見出し画像

第1回 人狼語り 人狼ゲームの「べき論」とは

はじめに


はじめまして。
人狼PLの青白晴嵐(あおしろ せいらん)といいます。主にジャッジメントで遊んでいます。

ここではジャッジメントにおける人狼ゲームの話題を取り上げ、様々な話を話をしてこうと思います。

第1回は「べき論」について。

ネット辞書にはこうあります。

義務を果たすこと、理想を実現しなければならないことなどを強く主張する論調。「そうするべき」「こうあるべき」という言い回しから。

人狼における「べき論」とはなんでしょうか?

一般的な「べき論」と「ルール」

世の中には様々な「べき論」で溢れています。
コンビニ店員はスマホを眺めてるとクレームが飛びますし、救急隊員はトイレも買い物も許さない!  って人がいます。
そういう主観に凝り固まった「べき論」、嫌いな人も多いのでは無いでしょうか。

人狼に限らず、ゲームでは「べき論」が多すぎると面白くないとされます。

とはいえ、人生ゲームで最初から100億円を持つ事は出来ませんし、将棋で歩を斜めに動かす事は出来ません。

これは「べき論」とは異なります。
守るべき「ルール」です。

ゲームは前提として自由を縛るルールが存在します。
ルールで縛られた不自由の中で勝利を目指すものです。
そのルールのバランスがいいゲームは、良ゲーとして認識される事が多いでしょう。
敢えて不自由を設定し、その枠の中で遊ぶ。それがゲームの楽しさなのです。

人狼ゲームの「べき論」とルール


では人狼ゲームではどうでしょうか。
人狼ゲームのルールは議論の時間、投票やcoに関するもの、役職実行に関するもの等、実はそこまで多くありません。

人狼ゲームはフリートークのテーブルゲームとして設計されており、プレイヤーに多くを委ねている訳です。
ハウスルールなどもありますが割愛。

では本題。「べき論」について。
人狼ゲームでは、勝利を目指すために正しくcoすべき役職や、正しく結果を伝えるべき役職が存在します。


潜伏しても真を取れればいい。騙っても信じて貰えればいい。気持ちは分かります。
しかしその行動、信じてくれますか?

それはチャット人狼がログと行動で構成されているからで、時間や思考リソースを奪う事に罪があるからです。

そしてこのゲームは、自分の役職を証明する手立てが少ないです。強欲、市長とかならまだしも、よく遊ばれる占いや霊能などは能力実行が目に見えないからです。

村側が推理を進める上で、最低限の行動が求められるのですね。

まとめ

チャット人狼の「べき論」は、言説ではなく行動に付随するケースが多いというお話でした(確定している目線を言い切るような「べき論」は使用されることも多く有用)。

そこを深く考えず「べき論」を振りかざしてしまうと、反感を買う事になってしまうでしょう。

もし人外に見られてしまい困る、といった悩みをもつ人がいれば、一度「べき論」の使い方について考えてみてはいかがでしょうか。


目に止めて頂きありがとうございました。
これからも幾つか記事を書いていこうと思います。

青白晴嵐  拝


いいなと思ったら応援しよう!