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30代を振り返る 35歳

Hallo!

今日からは30代後半、35歳の話。

35歳といえば、結婚して、関西に引っ越して、新しい職場で働き始め、そこから今度はドイツに移住するということが決まった年。
かなり慌ただしい1年だった。


まず、結婚。
結婚というものが初めてだったし、国際結婚だし、さらに頼れる人のいない関西まで引っ越して、と大変なことがたくさん詰まっていた新婚1年目だった。
ただ、私たち夫婦の場合、結納、両家顔合わせ、結婚式、披露宴などなどのイベント全てをやらないことにしたので、今振り返ると、国際結婚の手続きなんて、そういういろいろの準備をすることに比べたらずっと簡単だったように思う。そうなると、一番大変なのは、そういうイベントもこなしつつ国際結婚する人なんだろうなぁ。お疲れ様です。

そして、そんな結婚とともに、京都へと移住した。
京都へ移住した理由は、夫が関西で暮らしたがっていたから。
そういう書き方をすると、自分の意思はないのかと感じてしまうので補足すると、私自身も国内移住には興味があった。
日本国内にも魅力的な場所がいっぱいだから、ヨーロッパにも憧れたけれど、日本国内でも生まれ育った県以外の場所で暮らしたいという気持ちも心の中にあった。
でも、優柔不断で臆病な性格のせいで、それを実行する勇気を出すことができないまま、いつのまにか30代半ばになっていたというわけだ。
なので、夫の希望に乗るという形で、自分が心の奥に秘めていた夢を実現することができた、という感じだ。
でも、全て夫の希望のままに、というわけではなく、京都を選んだのは私だ。どうせ関西に住むなら、京都に住んでみたかった。
京都には観光で何度か行ったことはあったけれど、こんな場所に住んだら、毎日日本の歴史と伝統を感じることができて幸せだろうな、なんて思ったから。
これ、発想が「ヨーロッパのかわいい街で暮らしたい」と大して変わらないのが私らしい(笑)。

さて、あたりまえだけれど、実際に京都に住んだからといって、毎日日本の歴史と伝統を感じられるわけではない。
ドイツの時と違って、フルタイムでしっかり働かないといけないから、ゆったり観光を楽しんだり、伝統を感じたりするような余裕なんてない。
でも、しっかり働いている分、お金は貯まるし、社会に参加している感じがして、ドイツにいた時より充実していたと思う。
それに、フルタイムで働いているとはいえ、休みの日に京都を楽しむ時間は十分にあった。京都に住んでしまえば、いちいち新幹線に乗ったり、ホテルを予約したりしなくても、京都を楽しめる。それが幸せだった。
当時の私の時間の使い方は下手だったかもしれないけれど、京都に住むことができて本当によかったと思う。

とにかく一歩を踏み出してみるということに、30代ではたくさん挑戦できたと思う。















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