーにはサクラはいなかったとも語っている。

特に意外な結果として。
美人の参加者が多い年齢層は20代よりも30代であったという。
(ちなみに男性側の容姿レベルの方はほぼ、彼らの年齢と比例をする結果であったという。)

このように何度も婚活パーティーに参加をしている男性自身も。
婚活パーティーにはそれなりに美人が参加をしていることもあるという証言をしており。

婚活パーティーの女性の参加者は綺麗な女性ばかりなのに。
それに対して、男性参加者の方はそれよりもレベルが落ちる男性ばかり。

このような恒例のアラフォーの未婚女性達の主張にもそれなりの信憑性はあると考えられる。

アラフォーの未婚女性達の、その加齢による、自分の婚活市場での女性としての価値の大幅な低下とそれにより、自分よりも数段、格下の男性としか出会えなくなってくることを回避するための対策としては。

それまでよりも婚活の場に限定をせず、男性との出会いの場を広げる、自分の女性としての、容姿や年齢以外の付加価値を上げるなどのことくらいしか、見つけにくくなる。
それがコミュニケーション能力か、人間的魅力か、収入などかは人それぞれだろうが。

だがそれでも。
アラフォーの未婚女性達の多くが直面する、その年齢の壁及び年齢による結婚対象としての価値の急降下については。
それらをもってしても食い止めるのが困難な性質のものだろう。

また、出会いの数とその質を同時に上げること自体も難しい。
婚活市場だと同じようなタイプの男性しかいなかったりするし。

何回も婚活パーティーに出かけたり、結婚相談所で多くの男性に出会っても。
それでもいつまでも良い人に巡り合えないと嘆く女性達が多いのも。
そうした事情も関係しているのではないのだろうか。

そして私自身も。
アラフォー未婚女性である自分にとっての、婚活というのは。
莫大な時間とお金の無駄でしかないという結論に達したので。
(私のような年齢の未婚女性の婚活の、その根本的な困難に加えて。
私自身の男性に対するストライクゾーンが狭いこともあり。)
恋愛や結婚に関しては自分にもいつかご縁でもあれば程度まで、その期待値も大きく変化をしている。

婚活についてこれも時々、私なども耳にする話として。
婚活をしている男女は恋愛市場での、いわば負け組であり。
つまり、学生や社会人の間にモテなくて、結婚相手を自分で探し出せなかった。
婚活というのはそんな人々の間での、敗者復活戦。
だからそんな条件が良かったり、魅力的な相手を探そうとすること自体がまちがっているとか。

だが個人的には私はこれには異議ありである。
昔から恋人が欲しくて、自分なりに積極的に相手を探していても。
それでも自分の思うような相手と交際をしてもらえず、フラれ続けてきた。
あるいは交際をする恋人自体ができない。
そのような男女は恋愛市場での負け組になるのかもしれないが。

他にはそれなりの年齢になるまで、仕事や趣味などの、恋愛や結婚よりも遥かに自分が興味を持つ優先事項があり。
それで恋愛や結婚を後回しにし続けて、結果的に未婚という男女もいるだろう。
そして、私もどちらかと言えばそちらのタイプである。

そもそも、そうした彼らは今まで、恋愛という競争自体にも参加をしていないのだから。
だから恋愛市場での彼らは敗者というよりも未参入者、あるいは後になってからの新規参入者とした方が良いだろう。

だから実際には今まで恋愛や結婚に関心が薄く、それなりの年齢になってからの相手探しを始めた未婚者の婚活というものは。
敗者復活戦というよりも椅子取りゲーム、埋蔵金発掘のようなものではないのだろうか。

既に大半の良さそうな席、目ぼしいお宝・金鉱などはほぼ他者に取られてしまっている。
だがそんな中でもマシな席、まだ他の誰かに発見をされていないお宝を見つけ出す行動。
それが婚活ではないのだろうか。

だからそれなりの年齢になってからの婚活というのは。
ガラスでも自分にとっては宝物だというように。
出会った相手に対する、自分の見方を変えるか。
それともいつか自分にとって、宝だと実感できるような相手を探し続けるか。
そのどちらかなのかもしれない。


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