うさぎのごはん、何にする?
うさぎの食事。
昔、小学校で飼われてたウサギはキャベツとかニンジン食べてましたよね。
ネコなら魚、うさぎと言えばにんじんのイメージ。
ネコが「魚しか勝たん!」とかではないように、うさぎもにんじんが大好き! にんじんあげてればOK!ではないのです。
飼いうさぎのごはんは、牧草主食にペレットがおかずです。
20世紀末のうさぎの飼育書には「ペレットをメインに野菜を与えましょう」みたいなことが書かれていて、野菜の例にさつまいもを書いていた本もあったくらいです。食パンやお米をあげている様子を描いたうさ飼い漫画もありました。
私は初代のぱんを4年で亡くし、ぱんとは1年違いで迎えたいわば年子の2代目ねねが尿管結石になった時に、牧草メインの食事に切り替えました。
その頃診てもらっていた獣医さんはうさぎの診察経験は少なく、それでも色々調べてくださり「どうやらうさぎは牧草をメインに食べた方がいいらしい」とわかったのです。
実はぱんも結石を患ったことがあり、おそらくごはんにカルシウムの多い野菜を与えていたせいだと思われます。
亡くなった原因はわからずじまいでしたが、その後自分で色々調べて勉強した結果、私の無知と勉強不足がぱんを短命にしてしまったとわかり後悔し続けています。ぱんはペレットも牧草も食べないコで、サツマイモだけは好んで食べていたのです。
今は検索するだけでわかりますが、サツマイモはうさぎにあげるべきではない野菜の一つです。
話を戻します。
主食にする牧草はチモシーがいいとわかったものの、当時はペットショップで売られている牧草と言えば床材用の細かく刻んだものばかりで、品数の少ない店だと床材ですら針葉樹のチップしかありませんでした。
そこでネットショップを探してみたら、うさぎの牧草の専門ショップを見つけることが出来ました。
その後ねねは11歳で亡くなるまで、牧草メインの食事でした。
はなとすずもチモシーを主食にあげています。
はなは仔うさぎのうちはアルファルファでしたが、わりとすんなりとチモシーに移行しました。
体重1.6㎏前後のふたりで、1ヵ月に4キロのチモシーを消費しています(床に落とすロスこみ)。
量が量なのでネットショップのマペットさんで3キロのセットを2か月で3回くらい注文しています。
ペレットは朝と夜に10gずつ、1日に20g食べています。
よく言われる袋の表示量は多いというのは確かなようで、1回10gにしてからペレットをあげる時間になるとそわそわと楽しみにするようになり、30分もあれば食べ切るようになりました。
1時間経過しても残しているようならうっ滞や体の不調を疑うことにしています。
ペレットはねねも食べていたイースターさんのバニーセレクションで、二人にはグルテンフリーのバニーセレクションプロを食べさせています。
朝はすずにはメンテナンスのチモシー、はなにはスーパーシニア。夜はふたりともおなじメンテンナンスのミックスをあげています。
今はねねの頃と違いカルシウム分が少なくて繊維の多いペレットが、いろんなメーカーから出ているので、色々試しましたが結局バニセレに落ち着きました。
グルテンフリーにしていますが、現在のかかりつけ獣医からはそれほどグルテンフリーにこだわらなくて良いと言われています。
「それよりも牧草を食べてくれることが大事です」
おやつは乾燥のくずの葉やびわの葉、ペレットタイプ(チモシーやりんごなのでできた添加物なしのもの)のおやつを、部屋に放す時や私が寝る前などだいたい時間を決めて食べさせています。
おやつは必要ない!は確かにそうなのですが、コミュニケーションに健康を害さないおやつを少しあげるのは、うさぎさんも楽しみにするようになるので、うさぎさんがすきなドライハーブやリーフなどを見つけてあげるといいと思います。