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結論・センスの矯正に必要なもの

【前回までのあらすじ】
新作落語台本募集落選5回。東京の新作落語でウケるためのセンスが全く無くどうしたものかと悩む青乃家。そう言えば、思い当たるフシが…!


江戸落語の創作に必要な都会的センスが自分に足りていない、またはズレまくっている原因…。これは結構深刻であって、かつ私の個人的な問題なのですが…。

はっきりさせておきましょう。

テレビをあんまり観ていないことが原因だと思います。

自室にテレビを置かなくなってもう既に長く、リビングでは家族が主に専門チャンネルを流しているので、テレビ番組、特に地上波のバラエティーやワイドショーなどを観ることが激減しているのです。今、欠かさず観ているのはNHKの大河ドラマくらいです。

一般的にテレビをよく観る人って、東京の事情に詳しくなるんですよね。なにしろ東京ローカルな話題を全国放送でガンガン流しますから。意識しなくても今、東京で何が話題になって何が流行っているか、入ってくるのです。

でも、テレビを観ずにネットが主な情報源になった私は、必要なものだけを選びますから、知識が偏るのですよね。話題になったものはネットで確認するのですが、「なんでもないCM」とか「なんでもないニュース」とか、そういうものに触れていないのが痛い。

正直に言いますが、私、どくさいスイッチ企画さんの『ツチノコ発見者の一生』でネタに使われていた、

めざましじゃんけん

を知らなかったですらね。

すごい深刻なんですよ。今までこんなナリでネタを書いてたんですよ。テレビから離れることにはメリットもありますが、台本書きたい人間にはデメリットが激しいなと思い直しました。

来年の目標は「テレビをある程度はちゃんと観る」にします。そうでないと、東京のセンスとはどんどん乖離していくばかりだと思いますので。「それお前、努力要ることなのか??」と言われそうですが、既に私はテレビ番組を根気よく観ることすら出来ない体質になっております。

ちゃんと矯正します。面白い番組があったら教えて下さいね!