あいさつは、餃子を包むように!?《思いつき日記》
あいさつの言葉は、大抵、いつも、決まっている。
おはよう。こんにちは。こんばんは。
おかえり。ただいま。いってらっしゃい。
お疲れさま。またね。おやすみなさい。
定型的で用意されたものだからこそ、受け取りやすいその言葉には、一つ一つ気持ちやあったかさが包まれている。
いい香りを霞ませながら、はいっ、と目の前に差し出される。
今日も元気かな。
頑張ってきたね。
気をつけてね。
いつもありがとう。
大好きだよ。
照れてしまうような気持ちも、いつもの言葉に包まれたなら、
素直な気持ちで、なんだか餃子みたいに、ぱくっと、気軽に、おいしく。
だけど、じゅわっと、味わって。
あったかくて、なんだかまた、笑顔を交わしたくなる。
そのひとの、特別な一言になる。
そして、またすぐ会いたくなる。
君の笑顔を見たくなる。
そんな素敵なあいさつを、私もいつもしたいと思う。
だけど、疲れた時は、おざなりになりがち。
だから、そんな時は、餃子を思い浮かべよう。
ちょっとクスッと笑えて、あいさつの一言分くらいは、心を持ち直せるかもしれない。
一つ分だけ、きゅっと包んで、まずは自分に一つ。
「今日も一日、がんばった!」を。
そしたら、もうひとつ、君に、
どんな気持ちを包もうかな。
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