凛とした外の冷たさとコーヒーの暖かさ【研究者日記】
今日は日曜日なので日々の心境をば。
4時30分、今朝は、とても早く目が覚めた。こういう日はたまにある、睡眠はあまり上手なほうではない。
こういう日は二度寝をするまでに時間がかかるのでさっさと起きて、職場にでも行って朝活をするのがいい。そう思って準備して家のドアを開けた。
なんと、今日は寒い、こころがきりっとする寒さだ。聞くところによると札幌では雪が降ったようで、通りで寒いはずだ。
いつもならアイスコーヒーを飲みながら車で職場に向かうところだが、今日はホットコーヒーにしよう。そう思いながらファミリーマートでホットコーヒーを買って、外に出た。
記憶の思い出し方というのは不思議なもので、外の冷たさとホットコーヒーのカップの暖かさから、冬のワシントンDCを思い出した。
あのときは、修士課程の1年生で海外にも行ったことがなかったが、教授や先輩らが恒例で行く学会があり一緒に連れて行ってもらった。
日本どころか、北海道すらもあまり出たことがない典型的な学生だったものだが、冬のワシントンDCの凛とした冷たさと、朝にダンキンドーナッツに英語もできない中ひとりで買い物をしに行ったのが記憶に残っている。
ちなみにそのときの同部屋であった堀内さん(通称ほーりー)は、僕はトイレに行きたいから代わりにドーナッツとコーヒーを買ってきてくれとお使いを頼まれたものだ。
それはいいとして(笑)
いまだに記憶に思い出すということはあのときの行動は私にとって意味があったのだと思う。
アメリカの土地は自分にとって新鮮で、言葉も通じない、米もない、家のベッドでもない土地ではあったが、見るものすべてが刺激的だったのだと思う。海外での研究発表を聞くのも楽しかったし(何を言っているのかはよくわからなかったが)、英語も使えない中なんとか注文したりするのも面白かった。
たぶん、あの新しい刺激にふれた経験をいまでも求め続けているんだろうなあと思う。じゃないとこんなにいろいろと動かんよなと思う。
そう考えると、1日でも早く何かを始める方が、人生の視野は開けるなと思います。
さて、今日は何をしよう?
みなさまも素敵な1日をお過ごしください。