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ツツミのイヤリングと受け継ぐジュエリー
大晦日なので大掃除にいそしむ。
音楽を聴きながら捨てるものと残すものを選んでいきます。
掃除が終わった頃に通販で頼んでいたイヤリングが届きました。
セールで20%OFFだった、シンプルな地金のイヤリングだ。
ネジバネ式じゃないため少し使いにくいけど、どんな服にも似合いそう。
私は耳にピアス穴を開けていないので、耳元を飾るのはイヤリングになるのだけれど、貴金属のイヤリングというのは案外取り扱いが少ないものです。ダイヤがついているようなものはピアスばかりで……。地金の高騰からすれば仕方ないのかもしれないですが。
ですから、ツツミで当たり前のように、ジュエリーとしてのイヤリングが陳列されていたのには驚くと同時に嬉しくなりました。
私がおばあちゃんになっても使い続けられたらいいな。
ジュエリーやアクセサリーが好きです。
肌が弱くてメイクができない、家事をする時に邪魔なのでネイルもしないので、その分ジュエリーに予算を割けるというのもありますが、昔から、セボンスターのペンダントも、天然石ビーズのブレスレットも、パワーストーンも、こんもりと色石とダイヤを盛ったリングが並ぶジュエリーショップのチラシも大好きでした。
実用品ではないからこそ、そこに自分が出ます。貴金属のジュエリーともなれば、洋服より流行が緩やかなので、なおさらです。
どんなモチーフが好きか、どんな色が嫌いか、ブランドにこだわりはあるか、人から贈られた物の扱いはどうするか。そういうところにこだわりやコンプレックスが覗くように思えます。
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祖母の形見になってしまったもの。
大ぶりの宝飾を好む豪気な人でした。
歳を重ねたら、こういうものが似合うようになるのかしら?