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いいね供養

 noteを書き始めてから4年目になる。正確には3月スタートだけど、最近は暦年で自分の記事をマガジンにまとめている。というのも、記事は時系列で新しいものが上になるので、1年を順に振り返ろうと思うといちいち何ページもスクロールするようになるからだ。尤も、そんなことをするのは自分だけだろうとは思うけれど。
 最初の投稿のいいねは、確か20位だった。フォロワー0のスタートとしては上出来だ。それには理由があって、当時Twitterで繋がっていた方々が読んでくださったのだ。その応援がなければ、多分反応のなさに挫折して数回の投稿でnoteを止めていたと思う。お陰様で、その後少しずつnoteでのフォロー・フォロワーの関係も増えて、1年で完結の予定だったnoteを続けることが出来ている。
 基本的に、いいねの数と記事の価値はある程度の相関はあってもイコールではない。いくらいいねが多くても自分とは関係のない記事もあるし、たった一つのいいねでも、誰かに記事が届いたのなら書いた甲斐があろうというものだ。分かっている。分かってはいるけれど、やはりいいねが多ければ単純にうれしい。ただ、注意しなければいけないのは、いいねに迎合してしまうことだ。これはウケそうにないなとか、無意識の内にいいね狙いになってしまうと、いつの間にか元々書きたかったものとのズレが生じかねない。いいねとの付き合い方は難しい。
 有り難いことに、自分の記事を始めの頃から順に追ってみると、少しずついいねのアベレージが上がってきていることが分かる。時間的な制約からフォローできる人数にも限りがあるので、それが無限に増えていくことはないにしても、経過の記録として感慨深いものがある。記録は記録として残しておけばいいのだけれど、一つだけ気になっていることがある。20から始まった記事のいいねがその後少しずつ増えて皆40以上になった中で、一つだけ30台に留まっている記事があるのだ。勿論それがその記事の評価なのだとは思うけれど、記事は自分の子供のようなもので、出来の悪い子ほどかわいいというのが世の親心というものだ。という訳で(厚かましくも)下にリンクを貼っておきますので、もし不憫と思し召された方がいらしたら、三連休の合間にでもご一読頂ければと🙇‍♂️

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