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「失って初めて気づくものの価値」ChatGPTが使えなくなった日【研究者日記】
失ってから気づくものっていうテーマで話したいと思います。ずっとあるものってずっとあるからその価値に気づかなかったりします。それがなくなった時に初めてそれがどういう意味を持つのかってことが分かるということがあります。まさにそういう体験をしたんです。
チャットGPTのライセンスをプロのライセンスで契約していまして、それが動かなくなってしまったんです。OpenAIがチャットGPTを運営しているので、そこに問い合わせたりしてトラブルシューティングを丁寧にしてもらいましたが、うまくいかなかったんです。先日、1日その作業をして終わってしまい、結局次の日に復活して大丈夫だったんですが、その日1日ほぼ仕事にならなかったんです。
昔で言うと、パソコンがないと仕事にならなかったですよね。スマホがなくても生活にならなかったですよね。その状態が私の場合、チャットGPTに関してはなっていました。物書きや研究申請のアイディア出し、YouTube関係の字幕起こしなど、かなり使っているので、1日の仕事の4分の1くらいはチャットGPTありで構成していました。それによって習慣化して早くできるようになっているので、ないのは本当に痛手です。
今回初めてチャットGPTが使えない1日を過ごしました。ここ数週間で特にチャットGPT4がアップデートされて、文章の精度も上がったので、それありきで仕事をするようにシフトチェンジしていました。それが使えないというのは非常に痛手だと感じました。失ってから気づくものの価値を本当に感じました。
この経験を通じて、私は非常に習慣化していて、それでいろんな仕事を進めていくのが得意なのですが、それに必要なツールやAIがなくなるというのは非常に大きな影響を受けることを改めて感じました。
依存していると言えばそうかもしれませんが、みんなスマホやインターネットを使っていて、それがない時に戻ることはもうありえないことだと思います。だからこそ人間は進化や進歩をしていくのだと思いますが、やはりないときついものはないときついですね。
失って初めて気づくというのはこういう体験です。物理的な攻撃よりもサイバー攻撃がいかに怖いものかを実感しています。チャットGPTやInstagramのアカウントを取られた件もそうでした。非常に恐ろしいことだと感じました。
気をつけてもどうしようもないこともありますが、いろんな事柄に助けられながら生きているんだなと感じました。今回はそんな感じです。今ではチャットGPTが復活して使えているので大丈夫です。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!