毛塚了一郎『音盤紀行 1』発売!
青騎士創刊号から連載が始まりました『音盤紀行』。連載開始時から好評の声をたくさんいただいておりました本作の単行本1巻が5月20日に発売となります。
毛塚了一郎さんの初単行本になります。
さまざな時代、さまざまな国を生きる人々のレコードと音楽への想いを描く短篇集です。
連載ですでにお読みの方もうれしい28ページの描きおろし漫画「アシュリーズ・ダイナー」も収録しています。
カバーはこちら。
細かいところにもレコード風の意匠が、
目次もレコードの帯風です。
収録されているお話を紹介。
①現代日本。祖父の遺したレコードをきっかけに始まる自らのルーツを辿る少女たちの旅行記「追想レコード」
②70年代東欧。ポップミュージックの禁じられた国で西側の音楽を密かに探し求める「密盤屋の夜」
③70年代フィリピン。世界ツアー中のビートバンドが現地のギター少女とセッションをする「The Staggs Invasion」
④70年代北海。国の認めた音楽しか流さない国営ラジオに抵抗して公海上から自由に音楽を発信する海賊ラジオの冒険「電信航路に舵をとれ!」
このお話は前後編です。
⑤近未来アメリカ。田舎町のダイナーで古びたジュークボックスと共に働くアンドロイドと人間の関係を描く「アシュリーズ・ダイナー」
これが描き下ろしです。
一部ページでは雑誌時から加筆修正をおこなっています。
毛塚さんは6月20日発売予定の『青騎士8B号』の原稿を鋭意執筆中。単行本を読んで、興味がわいた方はこちらもぜひともお読みください。最新話はレコード怪奇漫画+猫だ!