インバウンドサミット2022にかける思い
インバウンドサミットという大型のオンラインカンファレンスを2020年から毎年主催しています。2020年は3100名、2021年は3600名を超える方に当日参加頂きました。
2020年のテーマは、「-99.9% インバウンド観光 逆転のシナリオ」でした。
2021年のテーマは、「日本のインバウンドは終わったのか?」でした。
大乱闘スマッシュブラザーズみたいになっていました。
インバウンドサミット2022のテーマ
インバウンドサミット2022のテーマは「日本の底力」です。悩みに悩んで、それこそ3ヶ月近く悩んでこのタイトルにしました。
今年はなんだろうと思うと、インバウンドに限った話だけにすべきではない、と前提として考えました。
日本という国って一体なんなんだろう?
ここ最近、日本という国って一体なんだろう?と思うことが増えてきたんですね。経済力は相対的に下がってきているし、国交回復においても他国に比べて遅れている。
GDPは世界3位だけれど、一人あたりGDPは25位で今後下がっていくでしょう。日本という国が好きだけれど、同時に嫌悪感を感じている人もいるのではないでしょうか。日本はこれから大丈夫だろうか?と。
こんな状態だからこそ、日本という国がどういう状況におかれていて、どんな課題があるのかということに立ち返る必要性が出てきていると思います。
10年後、30年後、自分のアイデンティティに誇りを持てるような生き方を
僕は日本という国が好きなんですね。世界を見て回っても、これだけ恵まれていて、豊かな文化がある国はないと思っています。
10年後、30年後に、自分のアイデンティティに誇りをもてるような生き方をしたいと思っています。何もしていないのに、日本って面白くないよね、というような生き方はしたくはない。
日本の可能性は信じたいし、豊かで、好きな国であり続けたと思っています。
そもそもの日本のあり方を議論する
日本の経済、インバウンドに関するファクトは当日語りますが、輸出産業と日本を捉えたときに、今後最も成長しうる産業であること。これはコロナになって発見したことです。
こんな状況ではありますが、インバウンドサミットという名前は変えません。それは国の一つの変わらない戦略だからです。ただ、インバウンドの話に終始したいかというとそうではないです。
インバウンドサミット2020では、そもそもの日本のあり方や課題、それこそ日本が持つ底力について議論していくような場にしていきます。志と思いを持っている人とこの業界、日本を浮上させていきたい。そう考え、会社の枠を超えたチームで鋭意準備しています。
インバウンドや業界の垣根を超えた場に
世の中は今かつてないほど先行きが見えない状態が続いています。立ちすくんでしまうこともある。そんな人達に向け、日本世界を繋げていくプラットフォームを運営するMATCHAとして、問いかけていきたいと思っています。
前回同様、いわゆるインバウンド業界に限らない人に入ってもらい、この業界の枠を広げていきます。
繰り返しになりますが、テーマは「日本の底力」です。この言葉の意義は残り3ヶ月、当日で深まっていく予定です。
前回以上の場にするために
現在関係各所と調整して、鋭意日程調整中です。6月中旬〜下旬になる見込み。前回以上の場にしていくので、興味がある方は楽しみにしていてください。
また、今までは手弁当で、全て会社の持ち出しでやっていたのですが、より影響力をもたせ、同時に持続的に運営していくことを考え、今年から協賛を募る事になりました。今複数社と交渉していますが、興味がある方がいましたら是非、青木や会社宛まで声をかけていただけると嬉しいです。
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これから順次アップデートしていきます。