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娘と父の二人三脚、AIで受験勉強を乗り切る方法!
「あー!もう無理!!」
2階の娘の部屋から聞こえてきた叫び声に、
「またか…」と思った。
「どうした?」
と、娘の部屋に入ると机をバンと叩き、
泣きそうになっている娘がいた。
中学3年生の娘は高校受験を控え、
毎日必死に勉強しているが、
特に数学と理科で苦戦している。
理系科目が大の苦手な自分。
学生時代は全力で理系科目から逃げ、
文系一本で生きてきた。
それに、はっきり言って
偏差値50の自分よりも娘の方が頭がいい。
娘の成績は優秀で、
テストの成績は学年トップクラスだ。
つまり、娘にも分からない問題を
自分が分かるはずもなく、詰んでいる状態だ。
「パパ、この問題わかる?」
と聞かれたので、
「ちょっと見せて」
なんて一応は見てみたものの、
もちろん、答えをみてもなぜそうなるのか、
皆目見当もつかない。
「すまん、まったく分からん」
と答えるしかなく、娘の目に浮かぶ
失望の色を見るのが辛くて仕方ない。
娘の勉強を教えられない自分が情けない。
もっと勉強しておけばよかった…
でも、ある時ピンとひらめいた。
「あっ、これAIで解決できるんじゃないか?」
わたしはスマホで「ChatGPT」を立ち上げ、
娘が分からない問題の写真を撮った。
![](https://assets.st-note.com/img/1722633458726-hWkeHCI6fO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1722633458254-FaKusDQ0lK.jpg?width=1200)
そして、プロンプト(AIに入れる指示文)を入力。
「この問題の答えを教えて。
そして解説を中学生にも分かるように
説明してください」
ものの数秒で解答と解説を作成してくれた。
![](https://assets.st-note.com/img/1722633789655-MXDcn94p6k.png?width=1200)
うん、わたしはまったく理解できない。
でも、娘は
「あっ!分かったかも知れん。ありがとう!」
と、どうやら理解できたようだった。
「ねぇ、パパそれなんて言うの?
わたしもスマホに入れたい」
娘もChatGPTを、
自分のスマホにインストールした。
ついでにChatGPTを使う時の
プロンプトのコツや、
AIを使う上での注意点を伝えておいた。
伝えたことは主に4つ。
①説明が難しすぎて分からないときは、
「中学生にも分かるように説明して」と入れる。
②AIも嘘をつく(※)ことがあるから、
答えを鵜呑みにせず自分でも考えること。
※ハルシネーションという。
③AIに頼りすぎると
自分で考える力が弱くなるから、
AIの前に、まずは自分で問題に取り組む。
④AIは強力な味方だけど、
それだけに頼らず、学校の先生に質問するなど、
人の知恵も大切にする。
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たとえ自分が勉強が苦手でも、
AIという強力な助っ人があれば、
子どもの学びをサポートできる。
理系が苦手な父親でも、
テクノロジーの力を借りれば、
子どもの勉強を支えられた。
何より一緒に考え、悩み、喜び合う時間を
共有することが、娘にとっての支えになると、
信じている。
受験まであと半年弱。
心配はつきないが、
親子で成長していきたいと思っている。
勉強が苦手なあなたも、AIなんて分からないと
苦手意識にとらわれず、まずは触ってみませんか?
きっと、お子さんとの新しい絆が生まれるはず。
一緒に頑張ろう!