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町内会の役員会議で野良猫アピールしてきた!

昨年、初めて町内会の青少年指導部役員になりました。
とはいえ、年度の途中参加だったこともあり、活動といえば年末の町内見回り程度でとくに青少年を指導するような機会もなくよくわからないまま、年度末にご苦労さまでした、と会長さんからティッシュペーパーをもらって終わったのでした。

そして、今年度も引き続き就任することになり、先日はじめて町内会の役員会議に出席してきました。

町会ってなんのためにあるのか?何をする集まりなのか?正直今でもまだいまいちわかっていません。災害のときに町内の世帯を把握するためとか、治安を守るための横のつながりを持っておくためのものとか、それくらいに思っていました。でも初めて会計報告書を見て、街灯の電気代の一部を町内会で払っていることも初めて知った。

うちの校区は街灯が少ない場所があるので犬の散歩のときも薄気味悪かったり、長女の帰宅も部活や塾で遅いことがあるので気にはなっていました。

でもまだまだ新米のわたしに発言する勇気はなく、この件に関しては頃合いを見計らって相談してみようと思いました。

町内の美化環境や、街灯の数や見守り活動の多さなどによる町内の治安、そういうものは町内会がどれだけ動いているかによって地域差が出ていたんだなあとあらためて感じました。

今日の議題では、「犬の糞を持ち帰らない飼い主がいて困っている」とのことで、引き続き啓発ポスターを貼っていきたいということになりました。小中学校の通学路に糞がよく落ちています。わたしの子供時代は、恥ずかしながら足の踏み場もないくらい歩道が糞まみれのような地域でした。当時に比べれば、この町もそうとうきれいに住みやすくなったのですが、それでも、同じ区内の別の地域と比べると、ゴミ捨ても多く、雑草を放置している場所も多く、子供の数も少ないし課題は多いように感じます。

それで、野良猫の話になったときに、ここだ!ここしかない!と思って勇気を出して手を上げて「野良猫のことでひとつよろしいでしょうかーーー!」って言いました。キョトンとされる中、「はい山田さんどうぞ」と言われ、野良猫の問題について活動していること、家の周りの猫は手術をしたが最近町内で手術をしてない猫がまた増えてきている、困ったことがあれば、相談してください。みたいなことを早口でいいました。

発言したあとはドキドキして、いつまでも人前で話すのはなれないし膝がガクガク震えていました。お恥ずかしい。でも私にとっては、猫のことなら2丁目の山田さんに言えばいいらしい、ということをアピールできた大きな一歩となる一夜でした。

小学二年生になった次女のつながりで、地域の子供達と接する機会も増えましたが、やっぱりもっと子供の多い町になってほしいし、もっときれいに安全にもなってほしい。散歩中の犬となかよくじゃれあう子供たちと、飼い主のおじさんやおばさんたちとのコミュニケーションがそこにはあって、とても微笑ましいです。野良猫がいても「迷惑な存在」ではなくて、一緒に同じ町で生きている小さな命を(増やさないように適切に管理しながら)受け入れてもらえる寛容な町にもなってほしい、と参加しててあらためて思いました。

青少年を指導する前に自分のことを指導せねばならないことも多いんですけど、それなりにゆっくり60歳までがんばっていきたいと思います。(60歳になったら溜め込んだRPGをやりこむ人生にシフトしたいのでそれまではいろいろがんばるつもりです)

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