アソビューCEO 山野さんの「弱者の戦術」を読んで

コロナは一つの試練であり、チャンスである。

大学の先輩であり、起業家の先輩でもあるアソビューの山野さんが本を出版しました。タイトルは「弱者の戦術 - - 会社存亡の危機を乗り越えるために組織のリーダーは何をしたか」。

山野さんは、観光業界でトップクラスにこの逆境を乗り越え、成果を出した経営者の一人です。他に思い浮かぶ人でいうと、星野リゾート 星野さん、SnowPeak山井さん、WAmazing加藤さん。

弱者の戦術――会社存亡の危機を乗り越えるために組織のリーダーは何をしたか

内容はとても読みやすい。まるで山野さんが語りかけてくるような口調で、山野さんのことを少しでも知っている人は、あぁ山野さんの論法だと思いながら、クスっとしてしまうと思います。

印象に残った部分でいうと下記です。

・嫌だと思うことなど、感情に素直になること
・戦術マップを作成し、その地図を元に行動する
・自分のメンタルを保つために、走る、料理する、Netflixを見る。
・有事のリーダーシップのあり方。時にトップダウンでありながら、
・従業員を顧客として捉え、明確なアクションプランを作る
・常に顧客起点として考え、コトに向かうこと
・とにかくスピードを意識して、システムが間に合わなければ人力で対処。とにかく愚直に課題に向き合う。
・一見無駄だと思うような行為も、未来に繋がっていくと信じること

この本はコロナで苦しみながらも、未来に向かって頑張っていこうという人へのエールとヒントが詰まっている一冊。少なくとも自分は勇気づけられたし、もっと頑張ろうと思いました。