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MONEY & IDENTITY -オカネとアイデンティティ-

BUT YOU KNOW IT AIN’T ALL ABOUT WEALTH.
AS LONG AS YOU MAKE A NOTE TO EXPRESS YOURSELF. - ICE CUBE -
豊かさがすべてではないことはわかっていれば良い
自分を表現するためのメモさえ作っておけば。- ICE CUBE


ピーター・カーニングが「Source Principle」を明確にするきっかけとなった研究は1980年代に始まりました。日々のクリエイティブな活動においてオカネが果たす役割を調査したのです。
1990年にはフォーラムやセミナーを開催し、creativeなプロセスの流れの中で、オカネがその活動に引き寄せられ有用なリソースとなることを発見しました。オカネはビジョンに貢献するために、クリエイティブフィールドに入ってきたり、回ったり、出たりします。
一方で、オカネは我々をcreativityから引き離す大きな障害になることもあります。単にオカネを稼ぐだけでは(あるいは多くの非営利団体のように生き延びるために充分なオカネを稼ぐだけでは)creativeなビジョンの代わりにはなり得ません。
sourceのオカネとの関係を語る上では、Sourceのクリエイティブフィールドでオカネがどのように機能するか(あるいは機能しないか)ということが重要です。興味深いことに、この関係はsourceがcreativeな可能性を発揮するために不可欠な深い自己啓発への強力な直接的ルートでもあるのです。

結論めいた事を先に置いておきます。

Sourceと繋がっている風を装い、egoを汲み上げていませんか?
人は、意識的か無意識的かに関わらずegoを汲み上げてしまいがちです。
Sourceと繋がる為には、内面(identity)と向き合ってみる必要があります。内面(identity)が凸凹だと外からの入力を乱反射してしまうからです。
その内面と向き合う(内観)手法として、オカネをどう見ているか?オカネに対する価値観を棚卸ししてみる事が、非常にパワフルなルートであると言えます。


オカネを使った内観ワーク(innner work)- ライフストーリーwith Money -
人生のそれぞれの瞬間を時系列に並べて記載してみましょう。
・稼ぐこと、使うこと、貯めること、借りること、盗むこと、見つけること、失うこと

このキーワードで思い付いた出来事(何が起こったか?)をメモに記載してみてください。人生の時系列に合わせると良いでしょう。そして、その出来事の横に、その瞬間にオカネが何を表していたのか?を記載してください。

・葛藤の時間、満足な時間、栄光、恥、恐怖、喜び
このキーワードについても同様に

・罪悪感、嫉妬、フラストレーション、病気
このキーワードについても同様に


これらのメモが完成したら、出来事及びオカネに関する記載を眺めてみてください。何か法則のようなものが発見できる筈です。
同じような出来事を繰り返していませんか?
同じような気分を感じていませんか?

オカネに対するイメージは人によって異なりますが、「安心」「安全」「豊かさの象徴」のようなポジティブなもの、もしくは、「不安」「傲慢」「汚いもの」のようなネガティブなものなど、相反する価値観を持つ人がいます。これについてはどのように理解すべきでしょうか?

もし、あなたがオカネは安全だと信じているなら、それがあなたの人生に現れてきます。オカネがあると安心でき、オカネがないと安心できません。あなたにとって、オカネが安全であるという考えは明白で疑う余地のない深い真実のように感じられます。自分の信念を裏付けるために、identityがあなたの世界観にフィルターをかけてしまうのです。


オカネには基本的な性質がありません、良いも悪いも。何かをしよう、何かになろうという意志もありません。オカネは私たちが考える通りのものになるだけなのです。オカネにまつわる話は無限にありますが唯一の限界は人間の想像力です。
オカネにまつわる物語は、実は自分自身の物語でもあります。それは、人生の舞台で演じるキャラクターのような、アイデンティティだと思ってください。
オカネが自由だと思っている人は、自由になりたいと思っている人です。人生で自由なキャラクターを演じることに執着しているのです。もし私たちがオカネを支援者と考えるなら、それは人生で支援者というキャラクターを演じることが私たちにとって重要であるというシグナルなのです。
オカネは鏡のような役割を果たし、私たちに自分自身の側面を見せてくれます。鏡の中には、自由な自分、安全な自分、可能な自分が映し出されています。だから、私たちはオカネが本当にそれらのものであると信じています。しかし、それは単なる鏡であり、目の錯覚に過ぎません。私たちが求めるアイデンティティをオカネに投影すると、まるで魔法のようにオカネが私たちに代わって力を発揮してくれるのです。

The Source Principles presented here are based on ongoing research carried out by Peter Koenig.



オカネを使った内観ワーク(innner work)- ライフストーリーwith Money -
上記ワークは、Peter Koenig(ピーター・カーニング)が実施しているワークを実際に切り出したものです。

海外へ渡航ができるようになったら、ピーター・カーニングに会いに行こうと思っています。あまり人前に出る人ではないようですが、知り合いに紹介してもらってオンラインで事前にお話できたら最高ですね。

このオカネと向き合うワークですが、首がもげるぐらい激しく同意です。

オカネに良いも悪いもありません。

それに意味を与えているのはアナタです。人生に意味づけをしているのもアナタなのです。この事実をメタの視点で見る事ができるようになると、驚くほど人生は好転します。レジリエンスな人生を生きる事ができるようになるのです。

Sourceと繋がっているつもりでegoと繋がっている。なんと恐ろしい事でしょう。もし、川の上流において、水の湧き出る源が汚れていたらその流れはどうなるでしょうか?
綺麗な水を汲み上げているつもりが、濁った水を汲み上げている…しかし、当人の目にはそれが澄んだ水に見えている。
笑えない現実でしょう。
そのような経営をしている人は少なくないと思います。

自分の価値観を間接的に、遠回しにそっと見てみるために、マネーワークはとてもパワフルな手法だと言えます。

ピーター・カーニングに直々に指導してもらい、日本でもマネーワークを実施しますのでご期待ください。

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