うさぎのお医者さん。
我が家のはなとすずは、三か月に1度はどちらかが獣医さんにかかっています。
はなは迎えた頃は近所の獣医さんで診てもらっていました。
ただ血尿が出た時に、「ガンだった場合うちでは手術することはできないので、詳しいお医者さんを紹介します」と、エキゾチック外来がある、よりうさぎ医療に詳しい獣医さんを紹介していただきました。
我が家は関西ですが、十数年前にねねが骨折した時は、片道2時間近くかけて、鶴見区にあるクウ動物病院で診てもらいました。
それほど、うさぎを専門的に診られる獣医さんが、少なかったのです。
今はうさぎ、モルモットなどエキゾチックを診てくれる獣医さんも、以前に比べたら増えたと思います。
逆にはっきりと「うちは犬猫のみです」としている獣医さんも増えたかなと。
中途半端に診ますと言って、診きれないのが一番怖いです。
紹介してもらった獣医さんは、車で15分ほどの場所で、奇しくも数年前にクウ動物病院に勤めてらっしゃった方が院長さんでした。
はなは子宮癌で、子宮摘出手術をすることになり、手術まで投薬となりました。
それまではなはお薬を飲ませず、暴れまわっていました。
そんなはなにでも投薬する方法を、丁寧に教えてくださり、足ダンで抗議されるもののお薬を飲ませられるようになりました。
うさぎさんに粉薬を飲ませるコツは、
・少量の水で溶く。セリアなんかで買えるミニチュア計量カップが便利です。溶いたらシリンジに吸い取ります。
・うさぎさんが抱っこが無理な場合。
床に伏せさせ人間が真後ろに正座近い感じで座って、足でうさぎさんを補ていし、後ろに下がって逃げるのを防ぎます。
床がフローリングなど固い場合はバスタオルなどを畳んで置いて、背骨に負担がかからないようにします。
そして上から覆いかぶさる感じで、うさぎさんの口の横から、奥歯と前歯の隙間にシリンジを差し込みます。
ゆっくり薬を流し込むと、んにゃんにゃと飲んでくれます。
・ただこれを十日続けると、手術後もしばらく嫌われます(涙)
手術代・病理検査・血液検査・レントゲンなど、手術前後のあれこれもろこみで10万円は見た方が良いです。
腫瘍が見つかる前の健康な状態での避妊手術なら、病理検査がないのでもう少し費用が抑えられます。
クレジットカードOKな獣医さんや、今のかかりつけのように1万円以上からクレジットカードOKの獣医さんもあるので、上手にやりくりしましょう。
はながガンになった翌年、すずも避妊手術を受ける方向で話を進めていたところ、前にならえな勢いで血尿を出し、即手術が決定しました。
メスウサギは子宮癌になりやすく、だから避妊手術を勧める獣医さんは多いです。ただ1歳までになのか、1歳以降なのかというのはまちまちな気がします。
かかりつけ医の見解は、1歳以降の身体が成長しきった段階が望ましいということでした。
二人とも無事に手術を終えて、はなは残念ながら腎臓に転移が見られますが、今のところ健康状態に問題はないです。
でも半年に一度は血液検査やレントゲン検査を受けています。
あと三か月に1度くらいは爪切りをお願いしていて、その時に尿検査もしてもらって健康チェックをしています。
キャリーはサンコーさんのライトキャリーを使っています。
色々試しましたが、天井が全開できたほうがうさぎさんを出し入れしやすいです。
獣医さんがライトキャリーを勧めるのを、ネットでもよく見かけます。
ライトキャリーにしてからは、はなとすずを同時に通院することもできるようになりました。
「2匹同時受診はOKですか?」と尋ねたら、先生は「いいですよ。4匹同時の方もいますから」と。
それどんな勇者さまなんですか⁉