漫画感想:『虹野原で恋はできない』3話、4話 / 緒川あお
『虹野原で恋はできない』3話、4話 / 緒川あお
マーガレット2023年6号&7号
鈴木、やはりキスしたりあわよくばその先も…狙いなクズ男でしたね。
間一髪、三日月に助けてもらった苺の「これはあいつのための涙じゃないよ」は自分が情けなくて流した涙かなあ。
しかし鈴木同クラだから苺気まずいよね、そこはどうするんだろうと思っていたら、三日月と一条がフォローしてくれましたね。
一条の「2度目は無いよ?」と鈴木に言い放ったシーン、珍しく真剣なまなざしでカッコ良かったなあ。
三日月に勉強を教えてもらって「三日月くんて優しいね!」と苺に満面の笑みで言われた三日月。
しかし三日月はため息をついて「オレは…優しくなんかねえよ…」。
三日月……本当に優しくない人はきっとそんなことすら思わないよ……。
鈴木が三日月に対して吐いた捨てゼリフ「学園寮を追い出されたクズ」が気になります。
前作『アンクールデッド』が少女まんがの王道から外れたものだったら、今作『虹野原~』は少女まんがの王道を描いてる印象です。
ワタクシはどっちも好き。
王道も王道でないものも描けるなんて強みじゃないですか。
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