【青学発アーティストが集結!】Spotlight Festival 2023ライブレポ
2023年7月23日に渋谷LUSHで開催されたSpotlight Festival 2023!
既に1ヶ月以上経っているのが驚きです。
ご来場いただいた方、ありがとうございました〜〜!!
青学発の個性溢れるアーティストが集い、
それぞれの魅力が際立ちつつお互いに化学反応を起こして、
唯一無二の高揚感と感動を作り出してくれました。
異なる音楽性とキャラクターが一堂に介したこの1日の様子を、
こちらのライブレポでお伝えします✨
1. otona ni nattemo
最高なライブのトップバッターでフロアを大きく沸かせてくれたのは、
渋谷発4人組バンドotona ni nattemo 。
6曲の中にオトナニの魅力が存分に詰まっているセトリです。
大学生という多感な時期だからこそ書ける詩と、
音源とは違った感情を爆発させるようなパフォーマンスが魅力。
筆者自身がオトナニの大ファンなので、いつも以上に熱量のあるライブで、最高でした。
SLFの一曲目を堂々と飾ったのは otona 。
それから続けて under20 。
個人的にはオトナニの代表曲だと思っています。
特に under20 の曲調と歌詞が大好きで、SLF関係なく聴いているくらいです。
「やりたいことやる君は素敵だ」「二人だけの話をしよう」
Gt.Vo.のかずまさんの書く歌詞は、刺さる人が多いのではないでしょうか。
その後は イコール 、 解放宣言 と続きました。
この2曲はサブスクで配信されておらず、今はライブでしか聞くことができません。
盛り上がるのはもちろんなのですが、かずまさんの人を惹きつけるような歌声と、レベルの高い演奏で、オトナニの虜になること間違いなしです。
そして、最高のトップバッターを締めくくったのは、
あの夜に限って 、 午前四時、銀河列車 の2曲でした。
あの夜に限って は、SLF当日の7月23日にサブスクで解禁された曲で、どこか懐かしいような曲調と誰もが共感できるような歌詞、ライブのときの演奏の熱量。とにかく最高です。
ぜひ音源で聴いてほしいですし、ライブでまた見てほしいです。
それと、オトナニのメンバー、
Gt.Vo.のかずまさん、Ba.のさいとぅさんは、現役の青学生。
2人は 青山ジャムセッション(AJS) という大学公認の部に所属しています。
オトナニの各種リンクは下からご覧ください!
2. Nomads
続いてはNomads!
オトナニの作り出した爽やかな空気感に新しい風を吹かせました。
このバンドの特徴は、随所に同期音源を駆使した音の厚みと、
独特のグルーヴ感。
思わず体を動かしたくなるノリを作り出していました。
エネルギッシュなボーカルの歌声と、それを支えるコーラスが耳に残ります。
前半2曲でオーディエンスを惹き込んだあとは、
ブルーノマーズのカバーでRunaway Babyを披露。
誰もが知っている名曲ながら、自らのバンドサウンドに落とし込んでモノにしている良さに溢れたカバーでした。
曲数は他バンドに比べれば少なめですが、
オーディエンスに訴えかけるエモーショナルな歌唱と、
各プレイヤーの安定感が光るパフォーマンスが記憶に残ります。
時間の許す限りもっと演奏聴きたい〜〜!!と感じたアーティストです。
3. カマクラムツキ
続いて、シンガーソングライターのカマクラムツキさん。
メンバーの都合により急遽アコースティック編成ライブとなりましたが、
ぐっと観客を引き込む空気を作り出してくれました!
一曲目は「開幕」。
「酔ってます〜」 「裏にピック忘れた〜」と和やかな雰囲気での登場から一変、
力強い歌声でスウィング調の一曲を響かせ観客の心を掴みます。
続く「光」では、しっとりとした歌い始めから、だんだんとボルテージが上がっていきます。
サビの抑揚がとても印象的で頭に残りました。
その後は玉置浩二さんの曲をカバー。
「どうせなら、好きなことやります」との一言で、「メロディー」を披露しました。
リスペクトを感じられつつ感情のこもったカバーに会場全体が聴き入りました。
「悪党」は、勢いがありながら重みもある一曲です。
弾き語りアレンジのため、力強い歌声がより映えており聴き応えがありました。
8月10日に1stデジタルシングル中の一曲としてリリースされた作品です!
終わりを惜しまれながらも、「万年筆」が最後を飾りました。
YouTubeで過去のライブ映像を見ることができます!
急遽弾き語り編成となりましたが、
アコギ一本と力強い歌声で、観客の心を強く惹きつけるライブでした!
4. なんちゃら・プロジェクト
続いては、「青山フォークウェイズ(AFW)」発のバンド「なんちゃら・プロジェクト」!
一曲目は「MELODY 」。
この曲といえば去年の青祭のテーマソング!
私は去年の青祭でこの曲を聞いて、歌詞を口ずさめるほどに聞きこみました!
始まりはギタボの延方さんによるアコギの弾き語り風の歌い出しで、
一瞬にして曲に引き込まれます。
Bメロ後のリードギター嶋田さんのギターソロは圧巻で、
雰囲気がガラッと変わるところが個人的には好きでした。
続くMCではバンド結成の理由を語ります。
青祭のテーマソング作りのために組んだバンドをそれだけで解散するのはもったいないとのことで、今後も不定期で活動していくようです!
そして、The Doobie Brothersの「Long Train Running」をカバー。
ギターのカッティングが作り出すスピード感が印象深かったです!
ギターだけでなくベース、ドラム、キーボードのソロもあって楽しめました。
最後は5月にリリースしたばかりの「NAME」。
一曲目の「MELODY」と比べ、やや落ち着いた大人っぽい雰囲気。
仲間との別れが惜しいと思う気持ちが歌詞や曲調に出ていて、別れの時期にぴったりの曲だと感じました!
今後はバンドメンバーの都合上、ライブを行わずレコーディングに専念する予定とのこと。
今年中に今まで発表してきた楽曲と新曲を合わせたEPを発表するようです。
要チェックですね!
5. Black Leech
続いては、去年サマソニにも出演を果たした横浜発のFunk・Pop Punkバンド、
Black Leech。
疾走感が心地良い、代表曲のひとつI'm Scaredで幕を開けました。
こちらの曲は以前インタビュー記事でも紹介しておりますのでぜひ!↓
ステージを歩き回るボーカル玲音さんの貫禄と、観客を惹き込む歌唱から目が離せません。
オートチューンの効いたPlace to Hide、Waiting Roomと続き、
ウクレレの弾き語りでは小休憩のような雰囲気に(緩急の差がすごくて楽しい)
後半はMeat Sushiの勢いに押され、熱気を保ったまま9曲を披露してくれました。
以前から音源は聴いていたのですが、やっぱりライブになると魅力が増幅します。
英詞を使った楽曲にノれることはもちろん、
圧倒的場慣れ感とバンドサウンドのハマり具合が一級でした。
ボーカル、ギター、ドラムの躍動感あるプレイの傍、
凛とした佇まいでノリを作り出すサポートベーシストさんも素晴らしかったです。
フロアからもわかるぐらい、周りのオーディエンスが体を揺らしていたのも印象的…。
これからもっと大きなステージで観れる日が来るかも!!と勝手にワクワクしてしまうライブでした。
6. Snu-pay pants
BlackLeechの勢いをそのままに、さらにフロアを盛り上げたのは
Snu-pay pants!
このバンドの一番の特徴をあげるとしたら、
ボーカルが4人いるところではないでしょうか。
作曲を担当しており、圧倒的歌唱力のハイネケン幹事長さん、
名前の通りMCを主に担当されているMC.NŌKŌさん、
演奏中のパフォーマンスが素晴らしいなおき。さん、
歌声の魅力溢れるKENSHINGさんの4人で構成されています。
一人一人に特徴やキャラクターがあり、
初めて見ただけなのに最後には全員の顔や雰囲気を覚えていました!
ライブでは大hip-hop讃歌から始まり、2曲目にBOY事件、
その後にmcを一度挟みました。
この2曲で見る人たちにsnu-pay pantsの空気感や雰囲気が伝わったのか、MCでは見る人たちの笑い声が絶えません。
そのまま一丁倫敦、下北バンドになりたいを演奏し、
5曲目にちょいイケにいちゃん、最後に校歌B面という流れ。
個人的にSnu-pay pantsの代表曲はこの2曲だと思っているため、
始まった瞬間はテンション上がりました!!
やはり4人のボーカルからなるsnu-pay pantsの演奏は、一人一人の歌い方や雰囲気が違うため全く飽きません。
個人的に1番記憶に残ったのはなおき。さんのパフォーマンス。
歌唱中に客席に降りて歌うなど、見る人を巻き込んでライブハウス全体を盛り上げるムーヴがとても楽しかったです。
Snu-pay pantsは今年結成したばかりのバンド。
これからの活躍に期待です!!
7. INSURRECTION
トリを飾ったのはINSURRECTION。
圧倒的迫力のパフォーマンスと、重厚感に満ちたサウンドで締めくくりました。
INSURRECTIONは、2018年12月に結成された東京のメロディックハードコアバンド。
ヘビーミュージックの敷居を下げることを大きな目標として活動しています。
2022年から現在のメンバー編成になり、本格的に活動を開始。
"メロディックハードコア"と呼ばれる叙情的で疾走感のあるサウンドに、
モッシュコア、ジャズ、ファンク、ポップパンク等幅広いジャンルを取り入れた、唯一無二のサウンドが特徴です。
メロディックハードコアというだけあって、早いテンポで歪みのかかったメロディが印象に残りました。
筆者自身はテンポの早い曲がすごく好きなので聞いていて心地よかったです。
また、ギターは特に飽いていて飽きない多彩なサウンド。
ギタリストにとっては、弾き方もすごく参考になりました。
ボーカルは、きっとオーディエンスの皆さんも印象に残っていると思います。
特徴的な声の出し方で、激しめの曲調とすごくマッチしていました。
他にも気持ちのこもった熱いMCや、ステージからフロアに降りてのパフォーマンスも印象的でした。
特におすすめの曲はWise BloodとShow Noise の2つ。
各種サブスクで配信されていますので、ぜひお聞きください!
おわりに
きっとこの記事を読むだけでも、当イベントに集った各アーティストの魅力と個性を感じていただけるはず。
筆者自身にとっても、このレポで演者の皆さんへの感謝の気持ち&溢れる魅力を言語化することが叶って嬉しい気持ちです!
ご覧いただきありがとうございました。
最後に当イベントのプロジェクトリーダーからひとこと🙌