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手にすることが楽しい2冊の手帳。

「今年の手帳は絶対にこのラインナップ!!!」と思いながら毎年1月に新しい手帳のスタートを切るのですが、わずか1ヶ月ほどで「何か足りない!」「これはわたしに必要なの?」となっちゃうのはなぜなのでしょう?
今年のわたしにも例外なくそれがやってきて、システム手帳のミニ6と週間ブロックを増やしました。今日はこの2冊を使い始めてとても満足度が高いというお話をして参りましょう。

▼完璧主義は良くない。

完璧にやりたいと思うとだいたいどこかにほころびが出る。長く手帳を書いていると「書いておくことでそれが後で役に立つ」という経験を多くしてくるので情報を逃したくなくなる。最初の頃はどれが大事か分からないから完璧に記録をしたいし、小慣れてくれば良い経験からやっぱり完璧に記録を残したくなる。

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わたしは書きたいことをなんでも制限なく書けるバレットジャーナルと1日の流れを見るための24時間バーチカルを毎日書いています。
いろんな形で記録をすることをもう10年以上は続けているから、自分に必要な情報もだいたい分かっているし、どうやったら挫折せず続けられるかも知っている。だから、わたし的に結構完璧な記録を付けていた。けれど、1月の途中に「なんかつまんない」と思ってしまったのです。

バレットジャーナルと24時間バーチカルについて詳しくは以下にて。

▼それ普通の日記じゃん?

不満の理由は美味しいケーキを食べた20分より、作業をした3時間の方が大きく扱われていることや、念入りにキッチン掃除をした20分の内容や手順を書いたら記録上は今日の一番の目玉がキッチン掃除に見えてしまうということ。わたしはケーキが届くまでの間に見たインスタの中の光景にときめき、その後美味しくケーキを頂いた。さらに買ったばかりのマンガを読んだのも楽しかった、なのになぜ?
感情をフラットに記録するつもりはなかったのだけど時間の流れや内容を詳しく記録していると(繰り返しやることや試行錯誤したことの方が後で役立つから詳しく書いておく傾向あり)、この日の出来事として大きく取り扱いたいと思う「印象的なこと」が他の情報と同化してよく探さないと見つけるのが難しくなる。それに気づいて「その日の印象的なことを分かりやすく残したい!」と思い立ったのです。

…て、それ普通の日記じゃん?

そう、何周か回って普通の日記に辿り着きました(笑
とはいえ、これまで書いていたバレットジャーナルをやめるわけではなく、「印象的なことをピックアップする用の手帳」を追加するということです。印象的なこと以外でも「書いておくことでそれが後で役に立つ」ような出来事もあるし、印象的なことは今日1日終えてからじゃなきゃ分からないのでその判断のために今日のことを書くスペースは必要です。
バレットジャーナルはそのためのメモ(殴り書き)で、そこから少々見栄え良く追加した手帳に転記をするので二度書く手間は今のところ感じていません。それより必要な情報だけを簡単に見返せる楽しさや、月のまとめをやりやすくなった楽さの方が勝っています。

なんでも書いているバレットジャーナルには、腹の立ったことなども書いているので見返すことで忘れてたことを思い出してまた不愉快な気持ちになってしまうこともあります。そういうのもある程度のところで篩にかけてもう見なくても大丈夫にしておく、そういう方法としても有効です。

▼追加1冊目は週間ブロック。

追加したのはAIUEOさんの「PLAY手帳」。
手帳のサイズはB6で、1日のサイズはタテ9×ヨコ6cm位。そこにまずは今日の「印象的なイメージ」、プリントアウトしたものを貼っています。美味しいものを食べた日はその写真、かわいいマステやシールを貼ったりもします。そして、高頻度で貼られるのは「推し」です。

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権利などの関係でハッキリとは見せれませんが、とにかくこれは見返すのが超!!楽しい手帳です。毎日今日は何を貼ろうかなーって考えるのはとっても楽しいことです。

「印象的なイメージ」を貼っているのが1日のスペースの2/3、日付に近い1/3には「今日はこんな日」を書いています。
バレットジャーナルのデイリーログは1〜2年で処分予定だけど「今日はこんな日」が見れなくなるのは嫌なんです。これは見返すためにしっくりくる方法がなかなか見つからなかったのですが、1週間単位は結構いいです。

あとは週間ブロックの空いてる1マスに「今週のトピック」を記入。その週のはじめにフセンを貼っておいて「これはトピックになりそう」ということをメモして翌週に清書。そしてこのトピックを見ながら月のまとめをやるととってもスムーズなのです。

とにかくたくさん書くわたしは、どこかでまとめをやらないと情報を探しきれなくて困るのですが、楽しく見返せる週間ブロックでいろんなことが一気に解決しました。

▼追加2冊目はシステム手帳ミニ6サイズ。

2冊目は「PLOTTERのミニ6サイズ」。ポーチに入れて持ち歩いています。

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バレットジャーナルはページ番号を書いてまた後で見たいページをインデックスに書いておいて検索しやすくするというのがあるのですが、わたしはシステム手帳を使っているので後で見たいページはデイリーページとは別に挟んでコレクションとしています。
最初はバレットジャーナルに使っているバイブルサイズにまとめていましたが厚みも増すし、1コンテンツ1ページで使うとスペースが余ってしまうような内容も多かったのです。そこでミニ6サイズを使ってみたらちょうど良かったというワケ。
デイリーは1〜2週間分で保存用ファイルに移してしまうため、その際に気にとまったことをさっとチェックしてミニ6に転記。日付シートを貼って文字だけを書くこともあれば、イメージをプリントして貼ることもあります。

昔はこういうのを週のまとめとして週間レフトなどに書いていたこともあったけれど、週によって残したいことの分量にはムラがあるし、日付を書いて1コンテンツ1ページに書く方が向いていました。そしてこのバインダーもリング径11mmのPLOTTERを使っているのでちょいちょい見返して、もう持ち歩くほどでもないかなと思ったものは間引きして保存用ファイルに移しています。

▼過去のログと未来へのメモ

PLAY手帳とミニ6の違いは、役に立つ立たないは関係なく過去のログとして書くのがPLAY手帳で、考えたことや参考にしたいことなど未来に向けて書いているのがシステム手帳ミニ6。だからPLAY手帳は家に置きっぱなし、ミニ6は持ち歩いていつでも見れるようにしています。

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例えばこの開いてるページの3/31は、誕生日祝いランチを食べに行ったのでPLAY手帳にはその時の料理の写真を貼り、ミニ6は帰りに寄ったお店で寄せ植えを見かけて欲しいと思ったのでメモとして貼っておきました。そんな使い分けです。

▼最後に完璧の話

「完璧に」という気持ちが少しでも軽くなる工夫も結構大事で、ジブン手帳をLiteにしたのもライトに書きたかったからだし、PLAY手帳も「毎日遊べる手帳」だから選びました。
ちゃんと書かなきゃと思うとハードルが上がるけど、「ちょっとだけ」とか「遊び」と思うと手帳を手に取りやすくなりますよね。完璧を目指すと難しくなるけれど、こうして楽に捉えるとむしろいいかんじで書けるって皮肉ですけどそういうものですよね。

というわけで、バレットジャーナルにとにかくなんでも書いてそれをピックアップするという方法は、手帳と仲良く出来てとても楽しいという話でした!

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なかむら真朱
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