時間的余白が思考を巡らせる【研究者日記】
久方ぶりにのんびりした日曜日である、と毎度いうのがデフォルトになってきてどうなんだろうかと思うが、のんびりした休日である。
こういう日は自分を解放しとくということで、ゆっくりできる温泉にでも行こうかと思ったが、夜にミーティングが控えてることもあり別コースに突入。
男子の営みとしては、昼につけ麺か油そば、はたまた家系ラーメンを食べておくとなんとなくその1日は満足できる。
たまには行列ができるつけ麺屋に並びながらスマホで作業するかと思い並んでいたら割とすぐに入ることができた。 あぁいった店は店内を狭く設計している分並んでいるうちに注文してくれるので思っているよりは早く食事にありつける。
やはりつけ麺を食べておくと満足できることを再確認。 つけ麺食べながら瓶ビールでも飲もうかと思っていたがお昼の殺気だった店内でそんなことをする勇気はなく、食べ終えてすぐに店を出た。
近くにクラフトビールが飲める店があるのでいまビールを飲み始めたというところだ。
珍しく本日の福島市はにぎわっている。どうやらコスプレのイベントをしているようで、参加費を払って、コスプレイヤーと写真家をマッチングし(たぶん、撮影許可証というのを首にぶらさげているとコスプレイヤーに声をかけて写真を撮ってもいいというルール)、レトロな街中で写真撮影をしている。
こういったイベントはなかなか上手な立て付けと思っていて、寂れた街中も、写真撮影の背景の宝庫にもなるし、福島に来る理由づけもできる。
帰り道の最後には、献血カーが鎮座していて、不足が叫ばれる血液の調達にも成功するというなんとも素晴らしい仕組みである。
飲食店もこの日くらいは開ければいいのになと思いつつ、店が閉まったレトロな街で撮影する写真というものに情緒があるのだろう。
こういった私が別に考える必要がないことを思い巡らせることができるのが暇のいいところである。
最近は考えねばなことがあまりにも多かったので、こういった何もない空白はわたしにとってありがたいことである。
皆様も素敵な日曜日をお過ごしを。