ストライキと工事と遅延のドイツ鉄道
Hallo!
ここ最近、毎週末電車が工事中?点検?で運休している。
日本だとこういうのは夜中にやっていて、そのおかげで困ることはないのだけど、ドイツでは昼間にやっている。
でも、週末に合わせてくれていることに優しさを感じる。通勤通学で使っている人は困らないし。
あぁでも、日本の場合土日も働いている人もそれなりにいるので、工事を土日にまとめたとしても困るか。
工事の場合、ストライキと違って代替えバスが出てくれる。
これはありがたい。
ただ、そのバスが駅のすぐそばから出てくれるとありがたいのだけど、結構離れた場所にバス停があるし、そのバ停までの表示も分かりにくくて見つけるのが大変なので、結局別の方法(バス+地下鉄)を使って街中に出ることが多い。
そういえば、以前別の記事で書いたけれど、2020年、約半年ぶりに語学学校が再開したときに、もともと使っていた地下鉄ルートが無くなってしまった時も代替えバスが出ていたのだけど、バス乗り場を探すのが面倒だったので、別の地下鉄を使って事なきを得た、あんてこともあったなぁ。
都会のよいところは、一つの路線がダメになっても、なんやかんやで代わりの方法が見つかることだ。
それだけだったら東京なんかも同じだと思うのだけど、ベルリンのよいところは、切符を買っていれば、その切符に書かれている条件内でならどの公共交通機関を利用してもよいところだ。
これだけは本当に、日本にもあればいいのになぁと思うサービス。
公共交通機関のトラブルで、日本にもドイツにもあることといえば、遅延だ。
といっても、日本みたいに数分の遅れとかかわいいものではなくて、思い切って1時間遅れなんてこともあるし、そんなときのための代替えルートも提供されない。
自力で何とかしろ、という感じだ。
いつ再開されるかもはっきりわからない状態で、ただ待たされるだけなのは本当に困る。
でも、これを書きながら、もしかして日本が親切なだけなのか?と思い始めてしまったのは、すっかりこちらのやり方に慣れてしまったせいなのかもしれない。
ところでこれを書いている途中で、夫が新たなストライキ情報を持って帰ってきた。
たしか先週もあったばかりの気がするのだけど、なかなか労働者の要求は通らないらしい。でも、先週は地元交通局で、今度はおそらくドイツ鉄道だから、違うといったら違うのかもしれないけれど、不便になるという意味では同じようなものだ。
こちらで過ごせるのも本当にあと少しなので、ほどほどでお願いしたいところだ。
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