『扉』収録曲感想〜後編〜
個別感想の続きです。
「一万回目の旅のはじまり」
イントロが渋い。これも低音がよく効いていて、その上にリズミカルな軽いギターリフが乗る。「歴史」もそうですけど、それぞれの楽器音が特徴的で立っているのに一緒に聴くとすごくまとまっていて。インストでも聴きたいですね。特にこの曲はなんというか音の表現が交響曲のような。“台風“ を音楽にしたらこうなるんじゃないか、という感じがします。この歌詞もすごく好きです。心象風景でもあり比喩表現でもあり。秀逸です。灰色の海に飛び込んでしまうとい