ただの小市民A

ただの地方公務員です。何となく大学を卒業してから時代と社会の波に流されまくって今に至り…

ただの小市民A

ただの地方公務員です。何となく大学を卒業してから時代と社会の波に流されまくって今に至ります。いつか純喫茶を開業するのが夢です。その時は店の名を〈じゃこう〉にすると決めています。〈じゃこう〉は宮本輝さんの短編『星々の悲しみ』に登場する喫茶店の名。

最近の記事

ただの日記〜映画って本当に良いもんですね〜

今朝は午前4時半に娘が夜泣きというか、朝泣きしてオムツなどを交換して妻にバトンタッチ。授乳が終わってから暫く抱っこしてたらまた寝た。まだ5時半過ぎでみんな寝ていたので散歩に出かける。 天気は晴れ。玄関のドアを開けた瞬間にむくどりの鳴き声が凄い。 珍しく満島ひかりの「ヴォイスミツシマ」を聴きながら歩く。ゲストに俳優の小林聡美が出演していた。 昨日ゲオで映画「リンダリンダリンダ」を借りてきたのだが、収録されていたDVD情報の中で小林聡美主演の「かもめ食堂」の予告が流れた。 これ

    • ただの日記〜スズメバチとスカ色とすぐ寝落ちする私〜

      朝5時半に息子がカーテンを開けるなり「ねぇ、起きて。父ちゃんと散歩行く」という悪魔の…いや、天使の囁きで爽やかな朝を迎える。 天気は曇り。 散歩と言っても息子は三輪車に乗っているだけで、それを押しながら実際に歩いて散歩するのは私。しかし、外へ出たら結構涼しくてちょっとだけ本当に爽やかな気持ちになった。 いつも通り団地を抜けて最寄り駅近くの公園で遊ばせる。9月も半ばだというのに公園でなんて早朝か夕方くらいしか暑過ぎてあそばせられない。 公園にはどんぐりの木があってもう実が

      • 伏線回収だよ、人生は

        ドラマや映画、小説のストーリー性っていかにして伏線を回収していくかってところが味噌というか、「あれって伏線だったのか!気づかなかったぁ」なんていうのがラストに近づくに連れて重要になってくる場合が多かったりする。 これリアルな人生においても「あん時のあれって伏線回収だったなぁ」っていう瞬間が意外とあったりするものだ。しがない小市民である私の、何の変哲もない人生においても伏線回収が度々訪れる瞬間があったりする。 都内の大学を卒業後、実家の東京から長野へ就職というかたちで移住した

        • 青木ヶ原樹海で告白してもいないのにフラれた14才夏

          中2の夏、山梨県の河口湖へ林間学校に行った時の話。 多分、1泊ないし2泊くらいしたんかな…もう昔過ぎて覚えてないけど。 一応、学校行事だからメインは学習なわけで、都会の中学だったから普段あまり触れることのない富士の裾野に広がる大自然に触れる的なテーマが学校サイドにはあったんだと思う。 そうは言っても中学に入って初めて、友達との合宿はプレ修学旅行みたいでテンションが上がった。 それに思春期真っ只中で恋心を寄せていたあの娘もいたわけで。とにかくどうしたら良いかはわからないけど

        ただの日記〜映画って本当に良いもんですね〜

          気づいたら東京から長野に移住していた話【8時丁度のあずさ2号途中下車編】

          長野県の真ん中あたりに位置する諏訪市って知ってますか?そもそも読めますか? 「諏訪市」は「すわ市」と読みますが、仮に「すわ」と読めても漢字で書けますか? 漢字がわかっていても「諏訪」だっけ?それとも「訪諏」だっけ?どっちの漢字が先だっけ?ってなりませんか? 私は生まれも育ちも東京である。都内の大学を卒業した後、長野県で公務員として働くことになった。今まで長野県には中学時代の部活の合宿と大学時代の友達とのスキー旅行くらいでしか来たことがなく、ほぼ縁もゆかりもない土地だった。

          気づいたら東京から長野に移住していた話【8時丁度のあずさ2号途中下車編】

          育休パパ座談会に参加したらほぼフリースタイルダンジョンだった

          今年も果たして秋が来るんだろうかっていうくらい暑い日が長く続いた夏だった。暦の上ではとっくに秋だけど、まだまだ酷暑の日々。9月に入ってもクーラーは常に稼働状態の我が家。 熾烈な息子の夏休みも終了して幼稚園の2学期が始動。生後2ヶ月の娘も母乳爆飲で体の節々にいわゆる''ミニ尻"が出現しており、どんどんとそのムチムチ感を増してきている。 私は基本人見知りで新たな出会いを億劫に感じるタイプの人間であるにもかかわらず、9月に入って柄にもなく勇気を出してしまい「育休パパ座談会」なる

          育休パパ座談会に参加したらほぼフリースタイルダンジョンだった

          中学3年でオール5という成績をとったもんだから正直天狗になってたあの頃

          「井の中の蛙大海を知らず」って言葉があるけど、中学時代の俺はまさにそんな小さい井の中にいる蛙だった。 昔から運動神経はいい方だったし、勉強もそこそこできた。初めてやることでも覚えるのが早い方で大人が求めていることを汲み取る力に長けていたというか、今何をしたら大人が喜ぶかっていうのを直感的に把握してそれを体現できる中学生だった。 それって長所といえば長所かもしれないけど、大人になった今、あの頃の自分を振り返ると嫌なガキだったのではないか、と思ったりもする。友達からの人望もあ

          中学3年でオール5という成績をとったもんだから正直天狗になってたあの頃

          荒れた中学で人生終了の予定が実際に入学したら完全に膿が出きっていた

          俺は地元の区立小学校に通っていた。 この小学校当時としては結構画期的な造りで、教室にドアがないオープンスクールだった。隣のクラスともパーテーション1枚で仕切られているだけ。バブルの頃に建て替えられたようで校舎も他の区立小学校と比べ、新しくて綺麗だった。 もうひとつ特色があって、中学校と渡り廊下で校舎が繋がっているのである。俺が通っていた小学校と隣町にある小学校のいずれかを卒業した児童は中学受験しない限り自動的に渡り廊下一本で繋がったこの中学校に入学することとなる。こう話すと

          荒れた中学で人生終了の予定が実際に入学したら完全に膿が出きっていた

          気づいたら東京から長野に移住していた話【プロローグ】

          いつも育休中の生活について書くことが多かったけど、たまには趣向を変えてみる。窓全開にした空気の入れ替え的なもの。 俺は東京生まれ。 ヒップホップ育ちでもないし、グルコサミンも飲んでないけど一応世田谷育ち。 悪そうな奴とはだいたい一定の距離を置いてきた。 だから裏の道を歩いてきたという事実は一切ない。でもくだらないイタズラはたくさんしてきたかも… 東京23区内でもリッチピープルが多いことで知られる世田谷区。そんなお上品なイメージのある街で俺はずっと暮らしてきた。 父は建築関

          気づいたら東京から長野に移住していた話【プロローグ】

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その9〜

          どうも、お世話になっております。 育休中の小市民です。 テレビをつけたら、こってこてのラッパーと思わしき外国の方がビーチにあるステージでラップを披露していて観客なのかサクラなのかよくわかりませんがテンション爆上げだったんですけど、あれってオリンピックの閉会式だったんですか? オリンピックって終わったんですか? 槍投げの北口選手って金メダルだったんですか? 和田あき子って炎上してるんですか? 我が家では毎日テレビを見ています。 テレビをつけない日はないです。 しかしオリンピ

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その9〜

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その8〜

          お世話になっております。 小市民です。 今日は、孤独を愛していたはずの人間が人との繋がりの大切さに気づき、塞ぎ込んでいた心の窓を徐々に開いていくという素敵なお話をしましょう。 育休も約1ヶ月が経過しようとしていまして…早いもので娘も生まれてから無事1ヶ月が経過しやした。 娘よ、元気に生まれてきてくれてありがとうな。 そして妻よ、命懸けで産んでくれてありがとうな。 ほんとにあなたたちは尊いよ。 そしてもう一人の尊い存在である幼稚園児の息子ですが、彼は既に夏休みに突入してお

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その8〜

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その7〜

          お世話になっております。 小市民です。 育休中なんですけど、ありがたいことに職場の定期健康診断が刻一刻と近づいております。 まだ正式な日程は決まっておりませんが、8月後半から9月前半の間に実施される模様です。 現在、私は大好きだった晩酌を休止しています。 しばらくお酒を飲んでいないので普通に痩せると思ってましたが、むしろ太ってしまいました。 認識が甘かったです。 しかも育休に突入してから体重増加に拍車が… 自身の30代半ばという年齢を冷静に考えてみれば当然の結果です。

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その7〜

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その6〜

          お世話になっております。 小市民です。 親一人でちょろちょろと本能の赴くままに動き回っちゃう年頃の小さい子ども(怪獣)を連れてパン屋で買い物するという行為がバチくそハードル高い的な記事を過去に投稿しました。 当該記事は下記参照で願います。 この記事のとおり、以前私は幼稚園年少の息子(怪獣)を連れて2人で近所のパン屋に行きました。 息子は陳列されたパンを勝手に素手で触ろうとしたり、店内のインテリアを玩具のように扱い出したりと、とにかく私は大変だったわけです。 パン屋での買

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その6〜

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その5〜

          断言できます。 ずばり育児は睡魔との闘いです。 娘が生まれてから2週間が経とうとしています。 顔つきも段々と人間に近づき、お乳もグビグビ飲んでおり少しずつではあるけれど、ムチムチ感も出始めたように思います。 今思えば上の子はなかなかお乳を飲まず妻も苦労していたため、兄妹でも違うものだなと感じました。 それでも顔の特徴は上の子の生まれた時とやはり似ているような気がしてとても不思議な気持ちです。 同時に子どもを2人育てなければいけないという試練を迎えていますが、上の子の経験

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その5〜

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その4〜

          先日、息子が通う幼稚園の参観日があり、行ってきました。 夏祭り的な催し事で、保護者のみならず、近所の方も参観可能というスタイル。 その日は平日で、どちらかというとママさんの割合多め。 私のようにパパさんが参観している家庭は少数派でした。 他にはお爺ちゃんお婆ちゃん、近所のご高齢の夫婦も多く参観に来られており、結構な盛上りを見せていました。 内容としては、みんなで円になって盆踊りをしたり、先生や年長さんが開いている屋台的な遊び場に年中さん、年少さんが参加するといった感じで、み

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その4〜

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その3〜

          独身時代や子どもがいなかった時は全く気にしたことがありませんでしたが、小さいお子さんと2人だけでパン屋に行って、食べたいパンをじっくり選ぶのってめちゃくちゃハードル高くないですか? てかほぼ無理ゲーに近くないですか? 抱っこ状態やある程度分別がつく年代のお子さんならまだしも、目を離したらパンを素手で触ってしまうような年代のお子さん(成長の個人差や個々の特性によっても異なるかもしれませんが)を連れて保護者1人でパン屋に入店する人って勇者過ぎませんか? ということで私が勇者に

          これはとある地方公務員の育児奮闘記録である〜その3〜