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仕事とは - 週末の振り返り(2024年9月15日)

仕事とはなんだろうか?と週末町中を歩いている中で、ふと考えていました。

仕事とは「誰かの何を解決するか?」が根本にあり、それが成り立っていないものは長くは続きません。


例えば、ペットボトルの水に100円払ったとします。そこになぜお金を払うか?というと喉が乾いていたからです。

水を買うという行為に対して、現実世界ではいくつか他に変数が生まれます。同じ100円で売られているペットボトルが10m先にあった場合と、300m先のコンビニで売られている場合は、よほどの理由がない限り前者を選びます。(例えば、アプリのポイントが貯まるや来店クーポンがあるなど)

また同じ値段だった場合、その商品に対する好感度やストーリーが理由に購買につながります。無名の無機質な文字で「水」と書いてあるペットボトルと、幾度となくCMで見た「いろはす」が同じ値段だとしたら、ほとんどの人がいろはすを選ぶでしょう。好きな俳優が広告ででているから、というのも理由になります。


その提供した価値の積み重ねが売上になり、その価値に対してどれだけ効率的かつ効果的に生産できたかが費用であり、それらを差し引いたものが利益になります。利益があれば、また新しく投資ができたり、新たに人を採用する事ができるようになります。働く人の環境を良くすることもできます。

逆も然りで、価値が生み出せていないものは、最初は付き合いで買ってくれたとしても、その後は続かない。まして作り手の顔も見えない消費者の場合は、1回目の体験が微妙だったら、2回目はないです。食事も美味しくなく、サービスも施設も微妙なレストランにもう一度足を運ぶかというとそうはない。変な匂いがする水を再度買うことはないでしょう。

また、提供している価値に対して、費用が上回り続ける場合は、当然ながら持続的に続きません。働き的に対して、時に自分自身に対してお金を払うことができなくなるからです。もちろん「投資」のフェーズと捉える事もできますが、どこかでその投資は回収しなくてはいけないです。これらがバランスしていないものは、事業ではなく趣味と捉えられてしまう。


言行一致、首尾一貫という言葉を最近よく目にするようになりました。これらの言葉は個人に対して言える部分もあれば、会社やサービスに対しても言えることでもあります。

会社のビジョンやミッションに対してもそう。聞こえは良かったとしても、その言葉が行動と繋がっていないと、人は疑念を感じるし、知らず知らずうちに離れてしまう。提供しているサービスに対してもそうでしょう。言が大きすぎて、行が追いついていない場合は、言と行のどちらかを見直す必要があります。また時間軸を揃える必要もある。

人は見ていないようでよく見ているし、二度とお店にこないお客さんのように知らず知らずうちに離れていく例も沢山あります。そういう意味でいうと、声を上げてくれるというのはその瞬間は痛くても、感謝するべき事象と捉える方がよいのでしょう。


「仕事」を漢字のまま読むと「事に仕える」と良います。会社の経営者やリーダーは、いかに事に仕えているか?それらが持続に成り立っているか?を冷静に見て、また他の人も見える状態にすることが大事になる。価値と対価、価値と費用、それらがバランスしていない場合は、時に厳しい判断もしなくてはいけない。

仕事とはなんだろうか?と考え中で、そんなことを考えました。上記に対して、自分自身ができているのだろうか?というのを考え直す週末にしていきたいと思います。


誰の何を解決するのか?と検索していたら、自分が書いた過去の記事にたどり着きました。よければこちらも是非。


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