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大運天中殺での結婚

こんにちは、青豆です。お元気ですか、青豆は最近とても元気でして、学業に算命学に秘密のお仕事に…(笑)毎日充実しております。
ふふふ、あ、秘密のお仕事はけっして、夜の方面ではございませぬ。またそのお話もしたいと思います、が、、、今日は算命学のお話を。

先日、天中殺のなかにも、20年間まわる大運天中殺というものがあることをお話ししました。

2年でもきついのに、20年!?(゚∀゚) 
し、しぬ。と思ったそこのあなた、大丈夫です。天中殺だから死ぬわけではありません。

ただ、大運の天中殺は、不安定な天中殺の運気が20年続くという意味で、気をつけなくてはならないことがあります。

それは、運勢が不安定になる、ということです。不安定とは、良くも悪くも、です。

通常の自分の宿命の範囲を飛び越えてしまい、大成功することもあります。しかし、大運天中殺が終わる時にその帳尻合わせをしなくてはならなくなる場合が多いのです。

大運天中殺のあいだに、何をしてもうまくいく!自分は天才かもしれない!みたいな絶頂のステージに行く方がいます。ところが、天中殺はいつか終わる時が必ず来ます。

終わる時には、その間に築いたものが、全て無くなってしまう、まぁ元に戻るわけです。あまりにも大きな成功だと元に戻る時に受ける衝撃も大きく、人によっては本当に辛い…なんの罰なのかと思うような、経験をされる方もいます。

ただ、これは本来の自分の宿命に戻るだけなので、それまでの成功のほうが異常だった、ということなのです。だから、無欲に無心に取り組んでおられた方は別になんの衝撃もない、ということもあります。


また、天中殺ではじめたことは基本的にはまっとうできないため、結婚や就職など、はじめたことが空中分解したり、離別することになります。(ならない場合もあります、その場合は他のことで帳尻あわせになります)


しかし、この大運天中殺が20〜40代にまわる方がいます。その間に就職も結婚もしないというのは、なかなか難しい方も多いでしょう。現実的には、多くの方が大運天中殺の間に仕事を始め、結婚したり、お子さんが生まれたり、人生を「はじめて」いきます。

はじめたことが全うできないなんて、そんなのでたらめだ!算命学は単なる占いで、そんなの信じるのは馬鹿げてる、と思う方もたくさんいるのは承知しています。実は、私も無闇に占いを信じないというタイプでして…(笑)まあ、なんとでも言えますからね、見えない世界のことは。

だから、算命学の天中殺に関しても、無闇に信じるのはどうなの?と思っていたひとりです。今もこれは、己に問い続けていることの一つでもあります。客観性を常に持っておきたいから。

しかし、数々の鑑定、5年半の学校での鑑定例題の学び、そしてなにより私自身の年表を出して、人生を0歳から現在まで鑑定してみるまでは…

甘くないな、天中殺。というのも、現在の偽らざる心境です。

重要なのは、天中殺が悪さをするのではない、自分自身の環境、生き方、心構えが、危ない選択をさせるように思うのです。自身の過去を振り返ってみますと…本当に反省しきりですが、当時は良いと思っていたことを、本人一生懸命やってます。でも、その生き方の傲慢さ、心の弱さ、宿命から外れた生き方など…天中殺の帳尻合わせをまさに体験した身としては…

あの時の判断、選択は本質的ではなかった、我欲に突き動かされて、最悪なタイミングで最悪な決断、行動をしたことがよくわかります。
(私は大運天中殺がまわるのは90代なので、これは通常の天中殺のお話です)

生き方が宿命からズレていない方は、天中殺がきても、基本的に問題なく、無心に本質的に生きています。青豆は、その方々と過去の愚かな自分との違いを身をもって学びました。

鑑定する側になった今は、その経験もして良かったのですが、やっぱり痛みは壮絶でした。仕事も家庭も自分の所属する世界を全て失って、下手したら死んでいたと思います。

幸い、私は自分の宿命に沿って生きてみようと思い至り、ここまで立ち直ることができました。これもたくさんの方のサポートのおかげです。


と、大運天中殺に話を戻します。つい脱線しちゃう、ごめんなさい(笑)

今日の大きなテーマは、大運天中殺で結婚する方は、どうすれば良いか?でした。

まず、お相手が不安定な運気に適する方が良いとされております。

具体的には…以下のいずれか一つでもあてはまれば、結婚しても良いとされています。

・海外の方(できるだけ文化、言葉、民族が異なるほうがよい)

・年齢差が10歳以上ある方(10歳離れると異なる時代の人ということになるため)

・お相手または自分、または二人とも再婚(これは最近多いのでクリアしやすいかも?)

お相手に、これらの特徴があると、不安定な天中殺の運気にあっているため、天中殺の結婚に適するとされております。

まあ、しかし、実際には全員がこれらの条件を満たすとは限りません。当てはまらない場合はどうすれば良いか、というのも算命学にはあります。

天中殺で結婚した場合、その結婚を続ける方法

・不仲である
仲が悪いことで続くのですが…ちょっと嫌かも(笑)ただ、仲が悪くみえて仲良し、みたいなご夫婦もいるし、喧嘩するほどになんとやらで、何が良い悪いもその夫婦にしかわからないものがあると思います。
なにはともあれ、しょっちゅう喧嘩してる、会話がない、みたいなのは、天中殺の結婚には向いております。

・別居婚、単身赴任
夫婦が離れて暮らすことは普通ではないとして天中殺でも大丈夫とされています。ただ、別居婚や単身赴任でも、結構近くに住んでいて、しょっちゅう会うのだと意味ないかもしれません。できれば月に一回とか、あんまり会わないのが良いようです。

・子どもがいない
子どもがいないことで不完全な状態をキープできるとして、天中殺ではよしとされます。まあ、最近はお子さんのいないご夫婦も多いですし、うちもそうでしたが、、一応算命学の考えでは子どもがいて家庭が完成するというもので、その子どもがいないことで不完全とします。

・子どもが女の子
これには、異論もたくさんありそうですが、私も女の子なので(笑)まぁ、しかし、数千年前の中国では、男しか家を継ぐことができなかったため、このようになっております。現代の日本ではこれはどうでしょうか。残念ながら、まだ男の子のほうが跡継ぎとして認識されやすいところも多いかもしれません。今後はこの条件が無くなる日が来るといいな。

そんなわけで、天中殺での結婚は、不完全な結婚となるため、通常(一般)とは異なるお相手と結婚するか、または不完全な状態をキープできれば、続けられるということをお話ししました。

何が良くて、何が悪い…なんてことは、一概に言えないということを、算命学の学校では繰り返し学びました。

その社会で世間一般に良いとされることが、必ずしも全員に良いわけではない。

悪妻・悪夫によって運勢が上がる宿命の方もいますし、この天中殺のエネルギーを使って大成功される方もいる。
全てを失ったように見えた方が心を入れ替えて本当の自分の人生を生き始める方…
↑これ、私かも(笑)

など。

あくまでも、人生の選択は自分しだいです。どんな人生にするか、誰と生きるか、何をするか、なにをやめるか、、、

なにがあっても、人生を終える最後の瞬間に、大変なこともあったけど、なかなか面白い人生だった!悔いなく生きられた!

と思えたら、それが最高の人生じゃないでしょうか。

天中殺で結婚されることになる方が、その不完全な運気をもうまく利用して、楽しく、自分らしく、人生にチャレンジされることを心よりお祈りいたします!!

一人のチャレンジャーより。