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水平面の回転動作を覚え3D動作を仕上げる【ファンクショナルムーブメント】Vol.20

今回は、パフォーマンスピラミッド2段目「ファンクショナルムーブメント」の中の、コンビネーション動作についてお話しします。

トレーニング動作と比較して、スポーツの動作は複雑に見えませんか?

もちろん、道具を使ったり・外力が掛かったり・相手とコンタクトをする事で、そのスポーツでしか起こり得ない動作をする事があります。

しかし、そんな複雑な動作も、分解していくと『この要素とあの要素が必要だよね!』と、身体的な基本動作の組み合わせによって、概ね説明がつきます。

このマガジンでは、よりシンプルに、基本とキから、徹底的に身体的パフォーマンスを上げる為の取り組みを行っていただいていますが、今回は『この要素を加えると一気に動作が立体的に変わる!』という、重要な要素についてお話ししたいと思います。

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体と動作の3Dとは?

▶︎ 体の3つの面

立体的な動作を理解する為に、少し専門的な要素をお話しします。
#重要なので頑張ってついてきて

体を、数学で習った様な "xyz座標" で見ると、上図の様な3つの面に分解する事ができます。

これらの3つの面には「矢状面」「前額面」「水平面」という名前がついています。

それぞれの面上の動作をイメージしていただくと

▶︎ 体の3つの面と動作の特徴

「矢状面」▷▷ 前後の動作
「前額面」▷▷ 左右の動作
「水平面」▷▷ 回転の動作

この3つの動作に分解する事ができます。

実は、ここまで "矢状面の動作" を「股関節・お尻を使った前後のバランス、"前額面の動作" を「膝の動きを使った左右のバランスによって解説してきました。

今回は、そのもうひとつの要素である「水平面」の回転動作について解説します。

スポーツ動作の様な複雑な動作は、これらの3面の動作のコンビネーションで行われています。今回の水平面の動作を習得する事で、より効率的な立体的な動作を習得する事ができます。


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