鑑賞録 #33 「ヘルヴァ・ボス シーズン2 第8話:THE FULL MOON」
When I see him
冒頭のミュージカルシーンから悲惨なほどのすれ違いっぷりを見せられてめちゃくちゃ気が重かった。
こういうのって徐々に重くなっていくものなんじゃないの……😭?
すれ違い
ストラスは「今夜は満月」というだけで吐くくらいブリッツとの関係についてシリアスに考えているのに、一方のブリッツは「まあf**kで機嫌とりゃなんとかなるっしょ」くらいの感じ……切ねえ……
どちらも「関わりを持ち続けること」を望んでいるのに全く噛み合っていない。
2x1時点でストラスは「魔導書の貸し借り」というアドバンテージを手放す算段をしていたが、視聴者のほとんどが「やめとけ〜ブリッツは"俺に飽きたんだな"とかそういうふうにとるぞ〜〜こじれるぞ〜〜」と思っていただろう。
歌の中でのストラスがあまりにも深刻そうなのでブリッツの(和訳が思いつかないくらい下品な)エロ方面の思考にげんなりしかけるが、ブリッツもブリッツで表情が引きつっているし「これまで通りストラスの要望に応えれば大丈夫、きっとうまくいく」と必死に言い聞かせているようだ。痛ましい。
ハッピーなことの共有はめちゃくちゃ上手なのに、ちょっと真面目で真剣な話になると全く相互理解ができなくなるという逆境に弱すぎる二人である。
それでもさすがHBというか、信じられないくらいメンタルを削るような描写とお花畑描写を交互に織り交ぜてくるあたりVivのユーモアはすごい。
ストラスも空元気ではありつつポジティブ思考だったのに、"OH, GOD!!"(抗うつ剤が切れた描写)から急激にネガティブ発言するようになったのには芸が細かくて笑ってしまった。
歌詞
(字幕を拾ったりリスニングで頑張ったりしたけど普通に間違ってそうなので公式のリリックが出たら修正します😂)
S2は公式の英語字幕が付いてたのに……今回はない。つらい。
これまで歌詞の和訳を載せるときはweb上の英語詞を持ってくるだけでよかったが、今回はそういうわけにはいかず、エピソードそのものを深掘りするよりも歌詞を一通り書き起こすことに労力を割きすぎた。
(全部大文字になっているのは省エネのためです)
それにしても文法が違いすぎる日英の言語の壁というか、少なくとも私は音にはめることを度外視して和訳しているのに、それでも英語から日本語にすると失われてしまうニュアンスがあるのは悩みどころだ。
日英の訳を生業にしている人たちは本当にすごいなと思う。
英語圏はベースが韻踏合組合なので、それに応えるために全く脈絡のない単語やひどい時は歌詞全体で見た時に矛盾しているような描写さえ入れて韻を踏ませている場合もある。
それゆえ馬鹿正直に和訳を考えていたら実はただの韻要員だったりして徒労を味わったりするのだが、この曲ではむしろ「英語でうまいこと言ってるのに日本語でニュアンスを保とうとすると若干無理がある」みたいな部分がちらほらあってもったいなかった。
たとえば
のようにLOSEを「失う、喪失する」という意味で使っているストラスと「没頭する、夢中になる」という意味で使っているブリッツの対比(繋がり)があるし、
のように「A and B」の形式が共通している部分もあるが、
日本語でそれらのノリを再現するのが難しい。
ブリッツのloseを「我を失って」のようにすることも考えたがそれでは歌詞のニュアンスが違ってしまうし、単語の繋がりを優先するか意味を優先するか悩んで結局意味を優先することにした。
nice and roughの「優しく荒っぽく」のニュアンスを「愛と信頼」形式にこじつけるなら「飴と鞭」くらいの表現になるだろうか。
でもブリッツは"eat his bird puss"(性行為)に対して"nice and rough"と言っているので、そのまま「飴と鞭」を使うのはなんか違う感じがしてしまう。
過激な下ネタをどうにか和らげようと有耶無耶にしているせいもあるが、私の言語能力ではいい訳が思いつかなかった……悔しい。
余談
今回I.M.Pがこなした依頼の現場画像がいつにも増してグロ画像になっていたが、そのシーンのうしろ〜〜〜〜の方で天使のような状態で磔にされている死体があった。(※グロ注意)
某シリーズのファンの方はお気付きのことだろう。
そう、ハンニバル・レクターシリーズからの引用だ。
映画「羊たちの沈黙」の終盤、警察に捕らえられていたレクター博士が檻に食事を持ってきた警官2名を殺害して逃亡するシーンがあり、その時殺害された警官のうち1名が磔のような状態で発見される。
グロさを抑えるために引きの画像を引用したので分かりにくいが、このシーンで翼になっているのはトリコロール配色の旗だ。
現場に突入する直前のシーンでは曇ったガラス越しに天使のようなシルエットだけが映し出され、不穏さと共に神々しささえ感じられる演出になっている。
私は天使というものに宗教的な馴染みがないので「うわ〜天使っぽい〜グロ〜」くらいの印象しかないが、ユダヤ教やキリスト教を信仰されている人の目を通したらまた印象が違うのかもしれない。
そしてHBの現場で天使にされている死体だが、翼の感じは「羊たちの沈黙」からではなくドラマ版「HANNIBAL」からの引用であろうと思われる。
HANNIBAL シーズン1 Ep.5「Coquilles」という回で起こる連続殺人事件の犠牲者は、背中の肉を切り裂かれて天使の羽のように細工された状態で発見されるのだが、まさにその状態にそっくりだ。
HANNIBALでこれを観た時は「羊たちの沈黙オマージュかな……素晴らしい」みたいな感想を持ったが、羊たちの沈黙よりもさらに生々しい描写になっているのでよりグロテスクである。
(原作からの引用がふんだんにあるのでそれら一つ一つ「オマージュ」扱いしていったらキリがないしオマージュも何もって感じだが……)
例によってグロさを抑えるために引きの画像を使っているが、天使にされた死体は延べ4体ほど登場するのでHBでの引用と比較してみたい方は是非本編をご覧いただきたい。
私はもう何周も観ているため感覚が麻痺してしまったが、初見時はそれなりにしんどい映像だったのでグロが苦手な方は観ない方がいいと思う。
引用元の予想としてハンニバル・レクターシリーズを挙げたが、私が知らないだけでもっとほかに出典があったりするのかもしれない。
たとえば「SEVEN」とか、そういう作品。
Vivのアニメは口汚さと下ネタに目が行きがちだが、1x1の「悪魔のいけにえ」オマージュといい、各話に散りばめられたグロ描写といい、今回の「HANNIBAL」オマージュといい、本当はグロアニメも作りたかったりするのだろうか。
個人的にHANNIBALのような「美しいグロさ」は平気でも、カートゥーンの感じでグロくされるとやはりどうしてもHappy Tree Friendsの悪夢が蘇ってしまうので、HBのPILOTレベルが限界である。
再会
CherubsとDorks
一方の人間界では天界を追放されたcherubsが普通に悪事に手を染めている様子が描かれる。
CollinだけはS1の頃から好きだったものの、綺麗事を言っている時の彼らは実に鬱陶しかった。しかし開き直って(依然として独善的だが)ちゃんとゲスになってからは好ましく感じるし、Cletusの声が相変わらずしんどくて面白い。
Cherubs同様、久しぶりの登場となったエージェントたちとの絡みがあるが、彼らの施設では祭服を着た某宗教の偉い人が量産されて銃を携え軍隊のように行進していたり、途中に映る装置のなかではポケモンの進化過程のようにして培養されていたりと「さすがサウス・パークの国……」となる描写が見られる。
彼らのユーモアの感覚は一生つかめないなと改めて思った。
さて、Cherubsとエージェントたちが再登場となったからには内外にファンが存在していて、アホでバカでどうしようもないところが魅力なのだと思うが、にしても出番多すぎないか?フィズをもっと出せ?フィズとオズの絡みは?ねえ?
ブリッツとフィズ
フィズは直前の数話で主役として登場しているのでHB的には「再会」ではないが、視聴者的には再会である。
うう……すっかり……すっかり普通に仲良くなって……
あなたたちが友情を取り戻してくれたことが本当に嬉しいよ😭
マモンから解放されたフィズがすごく健やかな雰囲気を漂わせていて自然と笑顔になる。かわいい。
フィズが好きすぎて彼の出演シーンは0.25倍速で見直すようにしているが、今回も非常に可愛かった。フィズのベロからしか得られない何かがある。
今回の二人はあれだよね?恋バナをしているんだよね?広義のね?
本編に存在する可能性もあるが、ミリー姉妹のスピンオフみたいな感じで20分間ずっとブリッツとフィズの他愛のないやりとりが見られる回を作ってくれないだろうか。
Panty&Stocking with GarterbeltのEp.24:ナッシング・トゥ・ルームみたいな、定点で二人を映しつつちょくちょく他のキャラが入ってくる雑談回……ほしい……
だいぶ前の記事にも書いたが、PSGとVivのアニメはめちゃくちゃ親和性が高いと思うので本当にコラボしてほしい。作画を入れ替えるだけでもいいからやってほしい。
私に巨万の富さえあればTriggerとVivに巨額の資金提供を持ちかけてどうにかこうにか実現してもらえるかもしれないのに……!!
さて、本編ではブリッツがオズフィズ倉庫の特別室みたいなところに案内されているが、セキュリティのキーパッドがかわいすぎてグッズ化待ったなしである。
正しいキーを打ち込まれるたびにディスプレイのオジーが感じてる顔すんの何まじで。
かわいすぎるわ。
フィズがビーズを引っ張り出して「本物のオブシディアンだよ」と言っていたが、念のためパワーストーンとしての位置付け(効果)を調べてみた。
ブリッツ……
それにしとけばよかったのに〜〜〜
普段パワーストーンには関心がないが、こういう時は困った時の神頼みで都合よく信じた方がいいと思う。
オブシディアンにしておきなよブリッツ。
拒絶
まずはブランドンとブライスに心からの拍手を送りたい。
二人がイベントに出演した際はブリッツとストラスのキャラを入れた上でBL営業みたいなファンサをしてくれることが多く、最近は楽しげな声しか聞いていなかった。しかし本編では超絶シリアスモードである。
ブリッツとストラスの心の中を見せてもらっている視聴者からすればどちらの気持ちも汲み取れるし双方が最適解を選べない理由も分かる一方で、二人の状況が分かるからこそ「なんでそうなっちゃうのよ〜〜」とやきもきもしてしまう。
クリスタルを渡したストラスが素直に丁寧に言葉を紡いでも、ブリッツは心底「何かの役に立たなければ望まれない」と思っているので好意さえ素直に受け取ることができない。
「無条件に愛されるはずがない」と骨の髄まで染み付いているブリッツにはストラスからの愛が理解できず、本気で戸惑っている……つらいよ〜〜!!
ストラスは魔導書をクリスタルと交換して強制力をなくすことで二人の関係を健全なものにしようとしているだけなのに、ブリッツは「自分がうまくできなかったから魔導書を取り上げられる(関係を切られる)」としか考えられないんだ。
「このクリスタルを使えば法に触れることなく人間界に行くことができる。魔導書を借りるために私に会ったり、触れたり、ベッドを共にする必要はない。もう(無理に)一緒にいなくていい。だけど私は君と一緒にいたい。一緒にいてほしい。もし君が望むなら」
という第三者からすれば十分そうに見えるこの言葉を聞いても、ブリッツからすればとんでもなく分不相応な提案すぎて処理しきれないのだろう。
ストラスの誠実な態度を"そういうプレイ"扱いした描写は悲しいが、ブリッツはバカじゃないので本当にプレイだと思っているわけがない。
「愛情を信じて受け入れた後で失うのが怖い」とか「心を開け渡して無防備な状態で傷つくのが怖い」とか「今は愛してくれていてもいずれ失望されるかもしれない」とかそういうものに対する防衛反応として変に合理化したり茶化す癖がついているのだと思うし、恋人ごっこの一環にするしか理解しようがないんだ。
ストラスは心をさらしたけれど、ブリッツの抱えたトラウマや自尊心のなさ自己肯定感の低さが彼の誠実さを上回ってまっすぐに伝わらず、結局 “I think so highly of you, I didn’t realize you thought so low of me.” なんていう作中随一のトラウマ台詞が誕生してしまったし、傷ついたストラスはブリッツからの謝罪を受け入れないまま彼を拒絶してしまった。
あんな終わり方ある?!ひどいよ!😭
ストラスは自分なりに必死に考えて言葉を尽くしたと思っているし、ブリッツは望まれたことに応えてきたと思っている。
しかしブリッツがすんなり「あ、俺のことが好きってこと?マジ?嬉しい!両思いだ!」と受け入れられるはずもなく、二人の間にあったセックスやブリッツがそれを最優先事項にしていたことについてのストラスのコメントはあまりに一方的だ。
魔導書を持ち逃げしたブリッツに対してストラスは1x1でこう言っていた。
魔導書を無断で持ち出したインプに対する貴族(しかもGoetia)の対応として見れば破格の寛容さだが、2x8現在となっては意味が変わってくる。
自分が提案したことに対して「間違っていた」と言うのはおかしくないし、不都合になって取り下げるのもいいだろう。双方の合意のもとなら。
しかし2x8のストラスの「ブリッツは私の気持ちを信じないでいつもセックスのことに話をすり替える」という言いっぷり、ちょっと横暴すぎやしないか?
favors for favorsを提案してセックスを対価にしたのはストラスで、電話でも直接会ったときもブリッツに対して下ネタ全開でブリッツがドン引きするほどのhorny owlと化していたのは(そういうユーモア描写だとしても)自分なのに、いざ自分が恋心を抱いたら急に「君はいつもセックスのことばっかり!」なんて、ブリッツからすれば(セリフでも言っているが)気持ちを押し付けるな!である。
ブリッツは「何もメリットのない自分自身が望まれている」なんていう概念がないのだから、「自分の価値はセックスを提供することだけ」「それに専念して満足させ続けなければ切られる」と思ってしまうだろうし、ミュージカルシーンで言っていたように複雑に考えるのも嫌なはずだ。
そしてブリッツがビジネスを続けられるかどうかは客観的に見て「ストラスのお気持ち次第」だったのだから、「失敗できない」「求められたことに応えなければ」という義務感の方が強かったはず。
視聴者は「ストラスはブリッツに不誠実なことはしないだろう」と確信を持てるだけの情報が与えられているし、仮にその確信が間違っていたとて利害関係にないのだからノーリスクだ。
しかしブリッツは違う。
自分一人が食いっぱぐれるならいいだろうが、M&Mとルナがいる。
3人を大切に思っている「社長」のブリッツは彼らを食わせていくことへの責任を感じているだろうし、ストラスとの間にあるあたたかなものをおいそれと信じることができない。
ストラスはそういうブリッツの中の葛藤やトラウマや自己肯定感が地の底まで落ちていることを知らないし理解していないから「こんなに誠実に向き合ったのに真剣に取り合ってくれない」みたいに受け止めているし、早々に心を閉ざしている。
少なくともこの時点では相性最悪の振る舞いだ。
いや違うじゃん!話し合えよ!!!
私の答えは出た、君は何も言わなくていいじゃないのよ、話し合えよ!!!
自分はこう思っている、あなたはどう?そうか、そういうふうに考えるのか、ではこうしてみるのはどうだろう?自分にとってあれはこういう意味に感じるんだ。なるほど、あなたはそんなふうに思うんだね、ごめんね。っていうのをや〜〜れ〜〜〜よ〜〜〜〜!!!!!
でも二人があのテンションで「話し合い」しようと思ったら5億年かかっても無理なんじゃないか?
前述した通り、この二人のしんどいところは「どちらも間違ってるしどちらも悪くないしどちらもつらい」という点にある。
ストラスも生まれた時からまともに愛情を受けられず、友達もおらず、将来何をするのか、誰と結婚するのか、どこに住むのか、あらゆることに自分の意思を許されず何もかもを決められた不自由な中で生きてきて、抗うつ剤を常用していた上に直近では離婚話やストライカーとのあれこれもあって心身ともにぼろぼろだった。
いっぱいいっぱいの状態でブリッツとのシリアスな話をして、しかも「はぐらかされている、真剣に受け止めてくれない」と感じてしまったら心を守るために拒絶して遠ざけたくもなる。
心をすり減らしてすり減らしてどうにかしようと苦しむよりもすっぱり切り捨てて関わりを断ち別の何かを見つける方が楽だ。
話し合えよ〜〜!!と書いたが、そもそも価値観も自意識も常識も立場も言葉も表現もかけ離れている二人が話し合いでどうにかなる気もしない。
どうやったら二人は幸せになれるの……?
フィズとオジーが通訳するとか?
第三者の介入なしで解決するの無理じゃね?😭
貴族
ブリッツはよく「貴族が俺たちを気にかけるわけがない」みたいなことを口にするけど、過去に別の貴族となにかあったりしたんだろうか。
バービー、父、フィズ、ヴェロシカ、近い階層との付き合いで揉めまくってきたのは分かるが、今のところストラス以外の貴族との深い関係も見当たらないし裏切られたり蔑ろにされたような描写もない。
インプだからってこっぴどく差別されたような描写もないし、ステラみたいなのは単に「貴族うぜ〜いけすかね〜」くらいで済ませそう。
オジーはフィズが嫌っている相手だから意地の悪いことをしただけで、そうでなければものすごく対等に接している。
マモンは貴族だからどうとかインプだからどうとかじゃなくてあらゆる他者に対して搾取する性質だし……うーん?貴族との関わりについて何か見逃してる?パイモンからの扱いがあんなだったからか?
なぜそんなに自分の出自に劣等感を持っているんだろう。
自分が報われないのは出自のせいだって合理化してるのか、この先に過去のエピソードが出てきて「ああ……これは貴族クソだわ……」となるのか。
一番の元凶は父親のCash Buckzoだと思いますけどね!!!!!
父親
ブリッツって本当はサーカスも人を楽しませることも大好きなのに、エンターテイナーとしてはフィズに敵わない、単純なサーカス技術や変身能力でもバービーに敵わない。
それでも「愛してるよ」と言われて育てばあんな自己肯定感のぺらっぺらな人格には育たないだろうに、父親は「愛してる」どころかフィズを特別扱いして「お前が息子だったらよかったのに」みたいなカードまで贈っている。
フィズの対価に莫大な金を要求する一方でブリッツの対価はゴミみたいなもので"plenty"と評した、そのシーンこそブリッツは見ていないが、あの父親のことだからどうせ普段から本人の前で同じような振る舞いをしていたんだろう。
無価値だと扱うのみならず命令に対してブリッツが明確に「怖い、やりたくない」と言っても「サーカスのためだ」「ママを助けるためだ」と言いくるめて意思を軽…………なんかCash Buckzoの行いを振り返ってたら普通にイラついてきた…………
母親は?!母親はまともそうな雰囲気なのになんで母親の影響をもっと受けてない?やっぱり唯一の拠り所だった母親さえ自分のせいで失ってしまったという罪の意識に苛まれすぎてそれまでに受けた愛情のストックも消え失せるくらい自己否定に陥っているということなのかな……😭
おわり
最近のHB事情はSNSで二次創作や中の人たちを見るのが主になっていて、公式はほとんど観ていなかった。
4月の末頃に「HELLUVA BOSS: SEASON TWO TRAILER (LVL UP 2024)」が配信されてからというもの、二次創作の作家さんたちが傷ついた心を癒すかのようにブリッツとストラスが健全な愛を育んでいる作品を上げてくれ、私もそれに救われた。
2x8がリリースされてからのTLは阿鼻叫喚だったが、やはり自然治癒力が作用するかのごとく「うまくいったif」が上がっている。ありがとう二次創作作家の皆様。
たまに押見修造版へルヴァ・ボスみたいな二次創作を目にして心が砂になることもあるが、そういうときは本物の押見修造作品を読み返すとなぜか心が落ち着く。
◇
2x8は公開されてから26分経ったところで気がついて即クリックしたが、初っ端から歌唱かつ聞き取れない上に聞き取ったとて"DERRING-DO"みたいな知らない表現が出てきたので心が折れかけた。
字幕が不鮮明なところは聞き取った音をそのままSiriに言うと大概それっぽい単語を出してくれるので非常に助かっているが、できれば"My Birthday! My Birthday! It's my Birthday!! Birthday tiiimeeeeee!!!!"みたいな簡単なところから始めてもらいたい。