「お客様第一思考」からAI時代に適したサービス提供続くエピソード
こんにちは。AOSデータ広報 小林です。
前回記事に続き、代表取締役社長 春山 洋インタビューの後編をお届けします。当社の魅力や強み、その強みを活かして開発されたサービスの話を伺いました。
↓インタビュー前半はコチラ:「お客さまのデータとともに」に込められた思い
https://note.com/aosdata_pr/n/n66025f2f15e5
■AOSデータの魅力は「お客様第一思考」
――代表として伝えたいAOSデータの最大の魅力は何でしょうか?
春山:弊社の最大の魅力は「お客様第一思考」だと思います。お客様のデータにフォーカスして事業を運営してきていますので、データに関するお客様のニーズや不安を熟知しており、より的確な営業活動ができることだと思っています。すなわち、お客様の期待に沿ったご提案ができると思っております。
――企業理念にも繋がりますね。その強みを実感したエピソードはありますでしょうか。
春山:お客様のデータに更に興味をもつことにより、新たなサービスをご提供できるようになりました。
現在は過去に比べて、データの価値がさらに高まっています。しかしながら、多くのデータが存在して、それをどのように利活用するかが課題となっています。私たちAOSデータは、クラウドバックアップにより、安価に大量のデータを安全に保管するシステムを提供してきました。
今後は、お客様がデータを利活用するためのデータプラットフォームを提供し、データ活用において重要なAIの機械学習用データを作成する「AIデータアノテーションサービス」も提供していきます。
■強みを活かして顧客ニーズを知り、サービスを開発
――「多くのデータが存在して、それをどのように利活用するかが課題」とのことですが、この課題はいつ頃から認識されましたか?
春山:昔から利活用はありましたが、本格的にデータを活用するというのは、AIが活用され始めたここ3年から4年ぐらいですかね。
10年位前は「データを検索して必要なデータを探して、それを色んなものに活用するという検索技術」だったんですけども、今はちょっと変わってきて、AIによってデータを処理する時代に変わったと考えていいと思います。
――AIによってデータを処理する時代に変わったことで、事業はどのように変化していきましたか?
春山: 我々が持っているデータというのは非構造化データといって、テキストデータあるいは写真だとjpegなどです。非構造化データのままだとコンピューターはデータを認識して学習することができないんですね。AIで処理するためには、非構造化データから構造化データに変換する必要があります。
簡単に言うとタグ付けをしてデータに意味を持たせる、アノテーションという作業を行います。このアノテーション作業をしない限りは、AIでデータを活用することができません。
我々はその一丁目一番地の、お客様データをAIで活用するために必要なアノテーションの事業を始めました。
■AOS データならではの強みは「バックアップ」にあり
――少しお話が専門的になってきましたね。
春山:ではちょっとAIを離れて。
我々は「お客様のデータを守りましょう」というところで、バックアップと復旧事業をやってきました。次に「お客様のデータを活用しましょう」で重要なのが、いわゆるデータのサイロ化を止めて、「データを1つに統合し一元管理し、社内や外部の関係者にデータを安全に共有していくこと」です。
そのために「まず大事なデータは必ずバックアップしましょう。その上で、データを共有する部分は別に持ちましょう」と考えました。これが新しい事業のスタートになりました。
もっと活用を進めるには、必要なデータをAIで処理できるようにしなければいけません。バックアップしたデータから必要なデータを共有する、アノテーション作業でタグ付けして、AIに処理させる。一連のプロセスが叶うデータプラットフォームという位置づけで新しい事業の「AOS IDX™」※のサービスを提供しています。
■AOS データはこれからも「お客様第一思考」で顧客ニーズを追求する
――最後の質問です。データが企業にとって資産であると認識されている今、AOSデータをお客様に選んでいただくためにできることは何でしょうか。
春山:お客様のデータについてよく聞き取ることが大事だと思っています。お客様のデータのことをよく知らなきゃいけない。
お客様の中でも、必要なデータと必要じゃないデータが混在しています。その辺をよく聞いて、必要なデータをバックアップしたり、共有したりして、それを活用するまでを、我々はお手伝いができるようになってきたと自負しています。
※「AOS IDX™」とは
当社が2021年より提供開始したデータプラットフォームの名称です。
データの保存やリスク管理までデータを総合的にマネジメントし、AIによるデータ分析や活用につなげることができるデータマネジメント製品「X-TechデータプラットフォームAOS IDX™」(https://AOSIDX.jp/)のことです。
1時間程のインタビューを実施し、前後編には納めきれない程のお話をたくさん伺いました。「お客さまのデータとともに」を理念として成長してきた企業であることを改めて感じました。
インタビューのこぼれ話も後日掲載を予定しております。
■次回のお題は
広報 小林の「やってしまった…会社支給PCに麦〇ぶっかけ事件」を予定しております。