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これはとある地方公務員の育児奮闘記録である
この度、第二子となる長女が誕生しました。
まだ妻と長女は産院に入院中ですが、母子ともに健康で近々退院予定です。
まずは簡単に自己紹介をさせてください。
私は某県のしがない地方公務員です。
ハンドルネームは小市民とします。
年齢は30代半ば、専業主婦の妻と幼稚園児の長男、そしてこの度爆誕して間もない長女の4人家族です。
趣味はラジオを聴きながらひたすら散歩をすることです。
めちゃめちゃ歩くので自身をWalkerと呼称しています。
ちなみにお気に入りのラジオ番組は「問わず語りの神田伯山」「東京ポッド許可局」「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」など(順不同)です。
あと最近ハマっているのはスパイスカレーです。
タイトルに育児奮闘と書きましたが、長女の誕生を機に育児休業を取得することにしました。
今のところ育児休業期間は1年間の予定です。
育児休業取得に向けて思ったことや考えたこと、嬉しかったことやモヤモヤしたこと、育児や家事のこと、夫婦のことなどを気が向いた時に負担にならない程度にここへ記していければと思います。
あまりにも長期間に渡って更新がされない場合はこの企画が面倒臭くなったか育児に疲れ果てた末、はっきり言ってそれどころではなくなったと思ってください。
早速ですが、育児休業を取得するにあたってモヤっとしたことがあったので記します。
初回だしもっとポジティブなことを記したいのですが、私のストレス発散に少々お付き合いください。
読むのが面倒臭くなった方、既に私のことが嫌い、こんな記事どうでも良いなど、理由はそれぞれだと思いますが、退室されたい方はいつでも退室可能です。
退室後の再入場も全く拒みません。
私と同じように育児休業を取得されたパパ、既に取得中の先輩パパ、これから取得しようかどうか検討中のパパなど、多くのパパさん達に読んでもらえたら嬉しいです。
勿論、パパ以外にもママも大歓迎ですし、パパでもママでなくても老若男女どなたが閲覧していただいても構いません。
身近に育児休業を取得しようとしている男性がいる方にも読んでもらえたら尚嬉しいです。
でも誰にも読んでもらえなくて別に良いんです。
そもそもこれは私のストレス発散のためのメモ書きに過ぎないのですから。(どっちだよ!)
あっ話が逸れました。
本題に戻ります。
育児休業のことを「育休」って言いますよね。
私も普段は「育休」って言っちゃいますけど、あまり良い言い方ではないというか、少し語弊が生じてしまう言い方だと思っています。
というのも「育休」を「育児休暇」だと思っている人が多いと感じたのです。
ほとんどの方がご存じだと思いますが、「育休」は「育児休暇」ではなく「育児休業」です。
特に職場での出来事をいくつか話します。
ケース①
毎月の勤務表を上司が作成してくれるのですが、私の育児休業開始予定月の勤務表の補足欄に「小市民さん育児休暇開始」と書かれていました。
そもそも毎月勤務表作ってくれてありがとうございます。
それに名誉のために記しますが、この上司は私の育児休業を取得したいという意向を真摯に受け止めてくれた理解者であり、献血が趣味の人格者です。
全く悪気や嫌みはないのはわかっています。
でもちょっとモヤ…
ケース②
さあ育児休業開始だ!ということで上司や同僚の前で申告しました。
一同拍手
某上司「小市民さんに第二子となる女の子が生まれました。これで小市民さんは1年間育児休暇に入ります」
一同拍手。
私「長期間になりますが、宜しくお願いします。ご理解感謝申し上げます。」
一同拍手。
某上司「休暇といえど、育児大変だろうから頑張って」
なんだかちょっとモヤ…
私の職場ははっきり言ってめちゃめちゃ福利厚生が充実してる方ですし、上司や同僚の理解もある方です。
民間企業では育児休業なんて取れるわけないなんていう職場環境の方々もたくさんいると思うのでこれくらい大したことではない、ただの言い回しの問題に過ぎないと言われてしまえばそれまでなのはわかっています。
ただ、育児や家事ってとてつもなく大変です。
やって当たり前で誰かに評価されることもほとんどないし、人によるかもしれませんが、結構孤独を感じることもありますよね。
私は専業主婦の妻を本当に尊敬しています。
私が外で働いている間、家のこと、子どものことを全部やってくれています。
はっきり言って子どもなんて全く言うこと聞きませんし、叱ったところでどうにもならず、ただただ叱った親のストレスが蓄積されるだけです。
本当に何から何まで大変です。
だから育休は休暇なんてことは絶対にありません。
変に誤解されるのは少々心外ですし、ちょっと悔しいです。
正直周囲の人たちは男性で育児休業を取得する私のことを心の中でどう思っているかわかりませんが、育児や家事の大変さがもっと正確に伝われば良いなと思うのと同時に子どもとの時間、育児の面白さがもっと育児休業を通して周囲に伝われば嬉しいです。
長男が生まれた当初、独身の友人から子育てのメリットって何って聞かれたことがあります。
正直、辛いことや悩むことがほとんどでデメリットしか思いつかず、自分自身でも納得できる返答ができなかったような思い出があります。
ですが、今はひとつ思っていることがあります。
子育てってメリットとかっていう次元ではなくて、なんて言うか、うまく表現できないのがもどかしいですが、子育てって言葉にできない幸福を実感させてくれるものだと今は思ってます。
日々辛いことばかりでも、子どもがくれるちょっとの感動で辛いことマジで全部吹っ飛びます。
子どもが生まれると子どもがいない生活がもう考えられません。
なので育休は本来の業務を休業してまでやらなければならない親の義務だと少なくとも周囲の人には正確に伝わって欲しいのです。
なぜか初回から怒り…もっとポジティブなこと見つけていけるよう頑張ります。
私と妻で食べた妻の出産前最後の外食はスパイスカレーでした。
また妻とゆっくりスパイスカレーを食べに行けるその日を信じて。
さあ育児休業の幕開けです。