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死って何だろう 『ロシアの響きわたるシベリア杉シリーズ』より

死って何だろう。

わたしは昔から、死が怖かった。パパが死ぬこと、ママが死ぬこと、なによりも、自分が死んでこの世から消えて無くなるのが怖かった。

日常の中ででも特段意識することでもなかったりする。あさ起きて、『布団から出たくないなあ、、なぜなら死にたくないから。』なひとではない。

でも、ふと『何のために生きてるの?』って一度問いかけられた時に自分は『死なないため』って答えたことがあるくらいわたしは死を恐れていた。

27年恐怖心バリバリ。

けど、アナスタシアがわたしの心の氷を溶かしてくれた。

アナスタシア

ありがとう

第6巻『一族の書』116p アナスタシアはこう語る。

「…死とは、悲劇ではない。それはつかの間の、またはもう少し長いかもしれないけれど。眠りの夢に過ぎない。でもそれは重要ではないの。どんな眠りであっても、人は美しいことを思って眠りにつかなければならない。そうすれば魂は苦しむことがない。人間は、自分自身の意識によって、自分の魂のために、楽園でもそれ以外のどんなものであってもつくり上げることができる」

死ぬときの思いが大事だと。

死ぬ時に何を思うか。それによって死後が変わる。

そして、死とはなんなのか?

第6巻『一族の書』115p 

彼らにとって、死は悲劇ではなく、新たなる美しい存在への移行に過ぎないのだ。

死は怖いものではない。

むしろ、脱皮なんだと思ったら、なんだか豊かな気持ちになるのだ。



どうか、この世のすべての人がよいことだけを思いつき、考えることができますように。

それぞれが、どの瞬間も自然の豊かさと愛を感じることができますように。


お氣持ちが素敵だわ