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漫画感想:『龍皇の影姫』4巻 / 大宙 晃
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『龍皇の影姫』4巻 / 大宙 晃
表紙は機転はきくけど気は遣えない楔さん
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柘榴に深手を負わされた琥珀は、水晶と楔に助けられる。
黒龍の操り手は琥珀の幼なじみの璃玻だと琥珀から告げられた水晶は、5年前、御影の里を沈めた大雨を呼んだのは自分だと告げ、琥珀を置いていこうとする。
「あんたの不幸の原因ということは変わらないだろ?」
「悲しみなんて抱えて生きなくていい あの人といたらどうしたって思い出すよ」
楔のこの言葉に琥珀はこう返した。
「私 水晶様を愛してしまったの」
2人の龍皇──水晶と璃玻の戦いを止めたいと願う琥珀。
だがそんな彼女を柘榴に斬られた傷の痛みが襲う──!
*
「あの人といたらどうしたって思い出すよ」
楔の言葉は本当にその通りで。
だけど琥珀はそれを承知で水晶を愛する道を選んだ。
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その後再会した煙の手引きで琥珀は璃玻とも再会。
しかし琥珀が柘榴に斬られたことを知らないとはいえ、柘榴に怯える琥珀を目の当たりにしながらも璃玻は柘榴の元に行ってしまう──。
璃玻、琥珀に選ばれなかったのはそういうところだぞ。
*
戦いを止められないと一度は失意に沈む琥珀だったが、虎目の発破で息を吹き返す。
「俺が認めたお妃殿はよ」
初登場時は琥珀を妃として認めないと息巻いていた虎目からこの言葉が出たのはエモい…!
はたして2人の龍皇を守りたいという琥珀の願いは叶うのか──!?
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