隣町珈琲で中島京子さんを感じる夜
今夜は~【中島京子】氏の【やさしい猫】
対談を聴きに隣町珈琲へ
私が中島京子さんに強く惹かれるようになったのは
【かたづの】を手にしてからだ。
これは、北東北の八戸、根城南部氏のお話。
21代当主・清心尼。
「戦」をせずに家臣と領民を守り抜いた、江戸時代唯一の女大名、その女城主としての生きざまを描いた歴史ファンタジーなのだ。
史実のみを見れば、とても辛いお話になってしまうのだが、
清心尼と心通わせる一本角のカモシカ、そして、私の地元神社である「櫛引八幡宮」から生まれた「河童」が出てくることで、暖かさや滑稽さが加味された作品になっている。
「河童」が清心尼に恋をした(⋈◍>◡<◍)。✧♡
そして、遠野へ追いやられていく清心尼を追って、河童の親分「川辺孝太郎」は、厳しい陸路を遠野まで渡るのだ!
遠野の河童は、櫛引八幡宮近くを流れる「馬淵川」が発祥なのだ!わーい!
これを何とか「ふるさと講談」に仕立てたくて、今日は、中島京子さんを感じたくて足を運んだ。
まろやかでチャーミングな方だった。
なんとなあ~誕生日が私と同じ月日で驚いた( ゚Д゚)!!
ご縁を感じずにはいられませんな。
中島さんの小説に暖かさが流れる理由がわかったように思いました。そして、スタンダップコメディと重なる部分があるなあとも。
ほんわかした気分で帰路につきましたが・・・いやいや(;^_^A
あんた頑張りなさいよっ!と、自分で自分に突っ込みいれる夜。