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創作モチベーション維持の講義を受講してみた感想(メイン講師DK先生:ゲスト講師Wack先生)


はじめに

 まず一番最初になのですが、この講座を受けた動機は、私が一瞬BBの編集をしていたからであったり、DK先生が関わっておられ――という理由では一切ありません。元々ある方に、DK先生のお話が勉強になったと伺って気になってXを見に行き、すごく私も勉強になると思ってフォローさせて頂いたのがDK先生を知った契機で、期間などまるでかぶっておりません。

 それを前提にして、以下、受講しようと思った理由などです。

受講しようと思った動機

 まずその日、私は珍しく(?)XのTLをじっくり見ておりました。すると当日開催の講座があると目に入りました。ふぅん、どんな内容なんだろうと思ってよく見たら――一気にやるか、コツコツやるか、モチベーション、と記載されていました。モチベーション自体は漠然とした概念で、「今日もモチベわかない」などと使うなぁと思ったのですが、私は実は、「コツコツが出来ない」ので、「一気にやってもいいのかな???」という疑問から、自分に合う『なにか』が見つかるかも知れないと期待して受講を決意しました。

受講してみての感想

★モチベーションとは何か?

 そもそもこちら、上述したとおり、とても漠然としていると私は思っていたわけですが、コレが凄かった。冒頭で、その定義が語られまして。この講座では、こういう意味だと、しっかりと述べられていて、感動しました。よく、私は色々な講座を受けるジプシーなのですが、「あなたの作品はよくなる。だからモチベを保って」というような、概念的な言葉は頂いていたのですが、そうではない。モチベーションが何かを振り返る機会を頂き、理論的にモチベーションがなにかという点を、理路整然と、この場における定義としてご説明頂きました。まさに、頭の中がすっきりとしました。これだ、私が求めていたのは、これだ、とその時に考えて、そこから没頭して講座を聴いておりました。

★独りよがりのやる気ではなく、外的要因について

 少し触れると、講座内では、実践的な商業観点のお話がこの部分の主軸でした。私は、こちらが上級者向けの講座とは知らずに申し込みしたのですが、まさに商業活動している方向けの内容で、かつ小説主体なのかと思いましたが、『物語を作る人』に向けた内容で、漫画原作者であったりシナリオを書く方であったり、そうした全般の方に適応可能な――自分の内側と、商業的な外側のお話を伺いました。なるほどなぁと、私はこの辺りからパソコンにメモを取りつつ、Xで実況していました笑笑 Xはご反応ありがとうございました!

★一気にやるとは?

 さて、掲題にもありますが、私はスタートダッシュを決めるのが得意なのですが、その後の息切れが凄い。これはモチベの低下なのだとずっと思ってきました。ですが違った、といいますか、このお話で自己を肯定するグラフを見せて頂き、私は決してダメでは無いのかも知れないと、自信を持つことが出来ました。ココまでの間にも、モチベの維持には様々な折り合いがあるなど、自分との妥協点の見つけ方も教わっていたのですが――正直一気にやってしまう事に関して、私は劣等感を抱いておりまして……それを初めて肯定された心地になりました。

 それで、一気にやれているのに、何故続かないのかというのも系統立てて説明して頂きまして、それは、構成時に、序破急でいうと破の部分の、たとえばそこに12分割したバトルのリピートを入れるような、『やり方の基礎』の部分が出来ていなかったのだなと気づきました。この部分のグラフは、無料講座や、DK先生のポストでも時折見かけるように(見かけると聞きましたが)、この講座を受講していなくてもしっかりとポストから吸収していればよかったなと私が自省した部分でもあります。正直、ポストだと、ぱっと見て分かった気になってしまって、実は理解していないと言うことがあるんだなぁと実感しました。そういう意味において、とても動画と音声、かつコメントを拾ってもらいながらのリアルの学習は意味があるのだなと痛感しました。

★コツコツやるとは?

 さて、問題は、私は元々これが出来ないと思って、コレに関しても非常に知りたくて参加させて頂きました。そうしたらこちらもWack先生が非常に分かりやすくお話しして下さいました。
 こちらは、私はコツコツ出来ていない自信があったのですが、そんなことは無かった――と、自己肯定感が凄く強まりました。私は、コツコツできているじゃないかと、受講して自分自身を見直しました。端的に言うと、書き始める前に、何をするべきか、何をコツコツするのか、そういったポイントを教えて頂いた形で、こちらは物語に深みを与えるような、登場人物を生きた人間にするかのような、そんな書くという事のすごさを学ばせて頂いたようにも思うと同時に、一文字でも進めることについても考えさせられました。

 勿論、お二人の先生は、人のやり方を大絶賛する方式ではなく、ダメであったり折り合いのつかなさであったりは、そのポイントごとに適宜だめな例を挙げて下さり、そこに私が合致することも多かったんです、が、ここが受講のポイントだと思ったのですが、自分に出来ていることも客観的に見ることが出来まして、それが一つ、私にとって自己を見直す機会となり、本当に受講してよかったと思いました。

★資料を頂戴して(講座受講の特典的)

 なお講座を受講後、資料を頂きました。当日の解説の振り返りの他、シートが別紙にありまして、印刷すれば直接書き込める形式でした。これはとてもありがたく、ファイルをDLしまして、今後何度も使おうと決意した次第です。

★創作講座を受講する意義

 さて。私は、これは常々、講座を受講する度に考えているのですが、今回のメイン講師DK先生と、ゲスト講師Wack先生の講座を受講しての俯瞰的な感想です。

 本当に、一言で言って――受けてよかった――!!
 あの日Xを見ていた自分、偶然だけどすごく……よかった!

 と、叫びたい心地です。よかった点はココまでにも書きましたが、

・モチベーションの定義(主題の明確化)があった事
・客観的に自分の出来ている点と出来ていない点を把握できた事
※特に、だめなことを聞きに行ったつもりが、出来ていることを教えてもらえた事(これは私がネガティブなところがあるのもあります)
・モチベを越えた先にある、物語の構造的観点やアイディアの鮮度からの、やり方や構成を学べた事
・本講座でよしとする事と、ちょっとコレだと難しいという点を具体的に挙げてもらえた事(※1)
・※1の上で、これはあくまでもこの講座での例であり、当てはまる部分は採用し、そうでないものは捨て、自分に合った事柄を適宜選択するとよいという言葉

 といった項目が、本当に私には有用でした。

 有料講座ってちょっとハードルも高いですし、有料講座自体にも賛否両論があるのは、私も存じております。ただ、自分を高めるために、私は講座を受けていくというのは、とてもいいことじゃないかなと思います。それは、自分の中の、外的な側ではなく、自分の内側のモチベをアップする、自分のやる気を鼓舞する――このやる気の鼓舞は私なりの定義ですが、その一助になって下さるような、そんな素敵な講座だと私は感じました。またタイミングがあったら是非参加したいと思います。また、迷っている方がおられたら、少しでもご参考にと思い、このnoteを記しております。

さいごに

 最後になりましたが、DK先生とWack先生に、本当に厚く御礼申し上げます。自分の中で見えなかったことに、一本、二本と糸が通ったかのように、道しるべが出来た気持ちです。またコメントを拾って下さったのも、誠にありがとうございました。ライブ感がたまらなかったです。今後も私個人としては自分なりに精進していきたいと思いました。また、一緒に受講していた皆様のコメントも多岐に渡り、本当に勉強になりました。その皆様にも御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました!

 以上となります。どうか、少しでも多くの皆様の、特に背中を押して欲しいような方の、ご参考になれば幸いです!


 戌@猫宮乾 拝

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