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【アニメ】大好きな花修羅と夏江杏の話、してもいいか?【アニメ5話までのネタバレあり】

現行で大好きなマンガのひとつである『花は咲く、修羅の如く』のアニメが1月から放送がスタートした。メダリスト、アオのハコ、と自分が熱中しているマンガのほかに、アベムジカもあって今期はウキウキだ。

本題。『花は咲く、修羅の如く』は、大人気神GODアニメ『響け!ユーフォニアム』の原作小説の著者である武田綾乃の原作、むっしゅを作画に迎えた作画内容どちらも勝利の匂いしかしない作品だ。

TLで読んでるの自分だけだったのが悲しかった。時折夏江杏の画像や名前をツイートしていた(異常者)ので私をフォローしている人は見たことくらいはあったかもしれない。

アニメも5話を迎え、夏江杏回とも呼べる回が配信されたので、せっかくなので書いてみようと思う。好きなんだコイツのことが…!

※めっちゃマンガのスクショ使ってます。権利的に問題がありそうですが個人利用と言ってなんたらかんたら(すみません)

同作との出会い

『花は咲く、修羅の如く』1話より

作品との出会いはTwitterの広告。文面は覚えていなかったが、この絵の異様な迫力に惹かれてマンガを購入。

可愛い女の子の狂気みたいな表情と「おれはひとりの修羅なのだ」というワンフレーズがたまらなく自分の心をくすぐった。戦闘狂寄りの性格の私的には修羅、好きなんですよね(厨二病)

内容

あらすじ
人口六百人の小さな島に住む少女・花奈は、島の子どもたちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。花奈の“読み”に人を惹きつける力を感じた瑞希は、自身が部長を務める放送部への入部を誘う――。朗読の技術を学ぶことはもちろん、普通の学校生活も花奈にとっては未体験なことだらけ。放送部のメンバーたちと様々な“はじめて”を経験し、少しずつだけど前に進んでいく。

https://ynjn.jp/title/4991

ただ朗読が大好きだった春山花奈の”読み”に才能を感じた薄頼瑞希が春山をスカウトするところから物語ははじまる。好きだからやる、好きだから1番を目指すという作品はもちろんよくあるが、春山は勝負すらわからない段階からスタート。

好きだからやる、1番を目指すという薄頼に少し困惑しながら、さまざまな背景や理由、取り組み方でNHK杯全国高校放送コンテストを目指す部活人(ぶかつんちゅ)と触れ合っていく。

世の中では「好きだからやる」ということが一番で、勝つことにこだわる人間はどちらかというと敵側に登場するイメージだが、主要メンバー(夏江杏)にいることに当時ちょっとした驚きを感じた記憶がある。

放送部内の頼りになる先輩と個性炸裂の同級生や他校の生徒に囲まれて春山が成長していく(のと同時に夏江杏を見守る)話だ。

現在マンガでも核心的な部分のひとつに触れ始めているので読むなら今だ!

夏江杏

最初は夏江杏に対してツンケンしていて顔が良いだけの女かよと思ったら、自分のほうが技術的にはうまいはずなのに春山の才能に触れ絶望したり、フォローしてくれた秋山にホレちゃったりするちょろい一面も見せ、感情がわりと忙しめな女だということがわかる。

そして夏江杏の本質のひとつにふれるのが原作8話、アニメ5話。「青い春を数えて」を読もうとする春山に、夏江は、”勝つため”には、声質が一番合っている「変身」を読むべきだと勧める。

「勝つために選択する」か「好きなもので勝つ」はわれわれゲーマーにも身近なテーマだからこそすっと入ってきた。私は勝つために選択する。

「好きなもの」を選択したいという春山。アナウンスに挑む予定の夏江に対し、少しだけ違和感を持った春山は、好きなこと(朗読)をすべきと言い放つ。

そんな春山に夏江は「反吐が出るわね。あなたたちの『好き』の押し売りには」と返す。わかる~~~~~~~~~~~~~~~

そして下の見開きとなる。

花は咲く、修羅の如く2巻より

わ、わかる~~~~~~~~~~。この生き方は歪んでいて難しい、よくないことは自覚してるけどこの感情は昔からずっと持っている。負ける自分、負けることを自覚したり、諦めたりする自分が一番きらいだ。

「NHK杯全国高校放送コンテストを目指すマンガ」で、ツンケンした顔のカワイイ女が、一般的には正しい意見を言うかわいい女に向かって傘を向けるシーンの力強さも相まってめっちゃ好き。

その後、強すぎる才能を目の前にしてアナウンスに転向することを決意したと話す夏江杏のちょっと切ない表情から繰り出されるコレ。

花は咲く、修羅の如く2巻より

その生き方は苦しいぞ、夏江杏。でも頑張れ一番に…なれ。

春山などの才能をしっかりと感じ取って焦る、挨拶はちゃんとするし、人の面倒も見れる。乙女でストイックな夏江杏…好きです。

オマケ

アニメで画面に夏江杏が出るたびになんか心臓が痛い。恋?学生時代にもろくにしてこなかったのに30もすぎてコレ。本当に何?これからも楽しみにしています。

アニメも原作漫画も皆さんぜひ読んでみてください


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