4月号「鏡の自分だって反対だ」
4月から新しい環境になって期待と不安を抱える人がいる
あの時みたいにはもう戻れないけれど
あの教室にはもう戻れないけれど
あの子との生活にはもう戻れないけれど
終わりが始まりをくれるんだよ
本物でも偽物でも本当はどっちでも良いんだ
僕が僕であって、君が君であればそれ以上はいらない
頭で考えるんじゃないよ
心で考えるんだ
変な顔しないでさ
もっと曝け出そうよ
大切な人の目を見て
嫌じゃない、そう思うんだ
僕が得する気持ちいい話じゃなくて、君が楽になる話だ
変なプライド、変な石頭…自分が辛いだけだ
裸になってみろ
裸とまでは言わない。
笑わないから君の恥ずかしい所を見せてよ。
バカにしたりしない。
僕はなかなかに恥ずかしいことを書いてる。
笑ってくれていいし、バカにしてくれていい。
でもこれが僕。 This is me
これ以上でもこれ以下でもない。
本当はもっとシンプルだって知ってるでしょ?
本当はもっとわかりやすいんだ
どこ在住?何をしてて?今、何歳で?どこ出身で?
必要なようで必要のない情報。
今何時?くらいの情報。
男女そんなそんなところも本当は関係ないような気がするが
やっぱり男と女は男と女だなと思ってしまう瞬間の方が多い
嫌じゃないならそこにいて
僕が笑わないで見ててあげるから
君のことを絵に描いて
それを見て君が君だってわかればいい
自分じゃ自分は見えない
鏡の自分だって反対だ
だから僕が君を書いてみせるから離れないでよ
考えすぎだよ
そんな顔してもっと明るく楽しくだけを意識して笑って
なりたいものになる時代じゃない
なりたくないものにならない時代だ。
それだけわかれば君は自由だ