見出し画像

CRIMESIGHT(クライムサイト)のプレイガイド

このアイリーン女史の横姿がメインビジュアルから省かれてて寂しいんだよ、もっと見せていこうよコナミさん! っていうお気持ちであえて貼ってます。届けこの想い。

布教の為にガイド記事を書きました。
ルールだけじゃなく、ミステリー好きの視点で気づいた元ネタも交えて解説してます。

全体的な注意点として:
コメントはモリアーティ視点のものが多いです。
チュートリアルやヘルプに書いてない部分は実際の挙動から想像して書いてます。
勘違いがあるかもしれないし、アップデートで変更される恐れもあります。

公式リンク集

公式サイト
https://www.konami.com/games/crimesight/jp/ja/

Steamのストアページ
https://store.steampowered.com/app/1491710/CRIMESIGHT/

Twitter(TIPSの投稿多し)
https://twitter.com/CRIMESIGHT_JP

動画投稿ガイドライン(配信者向け)
https://www.konami.com/games/crimesight/guideline/jp/ja/

プレイヤーによる立ち回りの解説


もっと増えるといいな。

AI(プレイヤーの陣営)

Sherlock(シャーロック)

眼鏡いいよね眼鏡。
重要なポイントとしては、1日目と2日目の夜の分析でなるべく情報を多く引き出せる配置に持っていく事と、ターゲットの可能性がある人物にちゃんと食料を持たせる事。
ターゲットの殺害を阻止、かつキラーを特定できればば勝利。
・殺害されるより先にキラーを特定する
・4日目の朝まで生き延びて最後の投票でキラーを当てる(投票を外すとドロー)

Moriarty(モリアーティ)

ワイルドなおじさん。あまり「教授」っぽくはない風貌。
キラーとターゲットを知っているし、食料と凶器の場所が全部わかる。
2キャラ動かせるので、1キャラ目は自分がシャーロックの振りをして制御を宣言したキャラ、もう1キャラは誰も制御の宣言をしていないキャラを動かすのがセオリー。(なのだけど、あえて宣言してないキャラを触って、情報を炙りだそうとしてくるシャーロックも居るので注意が必要)
Agathaがキラーの場合はさくっとと制御を宣言して速攻を狙っていくといい。逆にAgathaがターゲットで初手からガン逃げされた場合は頭を抱える。
ターゲットだけは制御できないので、キャラの制御がバレた場合は、そのキャラがターゲットでない事もバレる。
ターゲットの殺害に成功すれば勝利。
最後の投票でキラーを特定されなければドロー。

Irene(アイリーン)

眼鏡女史。(ここ最重要ポイント)
この陣営は1キャラしか制御できないので制御の宣言するときバレないよう上手く振る舞う必要がある。(アイリーン入りの対戦では、シャーロック側は2キャラ制御なので)
モリアーティに専用の通信を送れるんだけど、表の通信と使い分けて送るので結構忙しい。
モリアーティと同様にターゲットだけは制御できない。
モリアーティと違い、襲撃コマンドが無く、配電盤も破壊できない。
食料と凶器の場所についてもシャーロック並の知識しかないので、重要な局面ではモリアーティに教えてもらう必要が出てくる。
勝利条件はモリアーティ陣営と同じ。

Pawn(登場人物)

人物の移動中とかにF1~F6のキーを押すとキャラ紹介が見れます。
推理作家に因んだ名前なので「十角館の殺人」や「電脳山荘殺人事件」みたいな脳内設定でも楽しめます。はい。

F1~F6キーでキャラ紹介を表示

A: Agatha(アガサ)

元ネタはアガサ・クリスティ、言わずと知れたミステリーの女王。
行動順第一位のキーパーソンです。
初手でAgathaを遠くへ飛ばす、通称「Aダッシュ」なる戦法が生まれるほど。

B: Berkeley(バークリー)

元ネタはアントニー・バークリー、後述ドロシー・セイヤーズと仲が良かったっぽい? あの時代(ミステリー黄金期)の作家さん達、コラボとか多くて良い感じですよね。
行動順第二位でこちらも重要人物。
よく死ぬし、よく殺してる気がする。(行動順の早い人物がターゲットやキラーだと、ゲームのバランスが偏りがち)
動画配信では高確率で「ベーカリー」って呼ばれる可哀想なキャラ。

C: Catherine(カトリーヌ)

元ネタはカトリーヌ・アルレー、フランスの小説家。推理作家というよりはサスペンス作家な印象が強くて、日本だと火サスとかテレビドラマの原作が多め。
動画配信では「キャサリン」って呼ばれてる事が多い。

D: Dorothy(ドロシー)

元ネタはドロシー・セイヤーズ。日本だとピーター卿のシリーズくらいしか知られてないかも。
個人的にはこのキャラとカトリーヌが偽のキラーとして使いやすい。
行動順の都合上、シャーロックに程よく意識させられる。

E: Ellery(エラリー)

元ネタはエラリー・クイーン。この人は説明不要ですよね。
このキャラがターゲット場合、高確率で殺されてる気がする。
行動順の都合もあるけど、シャーロック側では盲点になりやすいポジションみたい。

F: Freeman(フリーマン)

元ネタはオースティン・フリーマン。自分はソーンダイク博士シリーズしか知らないです。
行動順が最後なので襲撃を襲撃と気づかれない時があって、このキャラで犯行が成功すると凄く気持ち良い。
概ね行動順の遅いキャラがキラーの場合ほど、攻め方に捻りが必要になってきます。

ステージ

シャーロック・ホームズに出てくる建物がモデルみたいです。

01.Number3, Lauriston Gardens

「緋色の研究」の現場、ローリストンガーデンズ3番地。
右側が長いルートになっているのでターゲットに逃げ込まれると大変。

02.BrionyLodge

「ボヘミアの醜聞」アイリーン・アドラー邸。
左側に小部屋多いので、犯行は探索時の孤立を狙うのが良さそう。

03.Mr. Josiah Amberley's House

「隠居絵具師」アンバリー邸。
全体的に孤立しやすい構造なので序盤から犯行を狙える。

推理(シャーロックの立ち回り)

相関図の利用

まずはTABキーを押しましょう。
その時点で可能性として残っているキラーとターゲットの組合せが矢印で表現されます。
基本的にはこの線の繋がったキャラ同士を引き離すように動かせば犯行を阻止できます。

新たな情報が増える度にこの矢印が減っていく
この状況ならEとFを逃がし続ければ勝てる

推理の材料を増やす

キラーとターゲットの推理は基本的に消去法です。
・モリアーティの制御がシャーロックの制御と被ると、そのキャラがターゲットではない事が確定する(モリアーティはターゲットを動かせないので)
・1日の終わりにシャーロックの分析でキラーとターゲットの距離が3マス以内かどうかが判明する
この2つの情報により、キラーとターゲットが絞り込まれていきます。

なので、賢いシャーロックは時々、あえて宣言してないキャラを制御したりして情報を引き出そうとします。
さらにズル賢いシャーロックは、ミュート機能を巧みに使って、怪しい相手にだけ異なるPINGを送ってモリアーティを罠に嵌めてきます。(シャーロック怖いよ……)

1日の終わりに1人または2人だけ孤立して離れてるような配置だと、分析でかなり絞り込まれます。(その離れてるキャラがキラーまたはターゲットである可能性の有無が確定する)
なので、そうならないようにモリアーティは頑張るんですが、腹黒いシャーロックはそこにも付け込んでキャラの制御を被せてきたりします。
腹黒眼鏡は萌えますね。(遠い目)

犯行(モリアーティの立ち回り)

推理の材料を与えない

基本的には長期戦になるほど不利です。(どんどん推理の材料が増えてくので)
自分が黒だとバレる前に決着をつけるつもりなら、初手でキラーの制御を宣言してしまうのも手です。
推理の材料を増やさないよう、他のプレイヤー(シャーロック)が触らなさそうなキャラを制御していきます。
ただしAgathaに限っては例外というか、行動順のアドバンテージが偽のキラーとしても優秀なので、バレるのを恐れずに制御していっていいと思います。

相手に与えると不味い情報についてですが、自分が黒だとバレるのはそこまで痛手になりません。ターゲットがバレるとかなりキツいです。キラーはバレた時点で負けです。
優先順位を意識しましょう。

シャーロックの分析をかわす

1日の終わりに来るアレをどう乗り切るかが勝敗を大きく分けます。
例えば、もし夜のターンであるキャラを制御する事によって分析の結果を攪乱できるのであれば、そのキャラがターゲットじゃない事がバレたとしても許容できるリスクだと言えます。
とにかく1日目の夜は1-5とか1-1-4みたいな分散の仕方になっていないよう意識します。(むしろ夜の前に襲撃準備できてればそれに越したことはないけど)

攪乱(アイリーンの立ち回り)

モリアーティに優しく

アイリーンの入るゲームでは、シャーロックよりも先にモリアーティが攪乱されます。これ、冗談抜きでマジです。
シャーロックがキャラを2人ずつ制御できるようになるので、制御の宣言PINGを2つ投げる人もいます。それにアイリーンからの裏PINGも来るので処理しきれなくなる事が多いです。
モリアーティには優しく接してあげましょう。

制御の被りをコントロールする

プレイヤーが制御するキャラの数について注目してください。
通常の4人対戦では、シャーロック×3、モリアーティ×2で、5キャラが制御されます。
アイリーン入りの対戦では、シャーロック2×2、モリアーティ×2、アイリーン×1で、7キャラが制御されます。
当然ながら制御するキャラが被りやすくなります。
モリアーティはとにかく制御の被りを避けたいので、アイリーンはしっかりとシャーロック側の制御に被せていくようなプレイをしましょう。
(アイリーンの表PINGでの宣言キャラをモリアーティが制御したりする)

実は出来ることが少ない

1キャラしか制御できません。シャーロックの制御と被った場合も、どちらの制御が採用されるかはランダムです。
実際、シャーロックに対してのアドバンテージは「キラーとターゲットを知っている」事だけです。

空腹と負傷

夜のターン終了時に食料を持っていなければ「空腹」状態がひとつ増えます。
野犬に襲われるかガスのエリアに居た場合に「負傷」状態がひとつ増えます。
「空腹」や「負傷」が1つの場合、移動距離が2マスに。
「空腹」や「負傷」が2つになると移動距離が1マスに、あと視界も失います。(視界を失ったキャラは目撃者として機能しなくなる)

薬や食料は、対応する種類の状態異常を全回復させるし、他キャラに対しても使用できます。

そこに移動してくる予定の別キャラに使ったり

例えばですが、夜に1つしかない食料を「使用」すると、その後に食料を持っていない判定となって翌日は空腹だったりします。(この場合、夜の食事で勝手に全快するので持っているだけの方が良い)

行動順に気を付けるとリレー襲撃とかできます。
弱ったキラーに第三者が薬や食料を届けて、移動距離の回復したキラーが襲撃。
油断してたシャーロック側から悲鳴があがります。K・A・I・K・A・N

野犬

だいたい2日目以降、北寄りの部屋に乱入してきます。エントランス付近は避けてるみたいです。
3マス以内の人物をランダムに狙うようで、必ずしも近いターゲットを襲うとは限らない模様。
終盤の余裕が無いときにキラーを「はむはむ」されると泣けてきます。
既に瀕死のキャラは襲わず、まだ元気な人物を探してウロウロします。
ガス漏れエリアや催涙ガスも平気で突破してきます。怖い。
でも、野犬を処理するのに武器を持ってる必要はないです。

ガス

ガス漏れは、だいたい2日目以降、3エリア以上の広い部屋に発生。
ガスのエリアを通過したり修理の為に入っても負傷しないです。
キャラの居るエリアに催涙スプレーを吹かれても、ターン終了時にそのエリアを出ていれば負傷しないです。
(この仕組みを知らないシャーロックに対しては、催涙スプレーのハッタリが良く効く)
催涙スプレーのガスは視界を奪うので、目撃者を黙らせるのには使えます。
でも、ガス漏れのガスにこの効果はないので、イケると思って襲撃すると阻止されます。(イケると思ったんですよ)

配電盤

壊すと次のターンに照明がダウンして、2ターン経過するか修理されるまで全員の視界を奪います。
照明が復帰するのは修理した次のターンなので、故障の2ターン目に修理するのは意味が無いです。
シャーロック側が先にアクセスすると壊すのを防御できます。(そのゲーム中ずっと)

隠し通路

アクセスして開けると次のターンから通れるようになります。
開きっぱなしで隣の部屋から丸見えだけど、隣の部屋のキャラは目撃者として機能しないようです。

その他、ホームズのネタ

「The Game Is Afoot!」

獲物が動き出したぞ、的なホームズの台詞。

「JHW Corporation」

未来予測AIを開発・運営している企業の名前。
JHWはおそらくジョン・H・ワトスンに由来してる。

「V221B」

ホーム画面でAI Sherlockがウロウロしてるあの仮想空間。
ベイカー街221B、ホームズが住んでた下宿の住所ですね。
「Baker Street」だからVじゃなくてBな気はするけど「B221B」じゃ字面わるいからかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?