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徹底的にオープンになろう

1ヶ月ぶりにRAYDALIOのPRICIPLESを読み直しています。

久しぶりに読んで、最近の自分の意識を変えた項目がありました。それは「徹底的にオープンになろう」という考え方です。まだできていない部分ばかりですが、自分の振り返りも兼ねて、原文とともに紹介します。


徹底的にオープンになるために

目が不自由だと知っていればものを見る方法を見つけようとする。だが目が不自由だと知らなければ、問題にぶち当たり続ける。つまり、盲点があると認識し、オープンな気持ちで、他の人はもっとよく見えているかもしれないーーそして彼らが指摘してくれる驚異と機会が現実に存在するかもしれないーーという可能性を考えれば、もっとよい意思決定をすることができるだろう。

最適な選択肢を見ていないかもしれないと心底不安になれば、徹底的にオープンになろうという気になる。それは、エゴや盲点に邪魔をされることなく異なる視点、異なる可能性を上手に探す能力だ。つねに正しくありたいという気持ちを、真実を学ぶ喜びに置き換えることが必要だ。徹底的に全ての良い選択肢を考慮し、最善な意思決定をするようになる。この能力を身につければーー練習できることだーーもっと上手に現実に対応できるようになる。そして、人生をものすごく大きく改善することができる。

徹底的にオープンになるには:
a. 最善の方法を知らないかもしれないと心底思い「知らないこと」に対応する能力は、何であれ既知のことよりも重要であると認識すること。
b. 意思決定は2段階のステップだと認識しよう。第一に、全ての関連情報を入手する。それから決定する。
c. よく見せようと心配しない。目標達成を心配しよう。
d. インプットなしにアウトプットはありえない。
e. 他人の人の目を通して物事を見て、別の視点を得ようとしたら、自分の判断をしばし止めなくてはならない。他人に共感して、初めて自分の視点を正しく評価できる。
f. 最善の答えを求めているのであって、自分で最善お答えを得ようとしてるわけではないことを忘れないように。
g. 論争をしようとしているのか、それとも理解しようとしているのか、はっきりさせよう。双方の信頼性を考慮したらどちらかが適切か考えるように。

反対意見に関して:
思慮に富む反対意見を言う技の大切さを理解しよう。2人の意見が対立したら、どちらかが間違っていると思っていい。それが自分かどうか知るのは価値があることだ。だから、思慮に富む反対意見を言う技の大切さを理解し、身につけるべきだと思う。思慮に富む反対意見を言うのは、相手を説き伏せることが目的ではない。

意見が一致しないからと言って互いに腹を建てるのは意味がない。意見が違っても驚異ではない。学びのチャンスなのだ。何かを学んで考えを変える人は勝者だ。頑固に学びを拒否する人は敗者だ。かといって相手の結論を鵜呑みにする必要はない。オープンに、同時に自分の意見をはっきり言おう。

また「2分間ルール」をおすすめする。双方が十分時間を使って考えを述べられるように、2分間を相手を遮らずに話させるルールだ。

(P211-216)

 

「自分だけ」の判断が正しいことは少ない

例えば、2週間前にFacebookグループのコンセプトを決める会議でも、MATCHAのカオさんと意見の対立があったんですね。「今沢山のFBグループがあるから、差別化するためにも意味を持たせるためにも、しっかりコンセプトとゴールイメージを作ったほうがいい。」と。

自分としては、コンセプトはわかるし考えている。でもゴールは必要か?と最初反論していたのですが、段々カオさんの考えが正しいと思うようになりました。結果このグループの目標・ゴールイメージを「2020年末までに企業、自治体で使えるインバウンド対策のマニュアルをつくる 」としました。

結果として、グループとしては筋が通り、逆算ができるようになり、いい形の場になっています。2週間で650名を超えたグループになりました。きっと自分の意見だけを通していたら、今のような形になっていないと思います。

またインバウンドのメディアも日本人だけの考え、感覚で運営していると、海外からの支持を得ることはできません。


最後に

オープンにすることで得られることは計り知れないです。

オープンになるというのは、自分自身の考えや知恵をオープンに出していくことにも通じます。誰かから批判されるんじゃないか?真似されるんじゃないか?でいうのもわかります。確かにそういうこともありますが、オープンにすることによるフィードバックから得られることの方が多いです。

久しぶりに読み直して、全然できていないな、まだ腹に落ちていない内容が沢山あったので、また近いうち読み直してみます。

上記は、前回書いた備忘録です。ちなみにランニングは、月80km走るくらいには習慣化しました。コロナハイの時期に、自分を冷静にさせる上でとても良いです。

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青木 優 | MATCHA Inc.
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。