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小噺を1つ!え〜園児です。②

もう季節は節分です。
本日豆まきをしました。

自分で作った鬼の面をつけて、みんなで集まり身体の中にいる悪い鬼を豆をまいて追い払います。

年長組にもなると「鬼なんてこわくないよ!」と豆まきを楽しむ姿が多いです。

しかし

豆まきを終えて部屋に戻ると!

なんと!

部屋が荒らされている!

(先生たちのイタズラ?いえいえ節分の演出です!)

子どもたちの顔が変わり
「鬼が来た?」
とそれぞれ不安な姿が・・・。

それでも、年長組のB子は
「私、信じんもんね!怖くないよ、やったの先生じゃろ!」

そのうち、想像力豊かな子どもが・・・・。
鬼の痕跡をみつけだすのです。

「これ壊れとる、鬼がやったんだ!」(前から欠けていたものなのですが・・・。)

「あそこの木が動いた!」

「なんか声がする!」など

それを聞いていたB子もだんだん不安になり、「こ・こわい、」

「やっぱり、こわいじゃろ!」
と私が聞くと、

「いいや、このこわいはこわいとは違うこわいなの!」って、

・・・・?

このこわいはこわいじゃない?

強がりの言い分がすごい!


その後、柊や鰯を飾ると鬼が来ないよというはなしを聞き、園庭に遊びに行く子どもたちが・・・。


園庭の端にある柊の木に殺到!
みんなが葉っぱを集めて、

「これで大丈夫!鬼が来ない!」

と安心顔。



B子の手の中にもしっかりと柊の葉っぱが握られてました。

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