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久しぶりに日本で1月を体験してみて感じたこと
Hallo!
いつの間にか2月。
最近は1ヶ月が過ぎるのが早い。
もう2025年の最初の1ヶ月が終わってしまったということだから。
きっと2月もあっという間なんだろうなぁ。
おそろしい。
今日は久しぶりに過ごした日本の、さらに家族がそばにいる環境での1月の話。
日本人にとって新年、お正月は結構大事な行事だと思う。
ドイツにいた時は、大晦日から年明けの花火はすごかったし、1月1日は祝日ではあるけれど、それ以外は普通。
日本のような特別感は特になかった。
そんなお正月を5年ぶりに日本で過ごした。
5年前、2020年のお正月といえば、体調不良で実家に帰るのをあきらめたため、京都で夫と二人でお正月を過ごしていた。
その時は特に特別なことはしなかった。仕事が休みだったのと、お店があまり開いていなかったくらいだった。
お正月らしい食べ物を食べた記憶もない。
なので、お正月らしいお正月を過ごしたのは実に6年ぶりとなる。
6年間お年玉を受け取る機会を逃していた甥っ子と姪っ子には申し訳なかった。
でも、6年前の時点でお年玉というものが何か理解していた一番上の甥っ子にだけは、毎年誕生日プレゼントを贈っていたのでよしとしよう。
それにしても、お年玉の相場というものは誰もが悩むものらしく、私もインターネットで調べて、それぞれ異なる額を渡した。
今年小学校に入学する姪っ子のお年玉は、次回少し増額しなければいけないかもしれない。
お正月を実家で過ごすというイベントも久しぶりだった。
夫は自称初めてお雑煮を食べたそうだけど(以前私がドイツで作ったはずなんだけど完全に忘れている)、結構気に入ってくれたみたいで、実家で一番印象に残った思い出となったそうだ。
私はというと、実家のテレビで箱根駅伝を見たのが印象に残っている。
とはいえ今回スケジュールの関係でほとんど見れなかったのだけど、それにもかかわらず、ちょこちょこ見ただけの夫も案外気に入ったらしい。
ドイツではTverを利用すれば見ること自体はできたけれど、時差の関係でほぼ全く見れなかったので、久しぶりに箱根駅伝を見たという感じがした。
来年もそんな感じの緩いお正月を過ごしたい。
そして、1月といえば私の誕生日もある。
去年の誕生日といえば、当日は夫が帰ってくる前に義父がお祝いに来て(こんな時に限って夫の電車が遅れてた)、私の下手なドイツ語で何とか間を持たせたなぁ。今の今まで忘れていたけれど。
その日は確か、一緒にケーキを食べた。
ドイツのケーキは日本のケーキに比べると地味だけど、そうやって一緒に祝ってくれたことがうれしかった。
そこから1年後の今年の誕生日は、仕事を休んで好きなものだけ食べて過ごした。
でも、食べ過ぎたのと選択ミスでそれほどの満足感を得られなかった。
本当に、日本は美味しいものが多すぎて困る。
あと、年齢とともに食べられる量も物も変化しているので、来年はそれを考慮しないといけないことを学んだ。
あとは、ちょっとした空き時間はよく本を読んでいた。
その割に家ではあまり読んでいなかったため、夫には私が本を読んでいたという印象は残っていないかもしれない。
読んだ本については前回のnote記事で紹介したけれど、何となく12月に読んでいた本とは違う種類のものが多かった気がして、それはそれで楽しかった。
実際に体験したわけではなくても、まるで体験したみたいな気持ちになれるのが読書の楽しいところだ。
ドイツにいた時は、悩みに悩んで電子書籍を購入するか、Kindle Unlimitedに登録してその中から選ぶかしか読書する方法がなかったので(ドイツ語をもっと理解してドイツ語の本をたくさん読むというまでには至らなかった)、図書館という便利な方法でかなり多くの選択肢の中から選べるのはうれしい。
そしてこれは最後に書くことではないけれど、久しぶりにお正月のお寺に初詣をした。
子どもの頃から何度も行っているお寺だったけれど、ここに夫と初詣に行ったのは新鮮で面白かった。
来年もまたこの混雑したお寺に初詣に行くかといったら分からないけれど、京都にいた頃、初詣は宗教的すぎて嫌だと言っていた夫も、これは日本人が大切にしている文化の一つだと理解してくれたのもうれしかった。
でも、その辺の感覚、外国人には難しいのかもしれない。
そんな今日は節分。
昨日までは恵方巻を食べようかと思っていたのだけど、昼に別のごちそうを食べてしまったので、恵方巻は食べられそうにない。
これはまた来年の楽しみに残しておくことにする。