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娘と父の二人三脚、AIで受験勉強を乗り切る方法!

「あー!もう無理!!」


2階の娘の部屋から聞こえてきた叫び声に、
「またか…」と思った。


「どうした?」
と、娘の部屋に入ると机をバンと叩き、
泣きそうになっている娘がいた。


中学3年生の娘は高校受験を控え、
毎日必死に勉強しているが、
特に数学と理科で苦戦している。


理系科目が大の苦手な自分。


学生時代は全力で理系科目から逃げ、
文系一本で生きてきた。


それに、はっきり言って
偏差値50の自分よりも娘の方が頭がいい。


娘の成績は優秀で、
テストの成績は学年トップクラスだ。


つまり、娘にも分からない問題を
自分が分かるはずもなく、詰んでいる状態だ。


「パパ、この問題わかる?」
と聞かれたので、
「ちょっと見せて」
なんて一応は見てみたものの、
もちろん、答えをみてもなぜそうなるのか、
皆目見当もつかない。


「すまん、まったく分からん」
と答えるしかなく、娘の目に浮かぶ
失望の色を見るのが辛くて仕方ない。


娘の勉強を教えられない自分が情けない。


もっと勉強しておけばよかった…


でも、ある時ピンとひらめいた。


「あっ、これAIで解決できるんじゃないか?」


わたしはスマホで「ChatGPT」を立ち上げ、
娘が分からない問題の写真を撮った。


実際の問題と解答


そして、プロンプト(AIに入れる指示文)を入力。


「この問題の答えを教えて。
そして解説を中学生にも分かるように
説明してください」


ものの数秒で解答と解説を作成してくれた。


ChatGPTの作成した解答と解説


うん、わたしはまったく理解できない。


でも、娘は
「あっ!分かったかも知れん。ありがとう!」
と、どうやら理解できたようだった。


「ねぇ、パパそれなんて言うの?
わたしもスマホに入れたい」


娘もChatGPTを、
自分のスマホにインストールした。


ついでにChatGPTを使う時の
プロンプトのコツや、
AIを使う上での注意点を伝えておいた。


伝えたことは主に4つ。


①説明が難しすぎて分からないときは、
「中学生にも分かるように説明して」と入れる。


②AIも嘘をつく※)ことがあるから、
答えを鵜呑みにせず自分でも考えること。
※ハルシネーションという。


③AIに頼りすぎると
自分で考える力が弱くなるから、
AIの前に、まずは自分で問題に取り組む。


④AIは強力な味方だけど、
それだけに頼らず、学校の先生に質問するなど、
人の知恵も大切にする。



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たとえ自分が勉強が苦手でも、
AIという強力な助っ人があれば、
子どもの学びをサポートできる。


理系が苦手な父親でも、
テクノロジーの力を借りれば、
子どもの勉強を支えられた。


何より一緒に考え、悩み、喜び合う時間を
共有することが、娘にとっての支えになると、
信じている。


受験まであと半年弱。


心配はつきないが、
親子で成長していきたいと思っている。


勉強が苦手なあなたも、AIなんて分からないと
苦手意識にとらわれず、まずは触ってみませんか?


きっと、お子さんとの新しい絆が生まれるはず。


一緒に頑張ろう!

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