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青森からスイスへ。田舎少女がスイス留学!Vol. 2 青森からスイスの大学へ入学した方法

今回は、私がどうやって青森からスイスの大学に入学することができたのか話していきたいと思います。

スイスの大学を卒業して今思うことは、地方出身だって、どんな家庭に生まれても、ハーバード大学にだって、どこの国の大学にだって行けるという事。だけど、それを知っているか、海外の大学を自分も行くことができる世界だと思っているのかだと思う。私は、その点でいうとラッキーだった。青森という田舎にいたけれど、海外で活躍する人たちに会うという経験が学生の頃に体験できた。だから、自分が憧れる世界を思い浮かぶことができたし、海外の大学進学を目指すことができた。日本の大学が悪いわけではないが、学生時代を世界の友達と一緒に過ごせた事、日本以外にも居場所ができた事、海外でも働いていける実感した事は、自分にとっての自信となった。

地方にいても、オンラインで海外の大学の授業だっていつでも受けることができる時代。まずは、インターネットで調べるだけで世界は広がる。

私がスイスの大学に入学した方法

青森の外国語科がある高校⇒ 東京の留学専門学校で1年間準備⇒ スイス大学留学

私が留学に行く!と決めたのは、高校2年生の頃。きっかけは、日本の次世代リーダー養成塾という全国の高校生が集まり2週間共に過ごすサマーキャンプ。これに参加するまでの私は大学進学というと日本の大学という固定概念しかなかった。英語が好きで、いつか海外で働きたいとは思っていたので、なんとなく国際交流が盛んな日本の大学にいこうと思っていた。今思えば、海外の大学へ進学するという選択肢を“知らなかった”

しかし、高校二年の夏の経験で、私のちっぽけな世界が一気にグローバルへと広がった。そこで出会った人たちは、すでに高校から海外の学校に通っていたり、メンターと呼ばれる先輩たちは海外の大学に通っていた。青森ではそこそこ英語ができると思っていた私だが、英語でマレーシアの元首相マハティールさん(講師の一人でした)に堂々と質問している姿がかっこよかった。私の目指したい理想像が見えた瞬間だった。


青森に帰って、すぐに両親に留学に行きたい!と宣言。私は、サマーキャンプで出会ったかっこいい憧れの人たちのように、日本の大学の交換留学ではなくて、正規で直接海外の大学に入学したかった。

しかし、そんなに簡単に留学できるものではなかった。わたしの両親は、新婚旅行で海外に行った事があるくらいで、英語もしゃべれないし、大学も卒業もしていない。ありがたいことに全力で私のやりたい事を実現するために支援をしてくれるが、留学に行く方法がわからない。私の高校では海外の大学へ進学をするという選択肢はなかったし、先生たちも海外進学の方法を知らなかった。もちろん、卒業後の進路相談の紙にも、国立大学、私立大学、短期大学進学、専門学校、就職しか選択肢はなかった。

だから私は、留学を支援してくれる学校を自分で探すことにした。何件か見つけた中で、私はNIC International college in Japanという東京にある1年間の留学の専門学校に卒業後に行くことにした。NICは、海外の大学で必要な英語力と日本とは違う勉強の仕方を教えてくれ、私は一年間そこで地獄のように必死に勉強した。語弊があるかもしれませんが、必死に受験勉強して入学した大学生活の大半をアルバイト生活して過ごす日本の大学生と違って、海外の大学は入学するのは簡単だが、卒業するのは難しいと言われるほど課題の量が多い。NIC時代からそれに慣れるために毎日の大量の課題をこなし、英語で書くレポートやプレゼンテーションよほぼ毎週行った。

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正直、海外大学の入学の仕方を自分の周りの人が知っていれば、このような学校に行く必要はないでしょう。しかし、私のように誰も海外大学へ入学する手続きも分からない、英語でレポートの書き方も分からないという人はこういった留学を準備してくれる専門学校に行くことをお勧めします。

今、私にどうやって海外大学へ進学すればいいの?って聞かれたら、まず何を勉強したいのか、その分野で有名な大学をリストアップして、その大学のウェブサイトに行ってどうやって入学できるのか調べて、直接入学する方法を教えますが。(笑) (このやり方を当時知らなかったので、1年間の学費を払いました)


海外へ行くパターン

1.正規留学(海外の大学へ直接入学)

正規留学とは、4年制大学や大学院へ入学し、学位をとること。このパターンは私がとった方法で、良い点はその大学の学位を取得でき、卒業後も海外で働くというチャンスが多い。

2.交換留学(日本の大学に在学中に留学)

交換留学は、日本の大学に入学して、その大学と海外の提携している大学で単位を取ることがでできる留学制度。私がこれを選ばなかった理由は、単純に留学できる期間が少ないから。

3.海外の語学学校へ入学

英語の習得を目指した留学で、専門知識を学ぶというよりは、英語力を伸ばすことが目的。正規留学などと違って比較的に簡単に入学でき、海外の大学へ入学する前に通うという人も多いです。私も日本の学校ではなくて、海外の語学学校に行くという選択でもよかったかなあとも思います!

4. ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、簡単にいうと、海外で一定期間生活ができる特別なビザ制度のことで、働くことも認められています。海外に行く前は知らなかったのですが、海外どこでも働けるわけではなくて、働く事が認められているビザを持っている人しか海外では働けません。しかも、ワーホリはどこの国でも働けるわけではなくて、日本と相手国との間で協定が結ばれている国のみで使用可能なのです。年齢制限もあって、18歳以上30歳以下が対象者です。海外生活をしてみたい!海外で働いてみたい!という人にはお勧めですが、専門的な知識を伸ばしたい人にはおすすできません。なぜなら、ほとんどの人は現地に行ってから職探しをするので、単純作業だったり、日本料理屋さんで働く人が多いイメージです。

5. 海外で働く

日本の会社で海外支店を持っている会社に就職したり、外資系の会社に就職したり、方法は沢山あると思います。私の分野のホテル業でいうと、日本人観光客がよく行く観光地のホテル、例えばハワイなどでは、日本人対応のために日本人スタッフを募集している場合があります。それ以外では、通常まず現地の人を採用し、そして移民を採用します。わざわざ、VISAを出してまで外国人を会社が雇うといいことは、その現地の人達では賄えないほどの専門的な知識だったり、経験がなくてはならないシビアな世界です。

6. とりあえず海外に行ってみる

メキシコなど、観光ビザで最長6ヶ月滞在することができる国もあります。出戻りと言って、ビザが切れそうなときに一度出て、また入国するという方法で長期滞在することも可能です。ですので、一度海外にとりあえず行ってみるだけでも世界が変わるのではないでしょうか。


今回も長々と書きましたが、海外に行きたい!と思えば、地方にいたってどこにいたって行けます。だから、ぜひ青森の高校でも卒業後の進路に『海外に行く』という選択肢を追加してほしいです!!今は、コロナが落ち着くまで、行けないかもしれないけど、海外に行く!という選択肢はなくならないはず!


今後、青森で留学に関する事や海外に行ってみたい方のコミュニティができたらなと考えているので、ぜひ何か質問などありましたら、メールください!

メールアドレス: aomori.and.you@gmail.com 

青森の魅力を発信するインスタグラムやってます!ぜひフォローで応援お願いします! @aomori.and.you

Aomori&Youは、青森の魅力を国内外に発信するメディアで、Instagram、Facebook、noteで青森に関する情報を発信しています。「青森は何もない。」なんて地元の人はよく言いますが、いやいやそうでしょうか!と私たちは思います。都会の人たちが羨む田舎生活、自然、美味しい食べ物、難解な方言を操る人たち、、、地元の人たちが青森に誇りを持ち、県外、海外の人たちが訪れてみたい!と思う青森の魅力を1996年生まれの若者の目線から情報を発信します。


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