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越冬後のめだか飼育について

この記事は令和7年2月8日に書いています。暖かい日から一変して、最強寒波の影響で全国各地で大雪が続いています。昨日も、あっという間に雪が降り積もりました。ずっと寒いならまだ良いのですが、暖冬でのこの寒波は、めだかの負担が大きいため、不安な毎日です。ただ、この寒波を抜ければ、めだかシーズンも見えてきますので、今回は越冬後のめだか飼育について、書かせていただきます。

2月中旬から下旬にかけて、めだかを起こされる方がいらっしゃると思いますが、この時期から4月くらいまでは、寒暖差も大きくめだかに負担がかかります。また、越冬明けですので、体調を崩しやすくなります。寒暖差対策としては、日中に水温を上げ過ぎないことです。これからは日照時間が長くなるため、ずっと日が当たる場所で、水量の少ない黒容器で飼育していると水温がどんどん上昇しますが、夜になると気温が下がり、水温もそれに伴って下がります。最高水温と最低水温の差が、20度近くあることもあります。水温が上がり過ぎないように、すだれを利用する方法もあるのですが、太陽光をたくさん浴びて欲しいので、一めだかでは水量のあるブルーの60リットルのタライを使用しています。

その他に注意することは、餌やりです。餌やりについては、越冬明けで痩せているため、また、早く卵を産んで欲しいため、たくさん餌をあげたくなりますが、まだ最低水温が低く、高タンパクな餌を大量に与えると消化不良を起こしてしまいます。なので、低タンパクな餌を少量与えることをお勧めします。パラクリアマッシュが良いと聞きますが、一めだかでは、消化しやすいように普通の餌を指ですりつぶしながら、少量与えています。また、稚魚用の餌を使ったりもします。

最後にこの時期の水換えについてですが、冬と違い、最高水温が高いため、水が痛みます。それに加え、細菌やバクテリアも少なく、水も浄化されにくいので、水換えがかなり重要になります。頻度としては、容器の大きさやめだかの数、餌の種類や量にもよりますが、週に一回、三分の一ほどの部分換水をお勧めします。

今回は越冬後のめだか飼育について、書かせていただきました。2週間先までの天気予報では、まだあまり気温が上がっていないため、今年のめだか起こしは、2月の下旬くらいになるかもしれませんが、皆さんのめだか達が無事に越冬し、元気に卵を産んでくれることも祈っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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