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難しく考えすぎるあなたへ
どうも、あおきです。医学部でコミュニケーション教育と心理学教育を行っている研究者兼心理カウンセラーです。
今日は「シンプリシティ思考」について話してみます。シンプリシティ思考って、要は複雑なものをできるだけシンプルにするという考え方です。
なんか、今の世の中って情報が多すぎて、何から手をつければいいか分からなくなること、ありますよね。だからこそ、このシンプルにする考え方がめちゃくちゃ大事になってきます。
たとえば、勉強や仕事の計画を立てるとき、あれもこれもやらなきゃって考えすぎて結局手がつかない、なんてことないですか?タスクをいっぱい詰め込んで、自分で自分を追い込んでしまうこともありますよね。
でも、シンプリシティ思考を取り入れるようになると、「本当に大事なことって何だろう?」と考えるようになれます。
シンプルにするためには、まず優先順位をつけることが大事です。
たとえば、今日やらなければいけないことが10個あったとしたら、その中で「絶対に今日やらないといけない3つ」に絞ります。これが、シンプルにする一歩です。なんでもかんでも全部やろうとすると、結局どれも中途半端になってしまうことが多いんですよね。
また、シンプルにするには「やらないことを決める」ことも重要です。あれこれ詰め込むと頭がパンクしてしまいます。
だからこそ、「これは今やらなくていい」「これに時間を使うのはもったいない」と決めてしまうことが大事です。これはミニマリズムの考え方に似ているかもしれませんね。持ち物を減らして、必要なものだけを持つ。これを考え方や行動にも応用していくわけです。
シンプリシティ思考の具体例として、たとえばスマホのアプリを整理するのも効果的です。
いろんなアプリが入っていると、通知が来たり、気が散ったりして、集中できないことがありますよね。必要なアプリだけを残して、使わないものは削除する。
これだけでも、心の負担が減って、すっきりします。シンプルな環境が整うと、頭の中もクリアになります。
仕事でも同じです。たとえば、ミーティングの議題をシンプルにすると、会議の時間が短くなったり、決定がスムーズに進んだりします。いろいろな話題を持ち込むと、どんどん脱線してしまうことが多いです。
だから、話す内容は絞って、「今日はこれについて決めよう」とテーマを絞るのがコツです。
勉強においても、シンプルにすることで集中力が高まります。たとえば、勉強机の上が物でごちゃごちゃしていると、気が散りやすいですよね。
シンプルに必要な教材だけを置くと、それだけで集中できるようになります。これも一種のシンプリシティ思考です。
一方で、「シンプルにする」と聞くと、ただ単に物を減らすことだけだと思うかもしれません。でも、そうではありません。
むしろ、シンプルにすることでエネルギーを大事なことに集中させることができるんです。複雑なものを抱えていると、知らないうちにエネルギーが分散してしまいますが、シンプルにすると自然と集中力が高まります。
また、心理学的に言えば、シンプリシティ思考はストレスの軽減にもつながります。複雑なことが多いと、脳は疲れてしまいますよね。
でも、シンプルな環境やタスクにすることで、脳が「考える負担」を減らせるんです。これによって気持ちもリラックスしやすくなります。
まとめると、シンプリシティ思考は「本当に必要なことに集中する」ための考え方です。
優先順位をつける、やらないことを決める、環境を整えるといった小さな工夫から始めてみましょう。まずはできる範囲でやってみることが大事です。何事もシンプルにすることで、生活が驚くほどスムーズに回りだすかもしれませんよ。
というわけで、みなさんもシンプルな一日を過ごしてみてくださいね。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!