『あかね噺』13巻の内容がアツい

週刊少年ジャンプで連載中の『あかね噺』が好調です。最新の13巻では主人公の兄弟子が真打昇進試験に挑むのですが、この内容が非常にアツい。かなりの評判になっています。

脇キャラの活躍って人気少年漫画の条件なんですよね。内容によっては主人公の戦いよりワクワクします。ネタバレしたくないので他の漫画で例えると…。

ラオウVSトキ

ウォーズマンVSバッファローマン

大豪院邪鬼VS聖紆麈

シーザーVSワムウ

蔵馬VS鴉

左之助VS安慈

カスケードVSピーターⅡ

愚地克己VS花山薫

このレベルの面白さが13巻では保証されています！
↑（例えが古くて若者にわかんねえよ…）

いや、でも落語を題材にしていてこれに匹敵するんだから凄いですよ。ちゃんとジャンプらしい「戦い」をやっています。

もともとジャンプは囲碁でも何でもバトルものとして成功させてきた実績があります。しかし落語でいかに「勝負」を描くのか…と連載開始時にちょっと心配した記憶があるのですが、杞憂でした。

バトる相手はお客様の心。

いかにして観客の心を掴み落語の世界へ誘うかが勝負になっているわけです。なるほど、これなら落語家VS落語家というケースだけでなく、毎回の高座がバトルものとして成立するわけですね。

そしてもちろん、胸熱の「大会」もありますし、落語ならではの昇進や上下関係といった側面からでも魅せることが出来る。演目は期待した通りに「必殺技」として機能。そりゃ面白いです。

ジャンプ本誌はヒロアカが完結して呪術廻戦も完結直前。看板の人気作が終了して「あかね噺」の格がさらに上がりそうな気配です。まだ読んでない人は是非。13巻ならすぐ追いつけますよ！