『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』
Guten Morgen!
月曜日が休みだったにもかかわらず、今週はとても長く感じる。
以前振り替え休日で火曜日を休みにしたことがあったけれど、あの時のほうがずっと短く感じた。
さらに、今週は土曜出勤もあるので、一週間が余計に長い。
頑張ろう。
さて、先月『ミセス・ハリス、パリへ行く』を読んだのに続いて、今度はその続編である『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』を読んでみた。
あのミセス・ハリス、ついにニューヨークまで行ってしまった。
パリに続きニューヨークも、世間では人気のある街だけど、私は全く興味がなかった街の一つだ。
それでもパリは、パリ以外のフランスを訪れたことがきっかけで、行ってみたいなぁという気持ちになったけれど、ニューヨークはこれを読んだ後でも、アメリカのほかの都市を訪れた経験を思い返しても、特に行ってみたいという気持ちにはならなかった。
なんでだろう?
もちろんニューヨークも魅力的な街だと思うけれど、私が惹かれるタイプの街ではない。
基本的に、歴史と伝統のヨーロッパに惹かれる傾向にあるので、ニューヨークのように日々変化を遂げていく街にはあまり興味がないのかもしれない。
そういう部分では、東京も同じかなぁ。
東京も、今の東京より江戸や明治・大正・昭和初期な感じのほうが好きかも。
さて、この本を読む前に、2017年に映画化された『ミセス・ハリス、パリへ行く』を見たわけだけど、主人公の魅力的な部分が全て取り払われてしまっていてショックだったことは、以前noteにも書いた。
ちょっとそのせいでミセス・ハリスのイメージが傷つけられたところはあったけれど、ニューヨークでは再びあのミセス・ハリスに戻っていて安心した。
さきほど日々変化する街、という書き方をしたけれど、この物語の舞台であるニューヨークは、今から何十年も前のニューヨークなので、ある意味レトロでモダンでもあるかもしれない。
でも、すでにロンドンと比べてもっと進んだ大都市になってしまっている模様。
私はロンドンのほうが好きだけど、そんなロンドンも、この物語が生まれたい時代と今では大きく変わってしまったんだろうなぁ。
こういう物語は、そういう時代だったからこそ生まれたのかも。
原作ではこの次に、『ミセス・ハリス、国会へ行く』が続いているようだけど、あまり読む気にならないかなぁ。
あと、近所の図書館にも置いてなさそうだし。
とりあえずこのシリーズはここまででいいかも。
しばらくはKindle Unlimitedで借りることができる本を楽しむつもり。
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